
緑茶の日
2月25日は「親に感謝の気持ちを伝える日」。今回は「親に感謝の気持ちを伝える日」の意味や由来を解説します。
また、「親に感謝の気持ちを伝える日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にファミリー層向けの商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2月25日は「親に感謝の気持ちを伝える日」です。プレゼント用の造花やベビーリングペンダントなど、メモリアルギフトを製造・販売する株式会社ボンズコネクトによって制定されました。
日付は、「2」が親・子の双方を表すことと、笑顔を表現する「ニコニコ」にちなんだ「25」が由来。記念日をきっかけに、普段直接気持ちを伝えづらい両親に対して、プレゼントを贈ったり感謝を伝えたりといった行動を促しています。
「親に感謝の気持ちを伝える日」に特化したイベント・キャンペーンは多くありませんが、家族をテーマにした商材であれば、広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
「親に感謝の気持ちを伝える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「親に感謝の気持ちを伝える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「親に感謝の気持ちを伝える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「親に感謝の気持ちを伝える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「親に感謝の気持ちを伝える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「親に感謝の気持ちを伝える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「親に感謝の気持ちを伝える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「親に感謝の気持ちを伝える日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「親に感謝の気持ちを伝える日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
ぬいぐるみの自社製造・販売を手掛ける株式会社ドリーム・ワークショップは、直営楽天市場店で販売する新商品「2025年新成人お祝いセット」のプレスリリースを発表しました。成人した子から親へ逆プレゼントとして渡す、出生時体重と同じ重さに調整した「体重ベア」です。
「成人の日」に関連深いプレスリリースですが、子から親へ感謝を伝えるというテーマの広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。発売の直前にプレスリリースを配信することで認知を拡大し、販売促進効果の向上にも寄与した事例といえます。
参考:2025年度新成人スタートアップ!先輩方が成人式でママに贈った感謝ギフト「体重ベア/ウエイトベア」2024年1月8日成人の日に発売開始
株式会社ファーストステージは、2025年の成人式シーズンに関するプレスリリースを配信。1月11日から13日にかけて、成人式の参加者1,655人を対象にアンケート調査を実施し、プレスリリースで結果を発表しました。
「成人式でもっとも期待していること」や「式典後の過ごし方」「家族や親への感謝の気持ち」など、調査項目をピックアップしたうえで詳細をまとめた構成が特徴的です。記念日に関する事例ではありませんが、自社での取り組みを積極的に発信することで認知拡大効果につなげています。
参考:「再会」「感謝」「記念」二十歳が語る成人式の意味。成人式〜二十歳の集い〜アンケート結果発表
株式会社ファミリーマートは、「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2024」と題したイベント企画のプレスリリースを配信しました。全国の小学生を対象に、感謝の気持ちや支店、表現などを評価し優秀作品を決めるコンテストです。
「親に感謝の気持ちを伝える日」にちなんだ事例ではありませんが、記念日のキーワードと親和性が高く、募集情報を広く知ってもらう広報PR施策としても参考になります。メディア関係者はもちろん、小学生の保護者にもアプローチが期待できる好事例といえるでしょう。
参考:感謝の気持ちを手紙につづる「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2024」 16年目を迎え"ありがとう"を広げる「SDGs賞」を新設
2月25日の「親に感謝の気持ちを伝える日」は、家族内でのイベントや、親への贈り物を想起させるきっかけになる日です。ギフト商品を企画・販売する企業の方や、家族向けのサービスを展開する企業の方にとっては特に、「親に感謝の気持ちを伝える日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「親に感謝の気持ちを伝える日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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