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波の日(7月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日波の日(7月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月3日は「波の日」。今回は「波の日」の意味や由来を解説します。

また、「波の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や、マリンスポーツの商品・サービス提供を手掛けている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「波の日」の意味・由来とは?

7月3日は「波の日」です。2003年、コンテンツサービス・ゲームの提供やWebサイト構築などを手掛ける、株式会社サイバードによって制定されました。

日付は「な(7)み(3)」と読む語呂合わせが由来。海やサーフィンに関心を持ち、サーフィンが本来持っている文化性を再認識してもらうことが、記念日制定の目的です。

サーフィンがメインとなっている記念日ですが、近年では手軽に始められるマリンスポーツや、子ども向けのスポーツイベントなどが各地で展開されています。

マリンスポーツが盛んになるシーズンでもあるため、期間限定企画としてプレスリリースを発表したり、新たなプロジェクトをニュースリリースで紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「波の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「波の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「波の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「波の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「波の日」を元に発信をする流れ

「波の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「波の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「波の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「波の日」を広報PRに活かした事例

「波の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「波の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「波の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.他拠点生活とオールシーズンパスを組み合わせた2社共同企画

定額制オールシーズンパス「アースホッパー」を販売する株式会社Pioneerworkは、「ダブルホッパーキャンペーン」と題した企画をスタートしました。株式会社アドレスと協業し、他拠点生活とウインタースポーツの可能性を広げるコラボレーションプロジェクトです。

今回のキャンペーンでは、2つのサービスを併用すると、アースホッパーポイントが1万円分還元されます。夏のサーフィンから冬のスキーまで季節を問わず使えるパスと、他拠点生活のサービスをうまく組み合わせた広報PR事例です。

参考:多拠点生活でウィンタースポーツを満喫しよう!ADDress × アースホッパー協業企画「ダブルホッパーキャンペーン」がスタート

事例2.穏やかな気候を活かしたマリンスポーツイベント

一般財団法人・こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)は、宮城県新富町で開催するレース大会のエントリー情報を公開しました。地域活性化活動の一環として、地域おこし協力隊がプロデュースを手掛けたイベントです。

当日は、ボート上に立った状態でパドルを漕ぐマリンスポーツ「SUP(サップ)」のクラス別レースを実施。一年中風・波が穏やかな新富町の環境を活かして、地域活性化や街の認知拡大につなげた有用な広報PR事例です。

参考:【エントリー受付中】宮崎県唯一の漕艇競技場で初開催! 急成長のウォータースポーツ「SUP(サップ)」のレース大会を地域おこし協力隊がプロデュース

事例3.水陸両用の車いすについて学ぶ講習会を実施

NPO法人・須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、北海道の任意団体「sea equality(シーイクオリティ)」とタッグを組み、ユニバーサルビーチプロジェクトを始動しました。北海道北斗市の七重浜海水浴場で、車いすを中心とした講習会を行う企画です。

今回の講習会は、水陸両用の車いすの使い方を学ぶことで、個人の障がい特性に応じた環境を整備していくのが目的。サーフィンが好きな人々が集まった任意団体と、ユニバーサルな活動に特化したNPO団体による魅力的なプロジェクト事例です。

参考:北海道初※ 車椅子でもビーチを楽しめるユニバーサルビーチプロジェクト スタート

「波の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月3日の「波の日」は、サーフィンをはじめとするマリンスポーツに注目が集まりやすい日です。マリンスポーツの関連商品を取り扱う企業の方や、海をメインとしたイベント企画を検討している方にとっては特に、「波の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「波の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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