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ワープロ記念日(9月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ワープロ記念日(9月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

9月26日は「ワープロ記念日」。今回は「ワープロ記念日」の意味や由来を解説します。

また、「ワープロ記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に電子機器メーカーの方や、ワープロやPCを取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ワープロ記念日」の意味・由来とは?

9月26日は「ワープロ記念日」です。1978年9月26日、世界ではじめて日本語のワープロ(ワードプロセッサ)が発表されたことで、記念日として制定されました。

世界発の日本語ワープロを商品化したのは、電機メーカーである株式会社東芝です。「かな漢字変化」を搭載し、簡単に日本語入力ができる仕様を採用した画期的な電機でした。

現代のPCとは異なり、机と一体化した形状で、重さは約220kg。630万円という高額な販売価格でしたが、その後徐々に低価格化が進み、ポータブルなワープロも多数登場しました。

PCが一般的となった現在では「ワープロ記念日」に関するイベント・キャンペーンは見られませんが、文書作成ソフトやPCのサービスに絡めた広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

「ワープロ記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ワープロ記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ワープロ記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ワープロ記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ワープロ記念日」を元に発信をする流れ

「ワープロ記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ワープロ記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ワープロ記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ワープロ記念日」を広報PRに活かした事例

「ワープロ記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ワープロ記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ワープロ記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.現場で活用可能な現場専用デジタルノートアプリの新機能を提供開始

ソフトウェアの開発・販売を行う株式会社MetaMoJiは、現場専用デジタルノートアプリ「GEMBA Note」の新機能の提供を開始することをプレスリリースで配信。豊富な編集機能を搭載し、システムの専門家でなくてもワープロ感覚で帳票を作成できます。

プレスリリースでは、「GEMBA Note」の機能強化した内容がわかるように、グレー背景の枠に入れて掲載しているのがGOOD。「ワープロ記念日」に関する広報PRではありませんが、何が新しいのかがわかりやすい構成が参考になる事例です。

参考:現場専用デジタルノートアプリ 「GEMBA Note」の新機能提供開始のお知らせ

事例2.安部公房の遺作にして未完の絶筆『飛ぶ男』が2月28日に発売

株式会社新潮社は、安部公房生誕100年記念として、安部公房の遺作にして未完の絶筆『飛ぶ男』を新潮文庫より刊行することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、ワープロのフロッピーディスクの中から発見された原稿のエピソードを紹介しています。100年企画が進行中であることや本書の内容、著者についてを掲載。記念日に関連した事例ではありませんが、読み手の興味を高める構成が参考になるプレスリリースです。

参考:死後、フロッピーディスクから見つかった安部公房の遺作『飛ぶ男』が2月28日に発売。

事例3.約3千点のフォントが特価販売になるキャンペーンを期間限定開催

国内最大級のストックフォトサービスを手掛ける株式会社アフロは、約3千点のフォントが特価販売になるアフロモール限定のキャンペーン「アフロモールのフォント祭」を開催することをプレスリリースで配信。総勢18メーカーからなる豊富なラインナップを用意しています。

プレスリリースでは、人気のフォント商品を複数盛り込んだ期間限定販売の「お得なセット商品」を紹介。多種多様なフォントメーカーを一部掲載した構成がGOODです。記念日に関した発信ではないものの、ワープロソフトに使われていた書体などを取り扱った魅力的なキャンペーンを広報PRした参考事例です。

参考:フォントの超大特価セール「アフロモールのフォント祭」、大幅値引きの特別セット商品もご用意!

「ワープロ記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ワープロ記念日」は、文書作成ソフトやPCに注目が集まりやすい日です。電機を取り扱っている方や、ワープロ関連のソフトを開発・販売している方にとっては特に、「ワープロ記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ワープロ記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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