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歯ブラシの日(8月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日歯ブラシの日(8月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月24日は「歯ブラシの日」。今回は「歯ブラシの日」の意味や由来を解説します。

また、「歯ブラシの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に口腔ケア商品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「歯ブラシの日」の意味・由来とは?

8月24日は「歯ブラシの日」です。口腔ケア商品などの開発・販売を手掛ける、株式会社オーラルケアによって制定されました。

日付は、「ハ(8)ブ(2)ラシ(4)」と読む語呂合わせから、8月24日としたのが由来。歯ブラシをはじめとするケア商品を普及させ、口腔ケアへの関心を高めることが記念日制定の目的です。

記念日に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、子ども向けの口腔ケア商品を紹介したり、口腔ケアに関するキャンペーン企画のきっかけにしたりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「歯ブラシの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「歯ブラシの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「歯ブラシの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「歯ブラシの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「歯ブラシの日」を元に発信をする流れ

「歯ブラシの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「歯ブラシの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「歯ブラシの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「歯ブラシの日」を広報PRに活かした事例

「歯ブラシの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「歯ブラシの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「歯ブラシの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.家族の歯の健康に関する実態調査をレポートで公開

モンデリーズ・ジャパン株式会社は、「家族の歯の健康に関する実態調査」の調査レポートをプレスリリースで発表しました。2022年6月23日から27日にかけて、小学生の子どもがいる20〜59歳の男女、または2022年度歯科健診結果票を閲覧・回答できる人を対象に実施したインターネット調査です。

調査リリースでは、結果の一部を抜粋して紹介。子どもに虫歯がある理由のひとつに「コロナ禍」を挙げ、虫歯に影響する要素や、保護者視点での悩みにも言及しています。グラフを用いたサマリのほか、有識者のコメントを掲載したのがGOODな広報PR事例です。

参考:おやつの“一人食べ” “だらだら食べ”がむし歯リスクに!?

事例2.プラスチック使用量を約50%カットした歯ブラシを新発売

口腔細菌検査装置の開発・販売を手掛ける株式会社オルコアは、新商品のプレスリリースを発表しました。従来の成型品よりも、プラスチックの使用量を約50%カットした歯ブラシ「airgrip(エアグリップ)」です。

グリップ部分を中空成形にすることで、太めのグリップながら軽量な設計を実現したのも強み。プレスリリースでは、商品特徴を5つのポイントに分けてピックアップし、環境に配慮した原材料のほか、握りやすさ・磨きやすさ・カラーバリエーションにも触れています。

参考:プラスチック使用量約50%減の歯ブラシ「airgrip(エアグリップ)」が新発売

事例3.音波電動歯ブラシの新色を先行販売

蔦屋書店やT‐SITEなどの施設を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、二子玉川の「蔦屋家電」およびオンラインストアで、株式会社EPEIOS JAPANの音波電動歯ブラシの新色を先行販売することをプレスリリースで発表しました。家電専門雑誌「家電批評」で2年連続ベストバイを受賞し、殿堂入りした音波電動歯ブラシです。

プレスリリースでは、歯ブラシを洗面所に置いたままにすると生活感が出てしまうというユーザーの声を反映し、新色の「ココア」「シャンパン」の2色を展開したことを説明しています。静音性や回転数、歯の状態に合わせて使える4つのモードが搭載されているなど、商品の魅力をしっかりと伝えているのがGOODです。

記念日に合わせた事例ではありませんが、新商品や新カラーのPRにおいて参考になるプレスリリースです。
参考:【二子玉川 蔦屋家電】⾳波電動⻭ブラシ ET003 ジェンダーレスな装いの新⾊「ココア」「シャンパン」を8/1(火)より先行販売

事例4.歯科医師が推奨する歯ブラシの除菌方法などを調査レポートで紹介

株式会社エクセルファーストは、「適切な歯ブラシの除菌方法」に関する調査を実施しました。2020年10月26日と27日の2日間、歯科医師1,113人を対象に行った、インターネット調査のレポートです。

調査サマリでは、歯ブラシを除菌する必要性や、推奨される除菌方法などを紹介。口腔ケアに対する意識・知識が少ない人でも取り組みやすい内容をピックアップし、「除菌でやってはいけないこと」にも触れているのがGOODです。さらに、同社が製造・販売する商品を紹介し、より効果的な認知拡大につなげています。

参考:【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?

「歯ブラシの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月24日の「歯ブラシの日」は、歯ブラシに注目が集まり、口腔ケア商品や歯ブラシの見直しなどを想起させるきっかけになる日です。ケア商品の製造・販売を行う企業の方や医療業界の方にとっては特に、「歯ブラシの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「歯ブラシの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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