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女性ドライバーの日(9月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日女性ドライバーの日(9月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月27日は「女性ドライバーの日」。今回は「女性ドライバーの日」の意味や由来を解説します。

また、「女性ドライバーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に自動車業界やレースに携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「女性ドライバーの日」の意味・由来とは?

9月27日は「女性ドライバーの日」です。1917(大正6)年、当時23歳の渡辺はま氏が、女性としてはじめて運転免許を取得したことから、記念日として扱われるようになりました

現代では運転免許を保有する女性も増えていますが、男性に比べると割合は少なく、車の運転に苦手意識を持つ女性も多く見られます。

「女性ドライバーの日」の記念日を活用することで、運転免許の取得を促したり、女性ドライバーが活躍する業界をPRしたりといった広報活動につなげられるでしょう。9月27日に限定したイベント・キャンペーンは少ないものの、女性ドライバーにフォーカスしたニュースリリースを発信する企業も多数あります。

「女性ドライバーの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「女性ドライバーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「女性ドライバーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「女性ドライバーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「女性ドライバーの日」を元に発信をする流れ

「女性ドライバーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「女性ドライバーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「女性ドライバーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「女性ドライバーの日」を広報PRに活かした事例

「女性ドライバーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「女性ドライバーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「女性ドライバーの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.女性ドライバーのヘアメイク&座談会の実施を発表

総合物流事業を手がける株式会社ギオンは、美容室「TAYA」を運営する株式会社田谷とコラボレーションし、「働く女性を応援し輝かせる」をテーマにした特別企画を開催することをプレスリリースで配信。女性ドライバーの偏見の解消につなげ、物流業界における女性の「自分らしい」美しさと働き方の両立の支援を目的としたイベントです。

プレスリリースでは、はじめに企画の目的や背景について言及。画像を複数用いながら、当日の様子を詳しく解説しました。「女性ドライバーの日」に絡めたプレスリリースではありませんが、女性の活躍に対する企業の思いが伝わる好事例です。

参考:物流会社ギオン×美容室TAYA「働く女性を応援し輝かせる」テーマに女性ドライバーのヘアメイク&座談会を開催

事例2.女性プロレーシングドライバーJuju選手とのスポンサー契約を締結

生成AIを活用した英語学習プラットフォーム『レシピー』を提供する株式会社ポリグロッツは、スポンサーシップ契約についてプレスリリースを配信。2024年の「全日本スーパーフォーミュラ選手権」で活躍する女性プロレーシングドライバーJuju(野田樹潤)選手とスポンサー契約を締結しました。

プレスリリースではスポンサー契約に至った背景や、Juju選手のプロフィールを紹介。「世界で活躍する英語力とは」をテーマにした独占インタビュー動画を掲載している点もGOODポイント。「女性ドライバーの日」に絡めた発信ではありませんが、「世界で活躍する日本人を増やしたい」という自社のビジョンを体現する取り組みの発信として参考になる事例です。

参考:女性プロレーシングドライバーJuju(野田樹潤)選手とスポンサー契約を締結いたしました! – 株式会社ポリグロッツ( POLYGLOTS )

事例3.アニメ『HIGHSPEED Étoile』とコラボした女性ドライバーによるレーシングチームを発足

世界のツーリングカーレースで活躍する女性ドライバーの育成事業を手がける株式会社プラチナムファクトリーは、レーシングチーム「HIGHSPEED Étoile Racing」発足の記者発表会を実施。同時期に放送が開始されたアニメ『HIGHSPEED Étoile』とのコラボレーションしたとあわせてプレスリリースを配信しました。

プレスリリースでは、記者会見の様子やレーシングマシーン、参戦レースについてイメージが伝わるように画像を用いて解説。記念日にちなんだ事例ではないものの、女性ドライバーやアニメの声優のコメントも掲載し、プロジェクトに対する思いが伝わる構成になっている点がGOODです。

参考:女性レーシングカードライバーの育成とサポートを目指すプラチナムファクトリー 女性ドライバーによるレーシングチーム「HIGHSPEED Étoile Racing」発足記者発表会を開催

「女性ドライバーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月27日の「女性ドライバーの日」は、女性レーサー界や自動車業界に注目が集まりやすい日です。レーシング業界のほか、車や運転の安全性に関わる製品を開発・販売している企業の方にとっては特に、「女性ドライバーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「女性ドライバーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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