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ユニセフ創立記念日(12月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ユニセフ創立記念日(12月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月11日は「ユニセフ創立記念日」。今回は「ユニセフ創立記念日」の意味や由来を解説します。

また、「ユニセフ創立記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にボランティア活動やユニセフの取り組みに関わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ユニセフ創立記念日」の意味・由来とは?

12月11日は「ユニセフ創立記念日」です。1946年12月11日、国際連合機関であるユニセフ(UNICEF)が誕生したことを記念する日

世界中の子どもたちを支援するために創設された機関で、当時の正式名称は「国際連合国際児童緊急基金(United Nations International Children’s Emergency Fund)」。英語の頭文字を取って、ユニセフと呼ばれるようになりました。

1953年には「国際連合児童基金(United Nations Children’s Fund)」の名称に変更されましたが、ユニセフの略称は現在でも使われています。

「ユニセフ創立記念日」に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、国際的なボランティア活動や、ユニセフへの募金といった取り組みを発信するきっかけになるでしょう。

「ユニセフ創立記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ユニセフ創立記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ユニセフ創立記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ユニセフ創立記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ユニセフ創立記念日」を元に発信をする流れ

「ユニセフ創立記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ユニセフ創立記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ユニセフ創立記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ユニセフ創立記念日」を広報PRに活かした事例

「ユニセフ創立記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ユニセフ創立記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ユニセフ創立記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.子どもにまつわる共催プロジェクトの動画コンテンツを公開

公益財団法人・日本ユニセフ協会は、こども家庭庁と共催の「こどものけんりプロジェクト」についてプレスリリースを配信。「子どもの権利」の啓発・普及を目的としたプロジェクトで、特設サイトとYouTubeにてテーマソングを公開しました。

プレスリリースでは合唱の様子がわかる写真を掲載し、合唱団について紹介しています。さらに、合唱者たちのコメントをピックアップしたのもGOODです。「ユニセフ創立記念日」の事例ではありませんが、団体としての取り組みやプロジェクトの認知拡大効果に寄与した有用な広報PR施策といえます。

参考ユニセフ・こども家庭庁「“こえ ”のうた」 NHK東京児童合唱団が歌う合唱バージョン公開【プレスリリース】

事例2.骨髄バンクのポスターや新CMをプレスリリースで紹介

公益財団法人・日本骨髄バンクは、骨髄バンクへの理解と協力を広げる「#つなげプロジェクトオレンジ」において新CMとポスタービジュアルを展開することを発表しました。ポスターやCM動画などをプレスリリースに掲載しています。

こちらは「ユニセフ創立記念日」とは少し異なる切り口ですが、視覚に訴えるビジュアルコンテンツを豊富に掲載することで、メディア関係者はもちろん一般生活者にもアプローチしたのがGOOD。コンテンツに起用したタレントのコメントや、ドナー登録の呼びかけといった構成も参考になる好事例です。

参考:「誰かのヒーローは、あなたかもしれない」

事例3.小学校低学年の保護者に向けて電子書籍を無料公開

株式会社パステルコミュニケーションは、発達障害グレーゾーンの子のためのWebメディア「パステル総研」で配信する電子書籍のプレスリリースを公開しました。小学校低学年の発達障害グレーゾーン・HSCの子どもの保護者向けに、電子書籍を無料で提供する取り組みです。

プレスリリースでは書籍の概要をふまえたうえで、ユニセフが発表した「レポートカード16」を示して無料配信に至った背景を訴求。「ユニセフ創立記念日」に関する事例ではありませんが、対象者や「無料ダウンロード可」という点を明らかにすることで、多くの人の興味・関心を高めています。

参考:どうせ私なんかが口癖の不安が強い子に『成功体験の記憶』を授けるワーク付き電子書籍無料ダウンロード開始!

「ユニセフ創立記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月11日の「ユニセフ創立記念日」は、ユニセフの活動やボランティアといった取り組みに注目が集まりやすい日です。国際問題やユニセフに関連するプロジェクトを展開している方にとっては特に、「ユニセフ創立記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ユニセフ創立記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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