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バイオリンの日(8月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日バイオリンの日(8月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月28日は「バイオリンの日」。今回は「バイオリンの日」の意味と由来を解説します。

また、「バイオリンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方や、楽器を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「バイオリンの日」の意味・由来とは?

8月28日は「バイオリンの日」です。1880(明治13)年に日本産のバイオリンがはじめて完成したことから、毎年8月28日は「バイオリンの日」といわれています

日本初のバイオリン第1号を完成させたのは、三味線職人の松永定次郎氏です。正教会にあるバイオリンを手本に、独学で作り上げました。

その後、和製バイオリンに感銘を受けた鈴木政吉氏が製作を開始。音楽文化を発展させるきっかけになったともいわれています。

「バイオリンの日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、知名度の高い弦楽器のひとつとして広報PRに活用できるでしょう。

「バイオリンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「バイオリンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「バイオリンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「バイオリンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「バイオリンの日」を元に発信をする流れ

「バイオリンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「バイオリンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「バイオリンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「バイオリンの日」を広報PRに活かした事例

「バイオリンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「バイオリンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、即bバイオリン、音楽活動に関するプレスリリースは、今後「バイオリンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.豪華プロ奏者とアマチュア奏者による一夜限りの演奏会を開催

株式会社タクティカートは、杉並公会堂大ホールで「衣笠交響楽団(東京)特別演奏会」を開催することをプレスリリースで配信しました。7年振りとなる今回の東京公演は、東京都交響楽団副首席奏者で、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子氏がプロデュースする「Super Cellists」のメンバーであるチェリスト・江口心一氏をソリストとして迎えます。

プレスリリースは、「出演予定 プロ奏者」「公演情報」「出演者プロフィール」と3つの項目に分け、演奏会の詳細をわかりやすく紹介。記念日にちなんだ事例ではありませんが、見どころが伝わる構成が参考になるプレスリリースです。

参考:豪華プロ奏者・アマチュア奏者が一夜限りの融合! 衣笠交響楽団(東京)特別演奏会、チェリスト・江口心一氏をソリストに開催

事例2.約2000本のギター、ベース、バイオリンが集結する販売会を開催

楽器を販売する株式会社黒澤楽器店は、東京・御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターにて、楽器の販売会「お茶の水大楽器祭り」を開催することをプレスリリース配信しました。楽器販売店「ギタープラネット」と共同で行い、ギターやベース、バイオリン約2000本が集結する大規模販売会です。

プレスリリースでは、目玉商品をリンク先とともに紹介するほか、会場のエレキギターエリアやバイオリンエリア(弦楽器メッセ)などをエリアごとに画像を起用しながら魅力を伝えているのがGOOD。「バイオリンの日」にちなんだ事例ではありませんが、開催前にプレスリリースを配信することで、より認知拡大効果を発揮したといえるでしょう。

参考:【入場無料】約2000本のギター、ベース、バイオリンが集まる「お茶の水大楽器祭り」が今年も開催。

事例3.カラオケルームでバイオリンの練習ができる映像コンテンツを配信

株式会社エクシングは、運営するカラオケ店「JOYSOUND」のカラオケルームでバイオリンの演奏や練習ができる映像コンテンツの配信を始めることをプレスリリースで発表。バイオリニストの葉加瀬太郎さんが校長を務めるオンラインバイオリンスクール「葉加瀬アカデミー」とのコラボレーション企画です。

第1弾の配信内容を簡潔に記載し、シンプルでまとまりのあるプレスリリースがGOOD。記念日にちなんだ事例ではありませんが、コンテンツの認知を高め、バイオリンを練習したい人の利用者数の増加が期待できる広報PR事例です。

参考:全国のカラオケルームでバイオリン演奏をしよう!オンライン・バイオリンスクール『葉加瀬アカデミー』のレッスン動画やライブ映像を、JOYSOUNDで続々配信!

事例4.no.9 orchestraが10年ぶりの新曲をリリース

株式会社スティーブアスタリスクは展開する音楽レーベル「Steve* Music」から、ヴァイオリンやピアノなどのフィジカルな要素を率いるバンド「no.9 orchestra」の新曲の発表をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、新曲をすぐに視聴できるように配信リンクをリンクボタンで表示したり、YouTubeの告知映像を掲載したりしているのがGOODです。「バイオリンの日」に合わせたプレスリリースではありませんが、新曲の情報発信の際に参考になる事例です。

参考:no.9がギター、ドラム、ヴァイオリン、ピアノなどフィジカルな要素を率いるno.9 orchestraが、10年ぶりの新曲「The moment / SOAR」をSteve* Musicからリリース!

「バイオリンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月27日の「バイオリンの日」は、特に弦楽器の広報PR活動に有用です。バイオリンに限定するのが困難な場合は、ほかの音楽に関する記念日も合わせて検討してみるとよいでしょう。

「バイオリンの日」にちなんだイベントだけでなく、自社商品の販売促進につなげたり、コラボ企画を検討したりできます。また、バイオリンやオーケストラに関する調査リリースを発信するのも一案です。

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