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天気図記念日(2月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日天気図記念日(2月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月16日は「天気図記念日」。今回は「天気図記念日」の意味や由来を解説します。

また、「天気図記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に天気予報にまつわる商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「天気図記念日」の意味・由来とは?

2月16日は「天気図記念日」。1883(明治16)年2月16日、日本ではじめて天気図が作成された出来事にちなんだ記念日といわれています。

気象現象を把握するために、等圧面における気温・湿度・渦度などの値を可視化したものが、天気図と呼ばれています。ドイツの気象学者が英語で描いた天気図を日本語訳した天気図が、国内初の天気図です。

当初は、全国11ヵ所で観測したデータを基に図式化して掲示されていました。公式に定められた記念日ではありませんが、天気予報や、天気にまつわる書籍・サービスを展開する企業であれば、広報PR活動に有用といえるでしょう。

「天気図記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「天気図記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「天気図記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「天気図記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「天気図記念日」を元に発信をする流れ

「天気図記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「天気図記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「天気図記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「天気図記念日」を広報PRに活かした事例

「天気図記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「天気図記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「天気図記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.人気の図鑑シリーズにちなんだ特別展を開催

株式会社KADOKAWAは、2022年7月に開催予定の「すごすぎる天気の図鑑展」の特設サイトと公式Twitterアカウントのオープンを発表しました。7月23日から9月25日にかけて、ところざわサクラタウン内のミュージアムで開催される企画展です。

さらに、プレスリリースでは、気象予報士の公式アンバサダー就任を紹介。同社が販売する『すごすぎる天気の図鑑』シリーズにちなんだイベントで、企画展とともに書籍をピックアップしているのがGOODポイントといえます。

参考:気象予報士の國本未華さんが本展の公式アンバサダーに就任!特設サイト&公式Twitterアカウントもオープン「すごすぎる天気の図鑑展」ところざわサクラタウンにて開催決定!

事例2.宮崎県に特化した無料天気予報サービスを運用開始

株式会社ライズシステムは、宮崎県のデザイン会社「株式会社モリミキ」との共同プロジェクトについてプレスリリースを発信しました。宮崎県内のピンポイント天気を無料で提供する、エリア特化型の天気予報サイト「ひなたの天気」を運用する取り組みです。

公共施設スポットやアクティビティ施設に加え、自宅周辺・通学先・レジャー目的地など市区町村単位での予報も閲覧可能。探し方のバリエーションにも配慮されており、宮崎県民の日常に寄り添ったシステムが魅力的です。

参考:宮崎県民のための天気予報サイト『ひなたの天気』を開設

事例3.天気予報アプリのアップデート情報を公開

株式会社そらかぜと一般財団法人・日本気象協会は、天気予報アプリ「そら案内」の最新バージョン公開を発表しました。天気予報の推移が確認できるアプリで、今回のアップデートでは、3時間ごとの天気予報を5kmメッシュで表示できる機能を追加。

再生ボタンを使うと、予報の移り変わりがアニメーションで表示される機能も備わっています。iOSのほかmacOS、Androidにも対応しているため、プレスリリースを発信することで、より多くの潜在顧客獲得が期待できる広報事例といえるでしょう。

参考:天気分布予報の表示に対応した天気予報アプリ「そら案内」(iOS版、macOS版、Android版)公開のお知らせ

事例4.アウトドア情報と天気予報を融合したアプリを開発

株式会社ナビタイムジャパンは2022年4月、同社が開発したアプリ「ACTIVITY MAP by NAVITIME」の提供を開始しました。全国の天気だけでなく、アウトドア関連スポットを探せる地図・気象情報アプリです。

ローカルな釣りスポットやサーフスポットを独自に収集し、全国約25,000ヵ所のアクティビティスポットと、約7,500件のアウトドアショップを掲載しているのが魅力。現在地や目的地のアクティビティ情報と天気予報が同時に確認できるため、スムーズな情報収集を望む人にとっては、特にメリットの大きいコンテンツといえます。

参考:アウトドア用地図・気象情報アプリ『ACTIVITY MAP by NAVITIME』提供開始

事例5.産業動向の調査結果と2022年1月の産業天気予報を発表

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCCマーケティング株式会社)は、2022年1月の「産業動向レポート」と「産業天気予報」を発表しました。家計簿アプリ「レシーカ」の利用者のレシートデータと、CCCマーケティング総研による企業への調査を組み合わせた調査リリースです。

サマリでは、コロナ禍による外食店の動向や利用客数の変動を解説。自粛意識が高まる昨今ですが、ゆるやかながら外食の客数回復を示しています。さらに、ドラッグストアや百貨店といった業界別で、産業天気予報の画像も掲載。同社が展開するアプリのデータと、研究員の取り組みをうまく組み合わせた調査事例です。

参考:CCCマーケティング総研、2022年1月の「産業動向レポート」「産業天気予報」を発表~内食需要の取り込みを図る外食店。外食・中食・内食のシェア争奪が激化

「天気図記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月16日の「天気図記念日」は、天気予報や気象情報に注目が集まりやすい日です。天気にまつわる商材を扱う企業の方や、関連の書籍・サービスといった製品を販売する企業の方にとっては特に、「天気図記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「天気図記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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