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津波防災の日(11月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日津波防災の日(11月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月5日は「津波防災の日」。今回は「津波防災の日」の意味や由来を解説します。

また、「津波防災の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に防災にまつわるプロジェクトを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「津波防災の日」の意味・由来とは?

11月5日は「津波防災の日」です。2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、内閣府の防災担当によって制定されました。

東日本大震災をきっかけに制定された「津波対策の推進に関する法律」とともに、国民の命を守ることを目的に制定された記念日です。

日付は、1854(嘉永7)年11月5日、和歌山県を中心に「安静南海地震」が発生した出来事にちなんでいます。

毎年11月5日やその前後には、複数の企業・団体が「津波防災の日」にちなんだプロジェクトを実施。防災情報を発信したり、津波に関する知識を広く知ってもらったりといった広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

「津波防災の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「津波防災の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「津波防災の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「津波防災の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「津波防災の日」を元に発信をする流れ

「津波防災の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「津波防災の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「津波防災の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「津波防災の日」を広報PRに活かした事例

「津波防災の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「津波防災の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.全国の保護者に防災意識に関するアンケート調査を実施

子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社は、11月5日の「津波防災の日」に向けて、全国の保護者に対して防災意識に関するアンケート調査を実施。結果をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、各グラフの結果を見出しとして掲載。色が付いた囲みを用いて見出しが目立つよう工夫されているのがGOODです。最後に、提供しているサービスをわかりやすく紹介し、事業の認知度を高めることに貢献しています。記念日に合わせた調査リリースとして、参考になる事例です。

参考:【11月5日は津波防災の日/子育て中の保護者にアンケート調査】津波の際に避難するための”津波避難場所”を知っている人はたった3割。

事例2.大阪府和泉大津市が「大防災訓練」を実施

大阪府泉大津市は、11月5日の「津波防災の日」に先駆けた取り組みとして、11月4日に全市総点検「大防災訓練」を実施するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、訓練の内容を非常に詳しく掲載。各項目の見出しを太字にして強調し、見やすくする工夫がされています。プログラムの画像も掲載し、そのまま活用できるようになっているのもGOODです。記念日に合わせた防災訓練のプレスリリースとして、参考になる事例です。

参考:【大阪 泉大津市】市制施行82年で初めて「大防災訓練」を実施

事例3.防災専門家によるセミナーを開催

メタバース関連事業を行う株式会社Meta Heroesは、11月5日に防災・備災の未来に向けた専門家セミナー・トークセッションを開催するとプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、11月5日が「世界津波の日」と「津波防災の日」であることを説明し、記念日とセミナーの関連性を説明。当日のプログラムを表を用いて掲載することで、見やすい構成になっています。記念日に合わせたセミナーを告知するプレスリリースとして、参考になる事例です。

参考:11月5日【世界津波の日】に、防災専門家を迎え、フォーラムを開催

「津波防災の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月5日の「津波防災の日」は、地震・津波の防災活動に注目が集まりやすい日です。災害にまつわる商材を扱っている方や、防災訓練の実施を検討している方にとっては特に、「津波防災の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「津波防災の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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