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水難訓練の日(7月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日水難訓練の日(7月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月第3月曜日は「水難訓練の日」。今回は「水難訓練の日」の意味や由来を解説します。

また、「水難訓練の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に消防業界や災害訓練関連の事業を展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「水難訓練の日」の意味・由来とは?

7月第3月曜日は「水難訓練の日」です。愛知県岡崎市にある、株式会社岡崎竜城スイミングクラブによって制定されました。

命を守る訓練として「着衣泳」の認知拡大を図り、「着衣泳訓練士」の育成・普及といった活動を目的としています。

日付は、国民の祝日であり、水難について連想しやすい7月第3月曜日の「海の日」が由来。2024年は7月15日、2025年は7月21日が「水難訓練の日」です。

記念日に特化した広報PR事例は少ないものの、日常的な訓練の大切さを発信したり、マリンスポーツが盛んになる「海の日」と組み合わせてコンテンツ化したり、多様な施策に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「水難訓練の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「水難訓練の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「水難訓練の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「水難訓練の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「水難訓練の日」を元に発信をする流れ

「水難訓練の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「水難訓練の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「水難訓練の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「水難訓練の日」を広報PRに活かした事例

「水難訓練の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「水難訓練の日」に関する広報活動を検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「水難訓練の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.水難事故防止につながるライフジャケットを寄贈

海と日本プロジェクト広報事務局は、ライフジャケットのレンタルステーションを開設しました。日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として実現した贈呈式の情報を、プレスリリースで発表。

今回寄贈を決定したのは、三ケ日青年の家です。プレスリリースでは、当日のイベントの様子を写真とともに紹介しています。出席者のコメントを掲載し、イベントレポートとして構成したコンテンツがGOODな事例です。

参考:三ケ日青年の家で3月末にライフジャケットレンタルステーションを開設。富士工業(株)よりライフジャケット30着を寄贈する贈呈式を行いました。

事例2.水泳教育者による本の出版を記念したオンライン配信イベント

Swimmy株式会社は、水泳教育者による書籍『子どもに必要な能力はすべて水泳で身につく』に関するプレスリリースを発表しました。「水泳が育む力」や「水難事故を防ぐ方法」などをまとめ、水泳教育の魅力に迫った本です。

今回の出版を記念し、「水泳教育のプロが教える『水泳で身につく子どもの能力』」と題したイベント開催も決定。

記念イベントはYouTubeにてオンライン配信で実施され、誰でも無料で視聴できます。さらに、生配信後はアーカイブ動画を公開。プレスリリースでイベント情報を発信し、イベントから書籍の認知拡大効果につなげた有用な広報PR事例です。

参考:水泳教育者・菅原優が、本の出版を記念してオンラインイベントを8/11(木)に開催

事例3.水難救助隊に密着したテレビ番組情報を公開

株式会社CBCテレビは、水難救助隊にフォーカスしたテレビ番組の放送情報を公開しました。消防士の中から選ばれたエキスパートに密着し、水難救助隊としての任務や訓練の様子を取り上げた番組です。

放送に先駆けて公開したプレスリリースでは、収録内容の一部を複数枚の画像とともに紹介しているのがGOODポイント。普段テレビを見る機会が少ない層にもアプローチしやすいため、認知拡大効果に貢献した広報PRといえるでしょう。

参考:川や海での水難事故から人命を救う!消防士の中から選ばれたエキスパート「水難救助隊」の仕事に密着…9/5(日)BACKSTAGE(バックステージ)

「水難訓練の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月第3月曜日の「水難訓練の日」は、水難事故対策や訓練を想起させるきっかけになる日です。水難事故防止に関する商品を取り扱っている方や、水難訓練にまつわるコンテンツ・商品企画を検討している方にとっては特に、「水難訓練の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「水難訓練の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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