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ワインの日(毎月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ワインの日(毎月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月20日は「ワインの日」。今回は「ワインの日」の意味や由来を解説します。

また、「ワインの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方やワインを含むアルコール類を取り扱っている企業、イベント関連の企業はぜひ参考にしてみてください。

「ワインの日」の意味・由来とは?

毎月20日は「ワインの日」です。1994年に日本ソムリエ協会が日本独自の記念日として制定しました。

毎月20日が「ワインの日」となった由来は、ワインの語源にあります。日本語の「ワイン」は英語の「wine」からきていますが、ワイン製造に関して古い歴史のあるフランスでは「vin(ヴァン)」と呼ばれています。「vin(ヴァン)」はフランス語で20を意味する「vingt(ヴァン)」と似ていることから、毎月20日が「ワインの日」となりました。

ワインの製造や販売に関連する企業では、この日にちなんでワインの販売促進などが行われています。

「ワインの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ワインの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ワインの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ワインの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ワインの日」を元に発信をする流れ

「ワインの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ワインの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ワインの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ワインの日」を広報PRに活かした事例

「ワインの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ワインの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に合わせた事例ではないものもありますが、今後「ワインの日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.酒販店や飲食店向けの宿泊プランで自社のワインを周知

カーブドッチワイナリーを運営する株式会社カーブドッチは、2023年1月5日~3月9日の期間限定で、酒販店や飲食店向けの宿泊プランを特別価格で販売。ワイナリーの敷地内にあるホテルや温泉施設、レストランに滞在中、ワインのテイスティングを楽しめます。

「ワインの日」に合わせたプレスリリースではありませんが、オプションでワイナリーツアーを提供し、酒販店や飲食店を経営する人に自社のワインをより深く知ってもらうよう広報PRした事例です。

参考:【酒販店/飲食店向け】カーブドッチワイナリーの宿泊を期間限定で特別価格にて販売開始

事例2.主催する一般向けワインブラインドコンテストの開催を告知

ワインエクスペリエンス株式会社は2023年1月6日より、自社が展開するスクール事業「WINE plus COLLEGE」において、「ブラインドテイスティングNO.1グランプリ」を開催。銘柄の伏せられたワインの葡萄の品種・生産国・生産年を当てる競技です。

「ワインの日」にちなんだ事例ではありませんが、プレスリリースでは前年度の予選・本選の風景を画像で紹介しています。現役ソムリエがセレクトしたワインの銘柄を、五感と知識を駆使しながら真剣にブラインドテイスティングしている参加者の様子がわかります。プレスリリースを通じて、同コンテストの告知やスクール事業の周知につなげています。

参考:日本最大級の一般向けワインブラインドコンテスト「ブラインドテイスティングNO.1グランプリ」を2023年1月開催!

事例3.「ワインの日」に合わせてタイ産のワインを販売開始

リラクゼーションサロンなどを運営する株式会社ヘルセは、韓国・アジア食品専門店「55kitchen」にて、毎月20日の「ワインの日」にちなみ、タイ産のワインを発売開始することをプレスリリースで配信。5月20日の「ワインの日」の2日前の5月18日から、ワインをベースにしたフレッシュでフルーティーな味わいが楽しめるタイで人気のワインクーラー「SPYシリーズ」を展開します。

プレスリリースの冒頭では、自社がどのような事業を行っているかを記載。運営する「55kitchen」で販売するSPYシリーズをピックアップし、それぞれの特徴を商品画像とともに紹介しています。単なる商品紹介ではなく、記念日と関連した一文を掲載し、関連キーワードを設定して読み手の幅を広げているのがGOODです。

参考:韓国・アジア食品専門店 55kitchen【町田店・川越店・川崎店・八千代台店】ではタイ🇹🇭のワイン、本日より発売開始

「ワインの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月20日の「ワインの日」をきっかけに、さまざまな角度から自社の事業やサービスをPRしている事例を紹介しました。

記念日をきっかけとしてプレスリリースを配信することで、その日に関するサービスだけでなく、運営している店舗や企業の魅力を知ってもらう機会にもなります。

今一度、「ワインの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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