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遺言の意味を考える日(1月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日遺言の意味を考える日(1月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月13日は「遺言の意味を考える日」。今回は「遺言の意味を考える日」の意味や由来を解説します。

また、「遺言の意味を考える日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に遺言書作成に関わるサービス提供をする企業の方はもちろん、相続・終活に関わる商品・サービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「遺言の意味を考える日」の意味・由来とは?

1月13日は「遺言の意味を考える日」です。相続に関わるさまざまな問題を支援する「NPO法人 えがおで相続を」が制定しました。日付は「遺(1)言の意味(13)」という語呂合わせから。

2019年のこの日、相続法の改正で遺言書の方式緩和が施行されました。この相続法の改正によって、遺言の手続きが一般人にとってさらに身近になったことから、遺言の大切さや意味を考えるきっかけになるようにという目的で記念日が生まれました。

記念日は一般社団法人・日本記念日協会によって、認定・登録されました。

「遺言の意味を考える日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「遺言の意味を考える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「遺言の意味を考える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「遺言の意味を考える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「遺言の意味を考える日」を元に発信をする流れ

「遺言の意味を考える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「遺言の意味を考える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「遺言の意味を考える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「遺言の意味を考える日」を広報PRに活かした事例

「遺言の意味を考える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「遺言の意味を考える日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「遺言の意味を考える日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.遺贈寄付の相談窓口を新設、子どもの貧困への支援を目指す

認定NPO法人Learning for Allは、遺贈寄附推進機構との業務提携を締結し、遺贈寄付の相談窓口を新設。これにより、包括遺贈を含む幅広い相談対応が可能になったことをプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、遺贈寄付の認知度向上や寄付件数の増加という現状に加え、子どもの貧困という社会的背景を提示し、専門家との提携を紹介しています。サービスの専門性や信頼性が伝わる構成がGOODです。

記念日に合わせた事例ではありませんが、社会的背景と絡めながら新サービスの意義を効果的に伝えている点が参考になります。

参考:認定NPO法人Learning for All 、遺贈寄附推進機構との業務提携を締結。遺贈寄付の受け付け対応が可能に

事例2.実体験をもとに開発したエンディングノートの販売開始

大和ライフネクスト株式会社は、シニア向けサービス「プレシャスライフ相談室」を通じ、実体験をもとに開発したエンディングノート『“私からの伝言”キット』の販売を開始しました。

プレスリリースでは、就活に関するアンケート調査の結果を引用し、エンディングノートの必要性を示しながら、商品の開発背景を丁寧に説明しています。さらに、商品の具体的な特徴やセット内容などを明記することで、使い方やメリットが具体的にイメージできる内容になっているのもポイントです。

記念日に絡めたプレスリリースの配信ではありませんが、アンケートデータを活用した広報PRが参考になる事例です。

参考:実体験が生んだエンディングノート『“私からの伝言”キット』販売開始

事例3.遺言書作成への助成金提供の締切を延長

一般社団法人日本承継寄付協会は、遺言書作成に必要な費用の一部を助成する「フリーウィルズキャンペーン2024」の締切を2025年3月31日まで延長することを発表しました。

プレスリリースでは、タイトルで1件あたり10万円の助成金支給を明示しています。これにより、遺言書作成のハードルを下げる取り組みを強調し、幅広い対象者に向けてアプローチしている点がGOODです。さらに、これまでの申し込み件数や助成金原資の詳細に触れることで、信頼性を高めています。

記念日に配信されたプレスリリースではありませんが、施策の社会的意義や締切延長の理由を具体的に伝えた参考事例です。

参考:遺言書作成へ10万円の助成金提供を行う、「フリーウィルズキャンペーン2024」締切の延長を決定

「遺言の意味を考える日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「遺言の意味を考える日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

1月13日の「遺言の意味を考える日」は、遺言書や相続・終活を想起させるきっかけになる日です。遺言書作成に関わるサービス提供をする企業の方はもちろん、相続・終活に関わる商品・サービスを扱う企業の方は「遺言の意味を考える日」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「遺言の意味を考える日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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