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佃煮の日(6月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日佃煮の日(6月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月29日は「佃煮の日」。今回は「佃煮の日」の意味や由来を解説します。

また、「佃煮の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に佃煮をはじめとするごはんのお供を製造・販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「佃煮の日」の意味・由来とは?

6月29日は「佃煮の日」です。1646年のこの日に佃煮の発祥の地・東京佃島に住吉神社が創建されたことや「29(ツク)」の語呂合わせを由来に全国調理食品工業協同組合が2003年に制定

魚介類・昆布・豆など種類も多く栄養価の高い佃煮をより多くの人に周知することを目的としています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「佃煮の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「佃煮の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「佃煮の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「佃煮の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「佃煮の日」を元に発信をする流れ

「佃煮の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「佃煮の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「佃煮の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「佃煮の日」を広報PRに活かした事例

「佃煮の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「佃煮の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、今後「佃煮の日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるでしょう。

事例1.佃煮・煮豆の老舗が観光市場向けの新商品を発売

佃煮・煮豆製造販売業の株式会社江戸一飯田は、新商品「いぶりがっこ昆布」のプレスリリースを配信しました。築地場外市場に本店を構える同社が、観光市場向けの商品として新たに実現した商品です。

「佃煮の日」の事例ではありませんが、110年の歴史を持つ自社ならではの製品特徴やこだわりなどに触れたプレスリリースがGOOD。創業当初の写真を掲載することで視覚的な関心も高めています。

参考:ご飯も、お酒も止まらない!?佃煮と漬物 伝統のマリアージュ 「いぶりがっこ昆布」 観光市場向けに新発売

事例2.人気の佃煮を6種類詰め合わせた商品を通販サイトで販売

東日印刷株式会社(TONICHI)は、ネット通販サイトで「佃屋食品工業」の佃煮詰め合わせを取り扱うことを発表しました。佃屋食品で人気の「細切昆布」のほか、「からぶき」「たらこ昆布」など6種類をセットにした詰め合わせ商品です。

「佃煮の日」の事例ではありませんが、佃煮の起源や魅力を、歴史的背景も交えながら解説したプレスリリース内容が特徴的。実際の佃煮がわかる写真も掲載し、認知拡大・販売促進効果を高めています。

参考:100年以上続く老舗の「佃煮詰め合わせ」を販売 ~東日印刷‐TONICHI‐の通販事業 楽天T-BOX

事例3.佃煮のタイアップ商品をイベントで数量限定販売

一般社団法人・海と日本プロジェクト広報事務局は、上甲商会が製造する「かきの佃煮」とのタイアップ企画を発表しました。同事務局の取り組みの一環として、「あいなん冬の大特産品市 牡蠣まつり」で数量限定商品を販売する取り組みです。

こちらも「佃煮の日」のプレスリリースではありませんが、販売日となるイベント期間の直前に配信することで注目を集めています。シンプルな記事ではあるものの、商品パッケージや商品概要、団体情報など必要な情報を明記した構成がGOODな事例です。

参考:森と海の養分が混じり合う自然豊かな御荘湾で育った牡蠣を使った上甲商会「かきの佃煮」を数量限定で販売!

「佃煮の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「佃煮の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

佃煮やごはんのお供を販売する企業は、6月29日の「佃煮の日」を活用した広報PR活動を行ってみてはいかがでしょうか。「佃煮の日」にちなんだイベント・キャンペーンを実施したり、佃煮に関する調査リリースを発表したり、さまざまな取り組みを実施できそうです。記念日をうまく活かすことで、より多くの人に自社商品・サービスを周知できます。「#佃煮の日」を使ったSNS発信もよいかもしれません。

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