
生理をジェンダーレスで考える日
6月7日は「むち打ちの日」です。今回は、「むち打ちの日」の意味や由来について解説します。
また、数は少ないですが「むち打ちの日」をきっかけにした広報PRの事例もご紹介。どんな情報を発信したらよいかわからない方に向けて、おすすめの発信内容も解説しています。接骨業界の方はぜひチェックしてみてください。
6月7日は「むち打ちの日」です。一般社団法人むち打ち治療協会によって、むち打ち症で悩んでいる方に正しい情報を届け、適切な治療を受けることを促すことを目的に制定されました。
なお日付は、「むち打ちを直そう」という語呂合わせから、6月7日に決められました。
また、「むち打ちの日」には、一般社団法人むち打ち治療協会による全国的なイベントが開催されています。過去には、新宿東口のイベント広場ステーションスクエアにて、無料相談会や講演会などを実施しています。
ちなみに「むち打ちの日」は、日本独自の記念日です。
「むち打ちの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「むち打ちの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「むち打ちの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「むち打ちの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「むち打ちの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「むち打ちの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「むち打ちの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「むち打ちの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例、むち打ちに関連する広報PR活動を紹介します。
株式会社堺整骨院は、2023年3月12日に心と身体の健康づくりを目的とした施設「市村清記念 メディカルコミュニティセンター」内でスポーツメディカルチェックフェスを開催しました。
スポーツメディカルチェックフェスでは、NPO法人成長期スポーツ障害検診機構の松岡信秀医師による、成長期におけるスポーツ障害の講義や野球肘検診などを実施。プレスリリースでは、実際の講義の様子を写真とともに説明をし、検診と早期発見の大切さについて述べています。
事例1.でも紹介した通り、同社はメディカルチェックフェスの開催前にもプレスリリースを配信。開催前と開催後の2度配信することで、イベントだけでなく自社の認知拡大にも貢献した事例といえるでしょう。
参考:堺整骨院 みやき院が「スポーツメディカルチェックフェス」を開催しました!
株式会社Gakkenは、スポーツマッサージについての書籍『新装版 いちばんよくわかる! スポーツマッサージ』を2023年3月27日に発売しました。
疲労回復や痛みの改善などに役立つマッサージの基本から、部位別や症状別のマッサージなどを写真付きで紹介しています。プレスリリースでは、どのような人に役立つ書籍かについてもしっかりと明記しており、スポーツに関わる多くの人にアプローチしやすい広報事例です。
参考:あらゆるスポーツの疲労回復&パフォーマンスアップに有効! 『新装版 いちばんよくわかる! スポーツマッサージ』発売
首に強い衝撃が加わった際に起こるむち打ちは、改善まで比較的長い時間を必要とします。「むち打ちの日」に合わせて、むち打ちになった場合に自宅でできる簡易的な対処法を発信するのもおすすめです。
日常的に役立つハウツーは、Twitter上だと比較的拡散されやすいのがポイント。イラストや写真付きで投稿すれば、生活者がより参考にしやすい内容になり、拡散性が高まります。
ほかにも、むち打ちが起きてしまう原因や早く対処することによるメリットなど、怪我が起きる前に知っておきたい情報を「むち打ちの日」に合わせて発信するのもよいでしょう。
「むち打ちの日」は非常にニッチな記念日ですが、誰もが知っているワードでもあります。その特徴を活かし、生活者にとって有益な情報をアピールするのは、広報PRの取り組みとして非常に効果的ですので、ぜひ検討してみてください。
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