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銘店伝説誕生の日(2月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日銘店伝説誕生の日(2月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月24日は「銘店伝説誕生の日」。今回は「銘店伝説誕生の日」の意味や由来を解説します。

また、「銘店伝説誕生の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、麺類をメインに取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「銘店伝説誕生の日」の意味・由来とは?

2月24日は「銘店伝説誕生の日」です。生ラーメンやスープの開発・製造・販売を行う、株式会社アイランド食品によって制定されました。

銘店伝説とは、人気ラーメン店の味を再現し、手軽に味わえるようチルドラーメンとして販売している商品シリーズ。同社がはじめてシリーズを発売した2008年2月24日にちなんで、毎年2月24日が記念日となりました。

シリーズを多くの人々に知ってもらい、美味しさや魅力を認知拡大することが記念日制定のおもな目的です。特定シリーズのため「銘店伝説誕生の日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、銘店を紹介したり、ラーメン店のプレスリリースを発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「銘店伝説誕生の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「銘店伝説誕生の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「銘店伝説誕生の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「銘店伝説誕生の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「銘店伝説誕生の日」を元に発信をする流れ

「銘店伝説誕生の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「銘店伝説誕生の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「銘店伝説誕生の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「銘店伝説誕生の日」を広報PRに活かした事例

「銘店伝説誕生の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「銘店伝説誕生の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「銘店伝説誕生の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.老舗・銘店が一堂に会す期間限定の販売イベント

株式会社髙島屋は、2024年1月17日から開催する「グルメのための味百選」についてプレスリリースを配信しました。全国から厳選した銘店が一堂に会し、期間限定商品として展開する取り組みです。

プレスリリースでは、開催期間と会場の場所がわかるようピックアップし、販売商品の詳細を紹介した構成がGOODポイント。内容がイメージしやすい写真を掲載することで、メディア関係者にも伝わりやすく、近隣住民を中心とする多くの生活者の興味・関心を高める効果が期待できます。記念日に関するプレスリリースではありませんが、読み手に届きやすいように情報が整理された参考事例です。

参考:【玉川高島屋】後世に語り継ぎたい老舗、銘店の美味が全国から。第36回「グルメのための味百選」1月17日(水)から開催!

事例2.銘店監修のちゃんこ鍋を期間限定で提供

株式会社すかいらーくホールディングスは、和食レストラン「夢庵」のメニューをプレスリリースで発表しました。今回提供するのは、元大関霧島の銘店「ちゃんこ霧島」が監修したちゃんこ鍋です。

プレスリリースでは、提供する店舗と監修の銘店、提供メニューのイメージがすべてわかるよう情報をまとめたアイキャッチを掲載しているのがGOOD。また、「秘伝の出汁を再現」「おかわり自由」など訴求ポイントを箇条書きにした書き方も魅力的です。「銘店伝説誕生の日」に関する広報PRではありませんが、企画の概要が伝わる構成が参考になるプレスリリースです。

参考:夢庵から、元大関霧島の銘店監修 “本格ちゃんこ鍋”初登場

事例3.人気ラーメンランキングトップ10セットの販売開始

全国のラーメン銘店の店主が集い、美味しい冷凍ラーメンを届ける通販サイト「ラーメンじゃーにー」は、2024年の人気ラーメンランキングTOP10を発表。1位から10位のラーメンをセットにしたお得な『【送料無料】2024年 人気ラーメンランキング トップ10セット(10食入り)』の販売を開始しました。

プレスリリースでは、各ランキング入りしたラーメン店の特徴を簡潔に紹介するとともに、各セットの写真を掲載。さらに、「ラーメンじゃーにー」誕生の背景や想いを丁寧に伝えることで、読み手の関心を引きつける構成になっています。記念日に合わせた事例ではありませんが、簡潔な説明やランキングを活用し、読み手の興味を高めている点が参考になるでしょう。

参考:お取り寄せ冷凍ラーメン通販サイト「ラーメンじゃーにー」2024年人気ラーメンランキングを発表!

「銘店伝説誕生の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月24日の「銘店伝説誕生の日」は、ラーメンをはじめとする全国各地の銘店に注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、銘店の文言を添えた広報PRを検討している方にとっては特に、「銘店伝説誕生の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「銘店伝説誕生の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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