PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
交通広告の日(5月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日交通広告の日(5月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月2日は「交通広告の日」。今回は「交通広告の日」の意味や由来を解説します。

また、「交通広告の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に広告業界の方や、中吊りなどの広告を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「交通広告の日」の意味・由来とは?

5月2日は「交通広告の日」です。1993(平成5)年、交通広告媒体の提供者として健全な発展を啓発する、関東交通広告協議会によって制定されました。

日付は、「こ(5)うつう(2)」と読める語呂合わせから。広告媒体にはさまざまな形式がありますが、電車やバス、タクシーといった公共交通機関で掲示されているものを総称して「交通広告」と呼ばれています。

交通広告には高額な掲載料がかかりますが、雑誌やインターネット広告に比べて人々の目に留まりやすく、効率的なプロモーションを狙えるのが魅力。

「交通広告の日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、広告の掲載を企業にアプローチしたり、新しく掲示する自社の交通広告を紹介したりといった広報PRに活かせるでしょう。

「交通広告の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「交通広告の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「交通広告の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「交通広告の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「交通広告の日」を元に発信をする流れ

「交通広告の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「交通広告の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「交通広告の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「交通広告の日」を広報PRに活かした事例

「交通広告の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「交通広告の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「交通広告の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.CEOが出演するCMのデジタルサイネージ放映を発表

株式会社H&Kは、「For JAPANプロジェクト」について、プレスリリースを発表しました。同社の代表取締役CEOが出演するCMを、品川駅自由通路のデジタルサイネージで放映スタート。

プレスリリースでは、実際に放映されている様子を写真で掲載し、駅利用者以外でも認知しやすい内容に仕上げているのがGOODポイントです。プロジェクトをきっかけに自社の取り組みも知ってもらい、潜在層へのアプローチに効果を発揮しています。

参考:【交通系広告第2弾】For JAPANプロジェクトのCMが品川駅自由通路のデジタルサイネージにて放映開始

事例2.「交通広告グランプリ2024」の作品募集を開始

JR東日本グループの総合広告代理店である株式会社ジェイアール東日本企画は、「交通広告グランプリ2024」の作品募集を開始。交通広告の特長を生かしたクリエイティブなアイデアを求めていることをプレスリリースで配信しました。

2023年4月1日から2024年3月31日までの1年間の間に、「JR東日本」「つくばエクスプレス」「ゆりかもめ」などの駅や車両のメディア、「街ナカサイネージ」に掲出・放映された広告作品が対象となります。シンプルなプレスリリースではあるものの、日時や対象となる広告、賞についての詳細をわかりやすく記した構成がGOODです。交通広告に関するイベントや企画の際は、「交通広告の日」に絡めて情報発信をするのも一案です。

参考:第36回『交通広告グランプリ2024』 4月2日(火)作品募集開始!

事例3.車両をまるごとジャックできる交通広告の特別企画を実施

近鉄グループの広告を扱う株式会社アド近鉄は、”ADトレイン”をパワーアップさせた車両全体を1企業でジャックできる”まるごとジャック”の販売をプレスリリースで配信。大阪・関西万博開催に向けた交通広告の特別企画です。

プレスリリースには、車内のどの部分に広告を掲載できるのかがわかるイメージ画像を載せているのがGOOD。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、特別企画の概要を表でまとめ、視覚的に情報を整理しやすく工夫したプレスリリースの構成が参考になる事例です。

参考:大阪・関西万博開催にむけた特別企画【近鉄交通広告】けいはんな線・まるごとジャック特別企画を販売中

「交通広告の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月2日の「交通広告の日」は、電車・バス・タクシーなどの機関における広告に注目が集まりやすい日です。広告業界の方はもちろん、交通広告の掲出を検討している企業の方にとっては特に、「交通広告の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「交通広告の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ