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ヴァイキングの日(6月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ヴァイキングの日(6月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月8日は「ヴァイキングの日」です。今回は、「ヴァイキングの日」の意味や由来について解説します。

「ヴァイキングの日」はニッチな記念日のため、事例はやや少なめ。なかには海賊や海洋保全と絡めた広報PRの取り組みもあります。積極的にSDGsの活動を行っている企業や、生活者が楽しめるイベントの内容を考えている企業は、ぜひチェックしてみてください。

「ヴァイキングの日」の意味・由来とは?

6月8日は「ヴァイキングの日」です。ヴァイキングとは、800〜1050年の約250年間にわたり、ヨーロッパ各地を襲撃した武装船団のこと。彼らの最初の活動が793年の6月8日に記録されたことから、「ヴァイキングの日」が制定されました。

なお、日本では「ヴァイキングの日」に特別なイベントや活動は行われていません。ただし、スペイン北西部の街・カイトラでは過去にヴァイキングがガリシア地方を襲撃した際の様子を再現する「Romeria Vikinga」が開催されたことがありました。

「ヴァイキングの日」は日本独自の記念日。ちなみに、同日は「世界海洋デー」という国際デーの日でもあります。日本では海賊、世界では海洋と近しい記念日が制定されているのです。

「ヴァイキングの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ヴァイキングの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ヴァイキングの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ヴァイキングの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ヴァイキングの日」を元に発信をする流れ

「ヴァイキングの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ヴァイキングの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ヴァイキングの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ヴァイキングの日」を広報PRに活かした事例

「ヴァイキングの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ヴァイキングの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。海賊や海などヴァイキングに関連する広報活動も紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ヴァイキングの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ヴァイキングゲームが事前登録者数10万人を突破

スマートフォン向けゲームアプリのグローバルメーカーIGGは、ヴァイキング戦略RPG『ヴァイキングライズ』の事前登録者数が10万人を突破したことをプレスリリースで発表しました。

ヴァイキングのリーダーとして、未知の世界「ミッドガルド」で部隊を導く内容のゲームです。事前登録者数10万人突破に合わせて、公式Twitterでのリツイートキャンペーンを行う企画は、よりサービスの認知拡大に貢献した事例といえるでしょう。

参考:IGG、ヴァイキング戦略RPG『ヴァイキングライズ』、事前登録者数が10万人を突破!

事例2.海賊団が繰り広げる夏のライブエンターテインメントショーを開催

レゴランド®・ジャパン・リゾートは、ウォーターキャノンや水しぶきの中で行うショーなどの夏イベント「ブリック・サマー・フェスティバル」を開催。目玉は、海賊船アトラクション「スプラッシュ・バトル」が人気のパイレーツショアエリアです。

夏限定キャラクター「ブラック・ビア」率いる海賊団が、ずぶ濡れになりながら踊るショーや、ウォーターキャノン11基を設置し、1基あたり6.0〜3.2リットルの水が30秒ごとに飛び交うという迫力満点な夏ならではの企画が魅力的です。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、イベント開催前にプレスリリースを配信することで、既存顧客だけでなく新規顧客へのアプローチにも効果が期待できる広報事例です。

参考:子どもが主役のびしょ濡れ体験! 乾いたまま帰れない?「ブリック・サマー・フェスティバル」開催

事例3.箱根海賊船が「ワンちゃん専用クルーズ」として運航

箱根海賊船を運営する箱根観光船株式会社は、2023年4月8日に「ワンちゃん専用クルーズ」を運航することをプレスリリースで配信しました。ケージ不要でリードを装着した状態での乗船が可能となったクルーズ船です。

プレスリリースでは、乗船概要や注意事項に加えて専用クルーズ船を運航することになった背景を説明。ペットとともに旅行を楽しむ人が増えているという需要の高まりに対応した企画なのがGOODポイントです。

Web予約のためのQRコードを掲載している点も、予約までの動線がわかりやすい事例といえるでしょう。

参考:箱根海賊船『ワンちゃん専用クルーズ』を運航いたします

ヴァイキングの日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月8日「ヴァイキングの日」は比較的狙い目の記念日です。ヴァイキングは海賊のことを指すので、海賊に絡めた広報PRを行うのがおすすめ。非日常を体験できるイベントや海洋保全に関する取り組みなど、さまざまな切り口で「ヴァイキングの日」をきっかけにした広報PRを行ってみてください。

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