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デパート開業の日(12月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日デパート開業の日(12月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月20日は「デパート開業の日」。今回は「デパート開業の日」の意味や由来を解説します。

また、「デパート開業の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にデパート(百貨店)の運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「デパート開業の日」の意味・由来とは?

12月20日は「デパート開業の日」。1904年12月20日に、日本初のデパート(百貨店)が営業を開始した出来事にちなんだ記念日です。

当時東京の日本橋で店舗を構えていた三井呉服店が、欧米スタイルの形式を採用すると同時に「三越呉服店」に改称しました。衣類以外の商品を幅広く取り扱う品揃えにこだわり、経営方針を大幅に変えた出来事は「デパートメントストア宣言」と呼ばれています。

「デパート開業の日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、運営に関わる企業であれば、記念日にちなんだニュースリリースを発信したり、デパートで取り扱っている商品を紹介したりといった広報PRに活用できるでしょう。

「デパート開業の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「デパート開業の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「デパート開業の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「デパート開業の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「デパート開業の日」を元に発信をする流れ

「デパート開業の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「デパート開業の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「デパート開業の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「デパート開業の日」を広報PRに活かした事例

「デパート開業の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「デパート開業の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「デパート開業の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.キャラクターオフィシャルショップの5周年記念企画を展開

キャラクター雑貨の企画や売寧管理などを手掛けるベネリック株式会社は、ドラえもんオフィシャルショップ「ドラえもん未来デパート」と「ドラえもん未来デパート オンライン」に関するプレスリリースを配信。オフィシャルショップの5周年を記念し、プレゼントキャンペーンを開催しました。

「デパート開業の日」に合わせた広報PRではありませんが、人気キャラクターに特化したコンテンツ企画と、周年記念ならではのキャンペーン内容が参考になる事例です。プレスリリースでは、5周年であることがわかるオリジナルデザインのタンブラーやステッカーなど、本イベントで展開する商品をひとつずつ丁寧に紹介した構成もGOODです。

参考:「ドラえもん未来デパート」は12月1日でオープン5周年!これを記念して新作グッズの販売やノベルティプレゼントキャンペーンを実施!

事例2.デパートとスーパーのライブ中継で食品ロス削減を目指す取り組み

国立大学法人岡山大学は、「のこり福キャンペーン2024」と題したプロジェクトのプレスリリースを配信しました。2024年11月1日から30日にかけて、食品ロス削減の取り組みの続編としてライブ中継・アプリ配信で実施する企画です。

こちらも「デパート開業の日」に関する事例ではありませんが、デパートとスーパーの食品売り場のライブ中継という新規性の高い活動を発信し、認知拡大効果に寄与したのがGOOD。リスト機能を用いて発表ポイントを端的に紹介したり、項目ごとに共通のアイコンを入れて展開したりするなど、読みやすいように構成されている点も参考になります。社会的意義も感じられる訴求ポイントが多く、メディア関係者を中心に注目を浴びたプレスリリースの配信事例です。

参考:【岡山大学】デパート・スーパー食品売場のライブ中継による食品ロス削減の取り組み「のこり福キャンペーン2024」を実施します!

事例3.6組のアイドルによるライブイベント情報をプレスリリースで発表

株式会社東京ニュース通信社は、2024年9月25日に開催するイベント「B.L.T. W LIVE + vol.2」のプレスリリースを配信しました。「B.L.T. WONDERLAND LIVE」の姉妹イベント第2弾として、6組のアイドルが登壇するライブイベントです。

「世界のこころのデパート」をコンセプトに活動するクマリデパートをはじめ、出演するグループの情報をプレスリリースで紹介。「デパート開業の日」に合わせた事例ではないものの、インパクトのあるキーワードでメディア関係者やファン層へアプローチしています。開催日の数日前にプレスリリースを配信し、検討者や潜在層へのリマインド効果を高めたタイミングもGOODです。

参考:「B.L.T. W LIVE + vol.2」が9/25開催。クマリデパート/MyDearDarlin’/BELLRING少女ハート/SOMOSOMO/カイジューバイミー/月刊PAMが登場!

「デパート開業の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月20日の「デパート開業の日」は、デパート・百貨店に注目が集まりやすい日です。デパートを運営する企業の方や、デパートでの出店・イベント企画などを行う方にとっては特に、「デパート開業の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「デパート開業の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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