
母の日
11月24日は「東京天文台設置記念日」。今回は「東京天文台設置記念日」の意味や由来を解説します。
また、「東京天文台設置記念日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に宇宙関連や天体観測などのサービスを提供する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
11月24日は「東京天文台設置記念日」です。1921年のこの日、現在の国立天文台の前身である東京天文台が、東京府麻布区飯倉(現:港区麻布台)に設置されたことが由来となっています。東京天文台は1988年に国立天文台となり、2004年以降は大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台として、天象観測や中央標準時の決定などさまざまな仕事を担っています。
「東京天文台設置記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「東京天文台設置記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「東京天文台設置記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「東京天文台設置記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「東京天文台設置記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「東京天文台設置記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「東京天文台設置記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
いずれも「東京天文台設置記念日」にちなんだプレスリリースではありませんが、記念日を活用したイベントやキャンペーンなどを検討する際に参考になりそうな事例を紹介します。
書籍やコンテンツ事業などの製作・販売を行う株式会社西東社は、国立天文台監修の児童書『ぐんぐん考える力を育むよみきかせ うちゅうのお話20』の発売をプレスリリースで配信しました。累計発行部数70万部の大人気シリーズ「かがくのお話」の最新刊となる本書は、国立天文台が組織として初めて監修した児童書です。
プレスリリースには、実際のページを画像にして紹介。今回のテーマである「宇宙」への興味・関心が高まる構成がGOODです。を最後「東京天文台設置記念日」に関する事例ではありませんが、書籍の広報PRとして参考になるプレスリリースです。
参考:この夏、親子で「宇宙」の世界へ! 大好評かがくえほんシリーズ第6弾 『ぐんぐん考える力を育むよみきかせ うちゅうのお話20 』が7月4日に発売
学校や企業に最適化したプログラム・ソリューションを提供する株式会社早稲田大学アカデミックソリューションは、「大人のプレミアムゼミ合宿」第2弾の開催をプレスリリースで配信。国立天文台准教授らとともに、二泊三日の旅程で「ペルセウス座流星群」を観測するイベントを発表しました。
プレスリリースでは、ツアーの旅程や当日の服装の注意などを詳細に記載しており、イベントの内容が具体的に想像しやすいようにまとめられているのがGOOD。ツアー日程なども丁寧に記された構成が参考になります。記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、天文関連のイベントは「東京天文台設置記念日」に絡めて発信するのもおすすめです。
参考:「国立天文台・縣秀彦先生と見上げるペルセウス座流星群」早稲田大学アカデミックソリューションの「大人のプレミアムゼミ合宿」第2弾~今回は夏休み特別編で、ご家族での参加も可能です
11月24日の「東京天文台設置記念日」にちなんだイベント・キャンペーンは少ないようですが、宇宙や星空などに関連するサービスや商品を扱う企業は、記念日に合わせたプレスリリースを発信するのも一案です。
記念日をうまく活用することで、生活者の印象に残るイベントやキャンペーンを実施することができるのではないでしょうか。
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