
シーザーサラダの日
6月16日は「麦とろの日」。今回は「麦とろの日」の意味や由来を解説します。
また、「麦とろの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、麦とろをメニューとして提供する飲食業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
6月16日は「麦とろの日」です。山梨県富士川町を拠点とし、麦とろなどの食材を手掛けるする「株式会社はくばく」が、「6(麦)16(とろ)」と読む語呂合わせで2001年のこの日に制定しました。
同社では、栄養価が高く、夏バテの解消効果も期待できる麦とろごはんのおいしさを、より多くの人に知ってもらいたいと考え、麦やとろろのためになる情報を特設サイトで公開しています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「麦とろの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「麦とろの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「麦とろの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「麦とろの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「麦とろの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「麦とろの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「麦とろの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「麦とろの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。
全国農業協同組合連合会青森県本部は、2024年6月6日から23日にかけて「ととろご飯Instagram投稿キャンペーン」を開催しました。6月16日の「麦とろの日」を記念し、30人にとろろご飯セットが当たるプレゼントキャンペーンです。
青森県産のながいもと青森県産米「青天の霹靂」がセットで当たる抽選企画で、地域ならではの食材と「麦とろの日」を組み合わせた好事例といえます。キャンペーン開始直前にプレスリリースを配信しているため、さらなる認知拡大効果も期待できるでしょう。
参考:「麦とろの日(6月16日)」を記念したキャンペーンを6月6日から実施!
セールスプロモーション企画・運営事業を手掛ける株式会社アップクオリティは、全国農業協同組合連合会青森県本部が開催する「とろろご飯の写真SNS投稿プレゼントキャンペーン」のプレスリリースを配信しました。2025年6月16日の「麦とろの日」に合わせて、InstagramとXで展開するプレゼントキャンペーンです。
日本トップクラスのながいも生産量を誇る地域ならではの企画で、プレスリリースでも「青森県産ながいも」について紹介したのがGOOD。プレスリリースでキャンペーン情報を発信することで、SNS以外から認知を広めるきっかけを作った好事例です。
参考:抽選で50名様に嬉しい景品が当たる!「麦とろの日(6月16日)」に合わせてプレゼントキャンペーンを6月6日(金)からスタート!
群馬県太田市は、「第12回麦とろフェスティバル」の開催情報をプレスリリースで発表しました。太田市の特産品である「やまといも」の早すり大会や、買い物商品の重さを当てるプレゼント企画などを展開するイベントです。
こちらは「麦とろの日」に特化した事例ではありませんが、地域イベントを発信することで、近隣住民はもちろん旅行検討者やメディア関係者にもアプローチしています。過去に開催したイベントの様子を写真で紹介することで、現地のイメージを想起させたのもGOODです。
「麦とろの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
記念日にちなんだプレスリリースはさほど多くはないようですが、麦とろを使った食品を開発する企業や、メニューを提供している飲食店・小売店などは「麦とろの日」を使った広報PRができそうです。記念日をうまく活用すれば、期間限定の商品提供なども展開しやすくなりそうです。
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