PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
タオルの日(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日タオルの日(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月29日は「タオルの日」。今回は「タオルの日」の意味や由来を解説します。

また、「タオルの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に繊維業界や織布業界などをされている企業は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「タオルの日」の意味・由来とは?

4月29日は「タオルの日」です。大阪タオル卸商業組合が制定しました。日付は4と29をタオルで「良(4)く拭く(29)」と読む語呂合わせから。

タオルを使用する機会が増える春先から初夏にかけての需要をさらに向上させ、タオル産業を盛り上げるのが目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「タオルの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「タオルの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「タオルの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「タオルの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「タオルの日」を元に発信をする流れ

「タオルの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「タオルの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「タオルの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「タオルの日」を広報PRに活かした事例

「タオルの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「タオルの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「タオルの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.今治タオル×デジタルアートのコラボタオルの第1弾を開始

今治タオル工業組合が推進するジャパンブランド「今治タオル」は、メタバース空間へ開設した「今治タオル デジタルアートギャラリー」を起点に、デジタルアーティストとのコラボレーションを開始。アートギャラリーおよびコラボレーション企画の概要についてをプレスリリースで配信しました。

これまでのブランドの歩みや取り組みを背景に、今回の企画の目的を明確に伝えています。さらに、第2弾のコラボレーションにも言及することで、今後の期待を高めている点がGOOD。「タオルの日」との直接敵な関連はありませんが、コラボレーションという切り口からタオルブランドとしての価値向上をめざした広報PR施策といえます。

参考:今治タオル×デジタルアートのコラボタオル、第1弾は4/28発売

事例2.最高級ホテルタオルブランドから待望の新色が登場

ONODA株式会社は、上質なインド綿を使用した最高級ホテルタオルブランド「Micro Cotton」より、約3年ぶりに「Luxuryシリーズ」の新色を発売しました。素材や環境への配慮など、商品の詳細についてはプレスリリースで紹介しています。

プレスリリースには、高級感のあるカラーや質感を視覚的に訴求するメイン画像、そして「最高級」という位置づけを裏付ける製品特徴に合わせて選定された複数枚の画像が掲載。画像を効果的に見せる構成がGOODです。記念日にちなんでいないものの、浸食追加というニュース性を活かし、自社製品の魅力と認知拡大を目的とした広報PR施策が参考になる好例です。

参考:最高級ホテルタオルブランド「Micro Cotton(マイクロコットン)」から、Luxuryシリーズ待望の新色”ブルーグレー”が登場!

事例3.「令和7年今治市林野火災」被災支援として「タオルフェア」を実施

イオン株式会社は、「令和7年今治市林野火災」被災支援に売上の一部を寄付する「タオルフェア」を開催することをプレスリリースで発表しました。フェアは、「イオン」「イオンスタイル」など全国約250店舗で実施されます。

プレスリリースの冒頭では、被災された地域の方へのお見舞いのメッセージが述べられており、地域への配慮が感じられます。また、今治市の特産品である「今治タオル」の魅力についても言及し、タオルを通じた地域支援という文脈が伝わる構成がGOOD。「タオルの日」との関連はありませんが、タオルに関連した企業による社会貢献活動を広く認知される好事例です。

参考:4月18日より「タオルフェア」実施「令和7年今治市林野火災」被災支援に売上の一部を寄付

「タオルの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月29日の「タオルの日」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。

「タオルの日」にちなんだ新商品の販売やイベントを開催することはもちろん、タオルに関連したアンケートを調査し、結果を発信するのも一案です。

自社製品にタオルや繊維に関連する商品やサービスがある場合は、「タオルの日」をきっかけに広報PRしてみるとよいでしょう。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ