PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
天覧試合の日(6月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日天覧試合の日(6月25日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月25日は「天覧試合の日」です。今回は、「天覧試合の日」の意味や由来について解説します。

また、野球をモチーフにしたコラボ商品や新たな野球の楽しみ方を提案している事例などもご紹介。商品の企画・開発を行っている企業はぜひ参考にしてみてください。

「天覧試合の日」の意味・由来とは?

6月25日は「天覧試合の日」です。天覧試合とは、天皇が観戦する武道やスポーツ競技などの試合のことを指します。

天覧試合は過去に例が少ないのが特徴です。1959年には武道・相撲に続いてプロ野球で初の天覧試合が行われ、このことから6月25日が「天覧試合の日」として制定されました。

「天覧試合の日」は日本独自の記念日です。当日、何か特別なイベントが開催されることはないものの、プロ野球史上初の天覧試合ということで長く語り継がれています。

また、NHKでは後楽園球場で行われた巨人-阪神戦を天皇・皇后両陛下が観戦する映像を公開しています。

「天覧試合の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「天覧試合の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「天覧試合の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「天覧試合の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「天覧試合の日」を元に発信をする流れ

「天覧試合の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「天覧試合の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「天覧試合の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「天覧試合の日」を広報PRに活かした事例

「天覧試合の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「天覧試合の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。「天覧試合の日」についての事例ではないものの、天覧試合に関連しそうな広報PRをピックアップしています。今後の広報PR活動にお役立てください。

事例1.球団90周年を記念するライブ・ビューイング情報を解禁

ライブ・ビューイング・ジャパンは、読売ジャイアンツの球団創設90周年記念特別試合についてプレスリリースを配信しました。「読売ジャイアンツVS福岡ソフトバンクホークス」を、全国の映画館でライブ・ビューイングするプロジェクトです。

さらにプレスリリースでは、オリジナル実況解決者として江川卓氏の出演を発表。また、天覧試合が開催された1959年当時のユニフォームの復刻デザインTシャツの配布情報も紹介しています。「天覧試合の日」の事例ではありませんが、非売品の写真を掲載したり、出演者のコメントを掲載したりといったプレスリリースがGOODな事例です。

参考:読売ジャイアンツ 球団創設90周年記念特別試合 王貞治DAYライブ・ビューイングオリジナル実況解説は江川 卓さんに決定!来場者には“1959年復刻ユニホームTシャツ“を配布!

事例2.人気番組シリーズの放送情報をプレスリリースで紹介

株式会社CS日本は、放送中の番組「あなたが選ぶ巨人ベストゲーム」についてプレスリリースを配信。2023年5月5日に行われた広島戦の様子を放送する、シリーズ第14弾の収録内容を紹介しました。

「天覧試合の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、放送の一部がわかる写真を掲載しながら詳細に触れています。放送日程や視聴方法など、項目に分けながら番組内容を訴求した構成もGOODな広報PR事例です。

参考:「あなたが選ぶ巨人ベストゲーム 第14弾」ゴジラとミスター、平成・昭和野球界のスター W国民栄誉賞 2013年5月5日広島戦をCS放送日テレジータスにて5月6日(月)午後9時より放送!!

事例3.スマホ用RPGでゲーム内イベントを開催

ゲームソフトの企画・開発やグッズの制作・販売などを手掛ける株式会社アクアプラスは、スマホ用RPG「うたわれるもの ロストフラグ」のプレスリリースを配信しました。「紅白天覧試合」と名付けたゲーム内イベントにて、季節限定キャラクターやガチャなどを展開。

こちらも「天覧試合の日」とは異なる事例ですが、印象的なキーワードと本ゲームならではの魅力を積極的に訴求しています。キャラクターやゲームの画像を掲載したビジュアルもGOODです。プレスリリース配信によって認知拡大効果を高めた好事例といえるでしょう。

参考:『うたわれるもの ロストフラグ』メインストーリー第10章後半が配信開始!イベント【紅白天覧試合】特効キャラクター「クリュー[†ぶらっくさんたさん†](CV:川口莉奈)」や描き下ろしの灯幻鏡が登場!

「天覧試合の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「天覧試合の日」は、野球ファンにはよく知られた記念日です。特に、天皇・皇后両陛下が観戦した阪神・巨人チームを応援している方にとっては重要な意味を持っています。天覧試合は過去に例が少ないため関連性を持たせるのは非常に難しいですが、野球の面白さを広める日として、広報PRを行うのもよいでしょう。野球関係者や商品の企画・開発を行っている企業の方は、「天覧試合の日」をきっかけとした広報PRの取り組み実施をぜひ検討してみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ