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土用の丑の日(7月19日、7月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日土用の丑の日(7月19日、7月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2025年の7月19日と7月31日は「土用丑の日」。今回は「土用の丑の日」の意味や由来を解説します。

また、「土用の丑の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、ウナギを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「土用の丑の日」の意味・由来とは?

7月19日と7月31日は「土用丑の日」です。土用は「土旺用事(どおうようじ)」の略で、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前18日間。2025年の土用の丑の日は1月20日、2月1日、4月26日、7月19日、7月31日、10月23日、11月4日の7回です。このうち、夏の土用の丑の日には、ウナギを食べる風習が古くから続いています。

「土用の丑の日」にウナギを食べる考え方は江戸時代に平賀源内が発案したという説が有力です。現代でも「土用の丑の日」には、ウナギのかば焼きやうな重を販売する企業が数多く見られます。

また、「土用の丑の日」は立冬や立夏といった時期で左右するため、年によって前後する場合も。広報PR活動に取り入れる場合は、各年のカレンダーを確認しながら企画するとよいでしょう。

「土用の丑の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「土用の丑の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「土用の丑の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「土用の丑の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「土用の丑の日」を元に発信をする流れ

「土用の丑の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「土用の丑の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「土用の丑の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「土用の丑の日」を広報PRに活かした事例

「土用の丑の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「土用の丑の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「土用の丑の日」に向けてキャンペーン情報を公開

美容室やスイーツ店を運営する株式会社ANCHORは、揚げサンド専門店「Age.3(アゲサン)」で販売する商品「はみ出る鰻玉」についてプレスリリースを配信しました。2025年7月31日の「土用の丑の日」に向けて開催するキャンペーン情報を公開しています。

インパクトのある商品の紹介に加え、テレビ番組で取り上げられた実績にも触れて注目度を伝えているのがGOOD。キャンペーンのイメージ画像を掲載し、視覚的に魅力を発信したプレスリリースの内容が参考になる好事例です。

参考:“うなぎの常識を、はみ出そう。”─うなぎが主役のサンドイッチ!!

事例2.国産うなぎの数量限定メニューを「土用の丑の日」に発売

株式会社大戸屋は、2025年7月19日の「土用の丑の日」に合わせて、1万食限定で「国産鰻のうな重」を販売することを発表しました。鹿児島県産のうなぎを1尾使用した、記念日シーズンの特別メニューです。

「10,000食限定」「本格うな重」など、読み手を惹きつけるキーワードを並べたプレスリリースタイトルがGOOD。通常価格に加えてアプリクーポン使用価格も明記することで、お得感を伝えて生活者にうまくアプローチしています。

参考:10,000食限定!こだわりの鹿児島県産「国産鰻のうな重」7月19日(土)より販売。土用の丑の日は大戸屋の“本格うな重”で贅沢に。

事例3.「土用の丑の日」キャンペーンを第一弾・第二弾に分けて開催

ミールキット宅配サービスを提供するヨシケイ開発株式会社は、「第二弾土用の丑の日キャンペーン」と題した企画を展開しプレスリリースで発表。7月31日の「土用の丑の日」にちなんで、公式Instagramでプレゼントキャンペーンを開催しました。

2025年は「土用の丑の日」が2回あるため、第一弾・第二弾に分けて開催しており、プレスリリースも各企画に応じて配信したのがGOOD。プレゼントの概要や当選人数など、ひと目でわかるよう画像にまとめたビジュアルコンテンツも参考になる有用な広報PR事例です。

参考:高知県四万十のうなぎが当たる!ヨシケイ公式Instagramで「第二弾土用の丑の日キャンペーン」を開催

「土用の丑の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2025年の「土用の丑の日」は7月19日と7月31日です。食材ではウナギが定番ですが、健康的なメニューや、夏バテを防ぐような食材を紹介するのも一案です。

また、調査リリースを活用すると、「土用の丑の日」にちなんだアンケートを実施しやすくなります。季節や日付に合わせて、さまざまな視点から広報PRを企画していきましょう。

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