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禁酒の日(1月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日禁酒の日(1月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月16日は「禁酒の日」。今回は「禁酒の日」の意味や由来を解説します。

また、「禁酒の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、業界・業種問わず、禁酒にちなんだ発信をしたいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。

「禁酒の日」の意味・由来とは?

1月16日は「禁酒の日」です。1920年のこの日、アメリカ合衆国で「禁酒法」が実施されたことに由来しています。

禁酒法はキリスト教徒の活動から始まりましたが、密造酒やギャングの密輸が横行し、1933年に廃止されました。

「禁酒の日」は日本独自の記念日で、その日は飲酒を控えることを目的としているといわれています。

「禁酒の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「禁酒の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「禁酒の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「禁酒の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「禁酒の日」を元に発信をする流れ

「禁酒の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「禁酒の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「禁酒の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「禁酒の日」を広報PRに活かした事例

「禁酒の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「禁酒の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例や「禁酒の日」につなげることができそうな広報PRの事例を紹介します。

事例1.授乳中のアルコールに関するアンケート調査を実施

化粧品製造・販売業などを手掛ける株式会社ビズジーンは、授乳とアルコールに関する調査を実施し、プレスリリースで発表しました。2024年8月1日から7日にかけて、授乳経験のある女性100人を対象に行った自社調査のレポートです。

授乳期間中のアルコール摂取願望や、我慢によるストレスといった視点から回答を募り、プレスリリースでコメントと併せて紹介しています。「禁酒の日」にちなんだ事例ではありませんが、キーワードと親和性の高いアンケートテーマであるため、記念日を組み合わせた広報PR施策として参考になるのではないでしょうか。

参考:授乳経験のあるママの約2人に1人が「お酒を飲みたい」と思った事があると回答。約3人に1人が卒乳の原因の一つに飲酒を挙げる現状も。【授乳とアルコールに関する調査結果】

事例2.『ハムレット』や禁酒小説が当たるSNSキャンペーンを開催

株式会社KADOKAWAは、プレゼントキャンペーンについてプレスリリースを配信。『新訳 ハムレット 増補改訂版』『酒場での十夜 私がそこで見たこと』の2作品を、抽選でプレゼントとする企画を公式Xで展開しました。

「禁酒の日」に関する事例ではありませんが、禁酒小説を取り扱っていることから、記念日にも絡めやすくキャンペーンの認知拡大を図る施策として参考になります。キャンペーンの開始日に合わせたプレスリリースを配信することにより、さらに多くの潜在層に情報を届けた有用な広報PR事例といえるでしょう。

参考:日本初・ライムとリズムを全訳した『新訳 ハムレット 増補改訂版』と40万部ベストセラーの禁酒小説『酒場での十夜 私がそこで見たこと』各1冊合計2冊を3名様にプレゼント‼【Xプレゼントキャンペーン‼】

事例3.ゲームで楽しみながら禁酒を目指すアプリの実績を発表

健康アプリの開発を手掛ける株式会社ナカシンは、禁酒アプリ「禁酒マン」のインストールが10万人を突破したことをプレスリリースで発表しました。ゲーム内で「株式会社シラフ」に入社し、モチベーションを高めながら酒量を減らしていくアプリです。

こちらも「禁酒の日」の事例ではありませんが、「禁酒」というゴールがある人に向けて、自社アプリならではの独自性・新規性を伝えたプレスリリースの内容がGOOD。10万人インストールの実績を明記することで、利用を検討している人の行動を促すきっかけにもなった好事例です。

参考:ゲーム感覚な禁酒アプリ『禁酒マン』がインストール10万人突破!AppStore、Playストアにて好評配信中

「禁酒の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「禁酒の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

普段はお酒を提供する企業や店舗も、「禁酒の日」は生活者の健康を考えた取り組みを行うのもよいかもしれません。ノンアルコール飲料をもっと周知したいと考える場合においても、1月16日の「禁酒の日」はうまく活用できそうです。

記念日を使った広報PR活動で、多くの人に自社サービス・製品を知ってもらいましょう。

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