
しらすの日
11月2日は「タイツの日」です。今回は、「タイツの日」の意味や由来について解説します。
また、「タイツの日」をきっかけとした広報PRの事例や、タイツ・ストッキングを扱った広報PRの事例もご紹介。タイツの企画・開発・製造を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
11月2日は「タイツの日」です。株式会社エムアンドエムソックスにより、2009年に制定されました。
日付の由来は2つ。ひとつは、タイツは元々1本ずつ編まれ、その後に1本のタイツとして縫製されたときの形が「11」に似ていること。もうひとつは、2つがペアであることです。そのことから、11月2日を「タイツの日」として制定しました。
「タイツの日」には、株式会社エムアンドエムソックスによる記念イベントが実施。過去には、伊藤園やコロプラなど、有名な商品やサービスが企画するキャンペーンにも協力しています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「タイツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「タイツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「タイツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「タイツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「タイツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「タイツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「タイツの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「タイツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「タイツの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
IT関連企業の株式会社ドワンゴは、ライブ配信サービス「ニコニコ生放送」にて、「タイツの日」を記念し、ショートアニメシリーズ『みるタイツ』の全12話を無料一挙放送を実施。詳細をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、一挙放送概要やイントロダクションを紹介。過去に同様の放送をした際のアンケート結果で高評価だったことを記し、アニメへの期待度を高めている点がGOODです。24時間繰り返し放送するという手法もユニークで目に留まります。
「タイツの日」に合わせた広報PRとして、タイツに関連する作品を採用するという手法が参考になる事例です。
参考:11月2日は“タイツの日“アニメ『みるタイツ』全12話を24時間にわたって繰り返す無料一挙放送が決定
株式会社レビューが運営する暮らしに役立つ情報メディア「口コミの森」は、タイツ・ストッキングに関する調査リリースを配信。日本全国の10代以上の男女を対象に「タイツ・ストッキングのどんな内容の口コミを参考にするか」についてアンケート調査を実施しました。
調査リリースでは、調査概要をしたうえで調査サマリーをグラフとともに展開。1位は全体の56%が回答した「耐久性」、2位以降は「肌触り」「履きやすさ」と続き、7位までを記載しています。回答した人のコメントを掲載することでリアルな声を伝えているのがGOODポイントです。「タイツの日」にちなんだ調査リリースではありませんが、記念日と絡めてタイツ関連の調査や情報発信をするのも一案です。
参考:【調査レポート】タイツ・ストッキングのどんな内容の口コミを参考にする?1位は「耐久性」でした!
医薬品や衛生用品の製造・販売を行うピップ株式会社は、「スリムウォーク 美脚あったかタイツ なめらかタッチ」をパッケージリニューアルして数量限定で販売することをプレスリリースで発表。着圧レッグウェアブランド「スリムウォーク」から、前年比125%と売上が拡大したアイテムです。
プレスリリースのタイトルに前年比の売上%を記載することにより、好評な製品であることがひと目でわかります。アイテムのニーズが伝わるように、売上数量や外用着圧市場に関してグラフを用いて解説しているのもGOOD。製品の特長を6点にまとめ、端的に紹介した後に、利用者の声を掲載した構成が読みやすいプレスリリースです。
記念日に合わせた事例ではないものの、タイツ製品の広報PRとして必要な要素がしっかりと盛り込まれており、なおかつわかりやすい構成が参考になる好事例です。
参考:冷えから脚を守るあったかタイツがリニューアルパッケージで今年も登場 前年比125%と売上好調!「スリムウォーク® 美脚あったかタイツ なめらかタッチ」
Twitter上で毎年話題になる「タイツの日」。関心がある一般生活者が多いため、情報が拡散されやすいのが特徴の記念日です。日常的に着用する消耗品なので、より優れた商品の情報を積極的に取りに行く方も多くいます。広報PRのきっかけとして「タイツの日」をうまく活用し、新商品や会社の認知拡大を目指しましょう。
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