
炭酸水の日
4月6日は「しろの日(白の日)」。今回は「しろの日」の意味や由来を解説します。
また、「しろの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、事例などをご紹介。「しろの日」にちなんだ広報事例と魅力的なポイントなどをピックアップしています。
広報やマーケティングネタを探している方、特に白色を基調としたアイテムを扱う仕事をしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月6日は「しろの日(白の日)」です。「しろの日(白の日)」は、素肌美研究家兼株式会社クリスタルジェミーの中島香里社長が制定しました。日付は「しろ」の語呂合わせで、「美白の肌になろう」と美肌への意識向上を促したのがきっかけです。
なお、一般社団法人日本記念日協会にも「白の日」として正式に登録されています。記念日の由来は化粧品関連ですが、白色にちなんだ食べ物や洋服など、さまざまな視点から広報PRを企画できるでしょう。
「しろの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「しろの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「しろの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「しろの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「しろの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「しろの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「しろの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「しろの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「しろの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
株式会社コロプラは、スマホ向け3DアクションRPGゲーム「白猫プロジェクト NEW WORLD’S」のゲーム内イベントについてプレスリリースを配信。2024年4月6日の「しろの日」に合わせて、豪華報酬がもらえる日替わりミッションを展開しました。
プレスリリースでは、自社サービスと親和性の高いキーワードを用いて多くのユーザーにアプローチしたのがGOODです。ゲーム画面がイメージしやすい画像を豊富に掲載し、既存顧客はもちろんゲームの利用経験がない潜在層にも魅力を発信できています。
飲食店を展開する養老乃瀧株式会社は、「白」をテーマにしたメニューの祭典「白祭 -The White Festival-」を開催することをプレスリリースで配信。見た目が白い料理を集めたイベントです。
「白」がテーマであることや季節性がひと目でわかるタイトルがGOOD。販売する白いメニューを画像とともに紹介しているのも参考になるポイントで。今回のプレスリリースは「ホワイトデー」と絡めた施策ですが、「白」をテーマにしたイベントを行う際は「しろの日」に合わせて広報PRするのも一案です。
参考:今年も開催”色祭”!2024年の第一弾のテーマは『白』!チョット気の早いホワイトデー!養老乃瀧・一軒め酒場で『白祭 -The White Festival-』開催!
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが展開するホテル「万座プリンスホテル」は、春に残雪の景色が楽しめるホワイトスプリングプランを販売開始。詳細をプレスリリースで配信しました。
標高1,800mの立地であることから春にも残雪を楽しめるほか、「白」にこだわった食材を使用した夕食を提供します。温泉から見える雪景色の画像をアイキャッチに掲載し、イメージを訴求しているのがわかりやすくGOODです。
「しろの日」に関するプレスリリースではありませんが、新規性・希少性をうまく盛り込んだアプローチが参考になる事例です。
化粧品の企業が制定した「しろの日(白の日)」ですが、「白色」に着目すると、さまざまな業界で広報PRの発案が可能です。ホワイトチョコレートの販売促進をはじめ、グルメやスイーツ関連でも有益な企画を実施できるでしょう。
「白の日」を掛け合わせたイベント・キャンペーンがあれば、さらにオリジナリティあふれるコンテンツに仕上がるでしょう。
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