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うな次郎の日(7月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日うな次郎の日(7月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月26日は「うな次郎の日」。今回は「うな次郎の日」の意味や由来を解説します。

また、「うな次郎の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、加工食品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「うな次郎の日」の意味・由来とは?

7月26日は「うな次郎の日」です。魚のすり身でうなぎのかば焼きを再現した「うな次郎」など、水産練り製品の製造販売を手掛ける、一正蒲鉾株式会社によって制定されました。

日付は「う(0)な(7)じ(2)ろう(6)」と読む語呂合わせが由来。「うなる美味しさ」のうな次郎を多くの人に食べてもらい、認知拡大につなげるのが記念日制定の目的です。

また、夏の「土用の丑の日」のちかいことから、うな次郎を食べて精をつけてほしいという願いも込められています。

同社は、「うな次郎くん」と名付けたオリジナルキャラクターを活用し、商品に関する広報PRを実施。特定の商品にちなんだ記念日ですが、企業とのコラボ企画を発信したり、うなぎの味を再現した商品を紹介したりといった活動に役立つでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「うな次郎の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「うな次郎の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「うな次郎の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「うな次郎の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「うな次郎の日」を元に発信をする流れ

「うな次郎の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「うな次郎の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「うな次郎の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「うな次郎の日」を広報PRに活かした事例

「うな次郎の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「うな次郎の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「うな次郎の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.毎日26人にプレゼントが当たるSNSキャンペーン

一正蒲鉾株式会社は、「うな次郎夏の福引キャンペーン」と題したイベント企画を実施しました。同社の公式Twitterアカウントをフォローし、対象ツイートをリツイートすると応募できるオープン懸賞です。

7月26日の「うな次郎(26)の日」にちなんで、毎日26人×14日分のプレゼントを配布。キャンペーン期間中は毎日応募できるため、リツイートによって認知拡大を図り、自社製品を多くの人の手に取ってもらうきっかけになった広報PR事例といえます。

参考:毎日その場で26名さま(合計364名さま)に当たる!「うな次郎夏の福引キャンペーン」開始 ふっくら&コクうまに生まれ変わったうな次郎体験と、豪華Wチャンスでふっくら炊ける炊飯器も3名さまに!

事例2.一番人気の穴子を用いたひつまぶし風の新メニュー

鮨と酒 悠久は、ランチメニューのプレスリリースを公開しました。特大の煮穴子を2尾使用し、うなぎに引けを取らない味が楽しめるように仕上げた「煮穴子まぶし」です。

ひつまぶしのように3膳に分けて穴子を味わえるのが特徴で、自社が誇る一番人気の煮穴子のおいしさをうまく活かしています。通常メニューとは異なる、一風変わった新メニューとして取り上げることで、潜在顧客の興味関心を高め、利用促進につなげた広報PR事例です。

参考:特大の煮穴子を2尾使い、ひつまぶし風に仕上げた[煮穴子まぶし]名古屋市北区黒川駅前の鮨と酒悠久の新ランチ。煮汁を毎回捨てずに継ぎ足して煮る秘伝タレで仕上げた濃厚な煮穴子は鰻にも劣らない最高の一品

事例3.自社の開発商品をシンポジウムで紹介

一正蒲鉾株式会社は、2021年7月3日に開催された「うな丼の未来8 ウナギを知り、ウナギを守る」の参加情報を発表しました。自然科学や社会科学など、あらゆる分野のウナギ研究の発展に貢献する、東アジア鰻学会主催の公開シンポジウムです。

ニュースリリースでは、シンポジウムの概要に加え、今回同社が紹介する開発商品「うな次郎」についてピックアップ。オンラインで行われるシンポジウムは誰でも無料で参加できるため、関連業界はもちろん、消費者へのアプローチにも効果が期待できます。

参考:うなぎの蒲焼風かまぼこ「うなる美味しさ うな次郎」の開発秘話を講演!東アジア鰻学会公開シンポジウム「うな丼の未来8」へ参加します。

事例4.コロナ禍でのおうち時間を楽しむ4社合同企画

石井食品株式会社は、「#おいしいおうち時間」と題したSNSキャンペーンを開催しました。同社と一正蒲鉾株式会社、エスフーズ株式会社、カネテツデリカフーズ株式会社の4社がタッグを組み、コロナ禍でも食事が楽しめるよう発案されたプロジェクトです。

各社のTwitterアカウントをフォローし、ハッシュタグをつけて写真・動画を投稿すると、各社商品の詰め合わせが当たるプレゼントキャンペーン。無添加調理のミートボールやうな次郎など、それぞれの代表商品を写真とともに紹介したプレスリリースがGOODです。

参考:コロナ禍の食事を楽しむ「#おいしいおうち時間」SNSキャンペーンを5月19日から石井食品株式会社をはじめとする食品会社4社でスタート

「うな次郎の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月26日の「うな次郎の日」は、うなぎの味を再現した加工食品「うな次郎」に注目が集まりやすい日です。自社商品を紹介するプレスリリースはもちろん、他社との共同企画を検討している方にとっても、「うな次郎の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「うな次郎の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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