
心の介護に向き合う日
10月9日は「トラックの日」。今回は「トラックの日」の意味や由来を解説します。
また、「トラックの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に運送業界の方や物流業界の方、トラックに関する製品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。
10月9日は「トラックの日」です。1992年(平成4年)に公益社団法人全日本トラック協会が10と9で「ト(10)ラック(9)」と読む語呂合わせから制定。
トラック運送業について多くの人に知ってもらうことを目的としており、この日を中心とし、各地で交通安全教室や絵画コンクールなどのさまざまなイベントを開催しています。
運送業にまつわる情報を「トラックの日」に合わせて発信したり、自社の取り組みを知ってもらう機会として活用したり、多様な広報PR活動に活かせるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「トラックの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「トラックの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「トラックの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「トラックの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「トラックの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「トラックの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「トラックの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「トラックの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「トラックの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
一般社団法人・愛知県トラック協会は、2022年10月9日の「トラックの日」に合わせて、交通安全支部総決起大会を開催しました。営業用トラックの活動を社会にアピールするため、パトカーやトラックなどによって展開される恒例イベントです。
開催日の2日前にプレスリリースを配信し、記念日に特化したイベントであることや、3年ぶりの開催となることなどを訴求したのがGOOD。シンプルなプレスリリースですが、多くの人の興味関心を高め、「トラックの日」や営業用トラックの認知拡大効果につなげた広報PR事例といえます。
参考:「10月9日トラックの日」交通安全支部総決起大会の開催について
トラックやバス、重機の買取事業や販売・輸出事業、パーツ販売事業などを展開するNentrys株式会社のプレスリリースです。同社が運営する商用車専用オンラインプラットフォーム「トラック王国」にて、10月9日の「トラックの日」にちなんだキャンペーンを実施しました。
「トラックの日記念感謝買取キャンペーン」と題し、買取成約1台につき5万円分のぎふとけんを贈呈するプレゼント企画です。記念日にちなんだ企画であることや、ギフト券の金額などもわかりやすく明記したタイトルがGOOD。
さらに高価買取のポイントも項目に分けて解説し、実際の写真も交えながら可視化しています。
参考:10月9日「トラックの日」に合わせトラック王国が買取キャンペーンを実施1台5万円分のギフト券を進呈する「トラックの日記念感謝買取キャンペーン」
運送・物流企業向けの経営コンサルティングサービスを提供する船井総研ロジ株式会社は、株式会社ナビタイムジャパン主催の「物流会社の利益率向上セミナー」についてプレスリリースを配信しました。同社が利益率向上をテーマに講演した内容をまとめたイベントレポートです。
第1~3講演の内容を見出しに分け、運送会社の有益な戦略や、トラック用カーナビを利用することによる正確性・効率化などを紹介。「トラックの日」のプレスリリースではありませんが、運送関連の事業を展開する企業として、広報PR施策の参考になるのではないでしょうか。
参考:【経営セミナー講演レポート】物流会社の利益率向上セミナー(株式会社ナビタイムジャパン様主催)にて、船井総研ロジの経営コンサルタントが”利益率”向上をテーマに講演しました
「トラックの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「トラックの日」には、トラックに注目が集まります。トラックやトラック運送に関連するイベントやキャンペーンの実施はもちろん、トラックに関する調査リリースを出すのも一案です。
自社製品やサービスの広報PR活動に「トラックの日」を活かしてみてはいかがでしょうか。
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