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語彙の日(5月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日語彙の日(5月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月1日は「語彙の日」。今回は「語彙の日」の意味や由来を解説します。

また、「語彙の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に語学や語彙に関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「語彙の日」の意味・由来とは?

5月1日は「語彙の日」です。参考書や辞書の出版を通して、学ぶ楽しさを伝える株式会社旺文社が制定。「5(ご)」「1(い)」の語呂合わせから、この日付が選ばれました。

この記念日は、日常生活や学習、仕事において「読む・書く・聞く・話す」ために欠かせない言葉を的確に理解する力、すなわち「語彙力」の大切さを広く認識してもらうことを目的としています。

言葉は、誰にとっても身近で重要なものです。「語彙を広げるセミナー」や「語彙に関連する商品の発表」など、プレスリリースの配信を含む広報PR施策に活用しやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「語彙の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「語彙の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「語彙の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「語彙の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「語彙の日」を元に発信をする流れ

「語彙の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「語彙の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「語彙の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「語彙の日」を広報PRに活かした事例

「語彙の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「語彙の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「語彙の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.IELTSテスト対策の語彙&文法問題集が新登場

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社である株式会社 Gakkenは、2025年4月28日に『IELTS語彙文法でる500問 Target7.0』を発売することをプレスリリースで発表しました。この問題集は、日本英語検定協会が運営する海外留学時の英語力証明テスト「IELTSテスト」の公式実施団体で教鞭を執る講師が厳選した語彙と文法に特化した問題集です。

プレスリリースでは、本書の魅力がひと目でわかるように、囲み枠を用いて内容が端的にまとめられています。英語の語彙力向上に役立つ参考書として、どのような情報が掲載されているかが視覚的にも伝わりやすい構成がGOODです。「語彙の日」に直接関連する発表ではありませんが、語彙学習に関する商品の広報PRとして、構成を参考にしたい好事例です。

参考:GakkenのIELTSシリーズに【語彙&文法問題集】が誕生!『IELTS語彙文法でる500問 Target7.0』発売

事例2.読書が子どもに与える好影響、トップは「語彙の増加」

株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)は、グループ会社の株式会社栄光が運営する進学塾・栄光ゼミナールが2024年5月11日から5月21日に実施した「小中高生の読書に関する調査」の結果をプレスリリースで発表。この調査では、小学1年生から高校3年生の子どもを持つ保護者1,958人の有効回答が得られました。

プレスリリースでは、冒頭にサマリーが掲載され、カラーグラフとともに読書による良い影響として「語彙が増える」という調査結果が詳細に展開されています。記念日に関した内容ではありませんが、読書と語彙の密接な関係を示す調査結果は注目に値します。今後、語彙に関わる調査を実施する際の参考になる好事例です。

参考:読書による子への良い影響 「語彙の増加」がトップ、読書が好きな子は文章を書くことも好きな傾向

事例3.語彙力と発想力が決め手の新感覚カードゲームが登場

日本出版販売株式会社は、グループ会社の株式会社学研ステイフルが2024年9月17日に発売した『ワード大富豪』についてプレスリリースで発表しました。これは、語彙力と発想力が勝敗を分ける、新しいタイプの大富豪が楽しめる新商品です。

プレスリリースでは、10万部以上の売上を誇る人気ゲーム『ワードスナイパー』のゲームクリエーターによる新作として紹介されており、どのようなゲームが楽しめるかが商品画像とともにわかりやすく掲載されています。語彙力を広げる新ゲームとして、興味・関心を高める内容がGOOD。「語彙の日」にちなんだ発信ではありませんが、語彙への注目を集めやすいプレスリリースのタイトルや構成が参考になる好例です。

参考:語彙力・発想力が勝負の、新しい大富豪『ワード大富豪』が新発売!

「語彙の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月1日の「語彙の日」は、語彙に注目が集まりやすい日です。特に、語彙に関する出版社や言語を扱う企業は、「語彙の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「語彙の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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