PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
温度計の日(5月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日温度計の日(5月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

5月14日は「温度計の日」。今回は「温度計の日」の意味や由来を解説します。

また、「温度計の日」を切り口に広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている事例をご紹介します。

広報やマーケティングのネタを探している方、特に衣食住に関する商品・サービスを扱っている業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「温度計の日」の意味・由来とは?

5月14日は「温度計の日」です。「°F」で表される「華氏温度」を考案したドイツの物理学者ファーレンハイトの誕生日が1686年5月14日であることに由来しているとされます。

「℃」で表現される「摂氏温度」が、水が沸騰する温度を100度、氷が溶ける温度を0度と定義しているのに対し、華氏温度(°F)は氷と食塩の混合物の温度を0度、人間の体温を96度として定めています。

日本では摂氏温度(℃)のほうがなじみがありますが、アメリカ・イギリスでは華氏温度(°F)での表記が一般的です。

「温度計の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「温度計の日」にちなんで発信することで、メディアが時節に合った内容として取り上げやすくなります。プレスリリースを始め、「温度計の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「温度計の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「温度計の日」を元に発信をする流れ

「温度計の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「温度計の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「温度計の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「温度計の日」を広報PRに活かすための参考事例

「温度計の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

ここからは、「温度計の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、それぞれのポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「温度計の日」を広報PRに活かすうえで参考になります。

事例1.温湿度計に防水・防塵構造を搭載した新商品が販売決定

IoT・スマートホーム事業を手掛けるSWITCHBOT株式会社は、新商品「SwitchBot防水温湿度計」のプレスリリースを配信しました。2020年に発売した「SwitchBot温湿度計」が屋外でも使えるよう、防水・防塵構造を搭載した製品です。

プレスリリースでは、新商品の概要だけでなく、ユーザーアンケートで「防水構造の温湿度計がほしい」などの声が届いたという開発背景を紹介したのがGOODポイント。「温度計の日」の事例ではありませんが、既存商品からの躍進的な追加機能・機構を訴求することで、潜在層への認知拡大効果にもつなげています。

参考:【SwitchBot】IP65防水防塵構造!屋外や水場で使える「SwitchBot防水温湿度計」待望の新発売

事例2.非接触式温度測定計の寄附をプレスリリースで発表

一般社団法人・自治体DX推進協議会は、令和6年能登半島地震の被災地支援に関するプレスリリースを配信しました。早期復興と健康管理支援を目的に、株式会社日本遮蔽技研の非接触式温度測定計を寄附する取り組みです。

「温度計の日」の事例ではありませんが、自社の活動をプレスリリースとして発信することで多くの人の目に留まり、ニュース性につなげています。寄附の目的や寄附する製品など、ひと目で理解できるタイトルもGOODです。

参考:能登半島地震復興支援。非接触式温度測定計、寄附先自治体・医療機関 募集のご案内

事例3.自社製品の導入実績をプレスリリースで紹介

新規IT関連事業やエンターテインメント関連事業を手掛けるサン電子株式会社は、自社製品「おくだけセンサーⅡEX1」の導入事例をプレスリリース配信しました。東武タワースカイツリー株式会社が運営する東京スカイツリーの鉄骨表面温度測定に、同製品が採用。

プレスリリースでは、東京スカイツリーに設置するメリットや自社製品の特長などを紹介しています。さらに、写真を用いながらシステム構成図や操作画面を解説した構成がGOODポイントです。記念日に関する発信ではありませんがプレスリリース配信により、導入実績の認知拡大とメディアフックにも効果を発揮した好事例といえます。

参考:東京スカイツリー®の鉄骨表面温度測定に「おくだけセンサーⅡEX1」を採用

「温度計の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「温度計の日」を切り口にすることで、「温度」に特に注意を向けてもらうことができます。

サウナや料理、あるいは健康など、温度が重要な要素となる商品やサービスを展開している企業の方はぜひ、自社の商品・サービスの製造過程や提供過程の中で、「温度」と関係のある要素と結び付けた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ