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台風襲来の日(9月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日台風襲来の日(9月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月26日は「台風襲来の日」。今回は「台風襲来の日」の意味や由来を解説します。

また、「台風襲来の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に住宅関連業界の方や、防災に関する取り組みを行っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「台風襲来の日」の意味・由来とは?

9月26日は「台風襲来の日」です。制定年月日や制定機関は不明ですが、統計上、台風襲来の回数が多い日であることが由来とされています。

1954年の「洞爺丸台風」では青函連絡船・洞爺丸が転覆、1958年の「狩野川台風」では伊豆・関東地方に来襲し多くの被害が発生、1959年の「伊勢湾台風」が東海地方に上陸し死者・行方不明者が多数発生。これらはすべて、9月26日の出来事として記録されています。

「台風襲来の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「台風襲来の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「台風襲来の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「台風襲来の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「台風襲来の日」を元に発信をする流れ

「台風襲来の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「台風襲来の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「台風襲来の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「台風襲来の日」を広報PRに活かした事例

「台風襲来の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「台風襲来の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。いずれも「台風襲来の日」にちなんだ事例ではありませんが、今後記念日を活用した広報PR活動を実施する際のヒントとなるはずです。

事例1.ポータブル電源のバッテリーを拡張する新モデルを発表

ポータブル電源やソーラーパネルなどを取り扱う株式会社ブルーティパワーは、拡張バッテリーの新モデルについてプレスリリースを配信しました。ポータブル電源などの製品と組み合わせることで、バッテリー容量を増やせる製品です。

「台風襲来の日」に関する事例ではありませんが、このような商品が台風をはじめとする災害の対策に役立つことをプレスリリースで紹介しています。さらに新発売に合わせて割引キャンペーンを展開することで、より多くの興味関心を高めた有用な広報PR施策といえるでしょう。商品、キャンペーン、取り組みがわかりやすくまとめられた構成が参考になります。

参考:災害対策へ新たな一手!コンパクトな新モデル、拡張バッテリー「B300K」デビュー

事例2.4社が連携協定を結び、新サービスの提供を開始

土木・建築・産業関連機械のレンタルや自社商品の開発・製造などを手掛ける株式会社レンタルのニッケンは、株式会社ウェザーニューズ・HubSpotJapan株式会社・三井住友海上火災保険株式会社の3社と連携協定を締結することを発表。2024年9月に「サブスクリプションBCP支援サービス」の提供を開始しました。

プレスリリースでは、今回の連携協定とサービス提供に至った背景を紹介したうえで、サービス概要から今後の展開までを詳細にまとめたのがGOOD。「台風襲来の日」のプレスリリースではありませんが、台風や集中豪雨などに備えるサービスとして独自性・新規性を伝えています。

参考:~停電リスクを事前予測し、災害発生前に発電設備を事前設置~

事例3.台風被害に悩む農家がクラウドファンディングに挑戦

一般財団法人・こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)は、クラウドファンディングに関するプレスリリースを配信しました。台風によるビニールハウス劣化で厳しい運営が続く農家への支援を目的とした広報PR活動です。

こちらも「台風襲来の日」に絡めた事例ではありませんが、クラウドファンディングに挑戦する理由や農園の強み・魅力など、トピックに合わせた写真とともに当事者の言葉をプレスリリースに掲載。このように、ストーリー性を持たせたプレスリリースは、多くの人の関心を集めるきっかけになります。

参考:台風被害に負けない!有機農法への想いを形に〜クラウドファンディングへの挑戦

「台風襲来の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「台風襲来の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

台風は日本に住む多くの人が興味・関心を寄せるテーマでもあります。防災に関する取り組みを行う企業や、災害対策に特化した商品・サービスを提供する企業は、9月26日の「台風襲来の日」に合わせたプレスリリースを配信するのも一案です。また、「台風」などの災害をテーマにした調査を実施するのもよいかもしれません。記念日を活用し、より多くの人に自社の活動を周知しましょう。

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