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ウクレレの日(8月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ウクレレの日(8月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月23日は「ウクレレの日」。今回は「ウクレレの日」の意味や由来を解説します。

また、「ウクレレの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方や、ハワイ文化・観光に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ウクレレの日」の意味・由来とは?

8月23日は「ウクレレの日」です。1979年に、アメリカのハワイ州政府によって公式の記念日として制定されました。

日付は、1879年8月23日、ウクレレの原型となる「ブラギーニャ」を持ち込んだポルトガル人が、ハワイで移民登録を行った出来事が由来です。木で作られた小さな弦楽器の音色を現地民が気に入り、ハワイ文化のひとつとして根付いたといわれています。

ウクレレは、ハワイ語で「ノミが跳ねる」という意味。軽快で楽し気な音を出すブラギーニャを、ハワイの人々がいつしかウクレレと呼ぶようになりました。

ハワイ州では、毎年「ウクレレの日」の前後にさまざまなキャンペーンを実施しています。気軽に始められる楽器として日本でも人気があるため、音楽業界の広報活動にも活かせるでしょう。

「ウクレレの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ウクレレの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ウクレレの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ウクレレの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ウクレレの日」を元に発信をする流れ

「ウクレレの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ウクレレの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ウクレレの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ウクレレの日」を広報PRに活かした事例

「ウクレレの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ウクレレの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、ウクレレに関するプレスリリースは、今後「ウクレレの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「ウクレレの日」にウクレレの無料体験会を開催

EYS音楽教室などの運営を行う2nd Community株式会社は、8月23日の「ウクレレの日」に合わせて無料体験会を開催することをプレスリリースで発表。さらにはEYS音楽教室への入会費無料キャンペーンや、国産ギター製作者・メーカー団体GEN主催の「GEN Guitar Award」で受賞したオールマカボニー材のウクレレのプレゼントキャンペーンも行います。

プレスリリースでは、「ウクレレの日」に実施する無料体験会、キャンペーンを通してウクレレの魅力を紹介していきたいという想いを記載。また、無料体験レッスン、入会費無料&ウクレレプレゼントキャンペーンの詳細を画像とともに紹介しています。経験者だけでなく、ウクレレに触れたことがない初心者でも参加可能であることを記載し、読み手の興味関心につなげています。記念日を活用した好事例です。

参考:【8月23日は『ウクレレの日』】「EYS音楽教室」がウクレレの日を祝し無料体験会を開催!さらに入会費&Guitar Award受賞メーカー製楽器を無料プレゼント

事例2.ウクレレや楽譜スタンドが当たる『ウクレレ祭』を開催

インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージックは、抽選でウクレレが当たる『ウクレレ祭2023』を7月3日から全国の対象楽器店、書店にて順次スタート。毎夏恒例のプレゼントフェアの詳細をプレスリリースで配信しました。

このフェアでは、対象商品を購入した人に『ウクレレ・マガジン』特製クリアミニポーチを進呈するほか、抽選でウクレレや楽譜スタンドなどが用意されているとのこと。プレスリリースは、フェアについての情報をシンプルにまとめ、企業の紹介を記載しています。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、「ウクレレ」に関するフェアなどを実施する際の広報PRの参考になるのではないでしょうか。

参考:世代を越えてみんなで仲良く! 抽選でウクレレが当たる『ウクレレ祭2023』が全国の対象の楽器店、書店にてスタート!

事例3.ウクレレシリーズに新モデルが登場

世界をリードする楽器メーカーのフェンダーミュージカルインストゥルメンツコーポレーションは、ウクレレシリーズ「FULLERTON UKULELE」の7月28日の発売日にプレスリリースを配信。新モデル(全4モデル/8機種)を販売開始しました。

プレスリリースでは、2020年に発表された「Fullerton Ukulele Series」のシリーズの魅力や特徴に触れたあと、新製品ラインナップを紹介しています。

このプレスリリースは、7月13日に配信した新製品ラインナップを発表に続いての配信です。記念日にちなんだ事例ではありませんが、段階的な発信が参考になります。

参考:FENDER®︎のアイコニックなルックスを取り入れたウクレレシリーズ『FULLERTON UKULELE』新カラーとウクレレベースが登場!2023年7月28日(金)より販売開始

「ウクレレの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月23日の「ウクレレの日」には、音楽・楽器といった観点からさまざまな広報PR活動ができます。弦楽器のなかでも知名度が高く、またギターやベースよりも小柄なため、老若男女を問わないターゲットを設定できるでしょう。

また、8月23日が夏休みシーズンであることを活かして、子どもの興味を引くようなイベント・キャンペーンを実施するのも一案です。TwitterやInstagramを活用すると、若者世代を中心により効率的な認知拡大が期待できます。

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