鰹節の日
10月4日は「世界動物の日」。今回は「世界動物の日」の意味や由来を解説します。
また、「世界動物の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に動物支援活動や愛護活動を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「世界動物の日」の意味・由来とは?
10月4日は「世界動物の日」です。動物の守護聖人とされるアッシジのフランチェスコの聖名祝日にちなみ、1931年にイタリアで開かれた「国際動物保護会議」によって制定。アッシジのフランチェスコが説いた「人も動物も平等である」という思想に則り、動物愛護・保護のためのさまざまな活動を実施する世界的な記念日です。
もともとはキリスト教の聖名祝日を記念日の由来としているものの、現在ではあらゆる宗教・信条・国籍の人々が「世界動物の日」に動物愛護活動を行っています。
「世界動物の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「世界動物の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界動物の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界動物の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「世界動物の日」を元に発信をする流れ
「世界動物の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「世界動物の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界動物の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「世界動物の日」を広報PRに活かした事例
「世界動物の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「世界動物の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界動物の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.「世界動物の日」に寄せた文化イベントの開催を発表
エンタテインメント業界の総合商社であるロングランプランニング株式会社は、2023年10月1日に神奈川県・横浜市にある「吉野町市民プラザホール」で文化イベント『動物たちの平和への祈り』を開催することをプレスリリースで発表。チケットは、ロングランプランニングが運営するカンフェティで発売中です。
プレスリリースのタイトルが、10月4日の「世界動物の日」に寄せた文化イベントであることが一目で伝わりGOOD。アイキャッチにはイベントのフライヤーを掲載し、画像だけでも詳細がわかるようになっています。記念日に寄せたイベントの理由やプログラムに詳細を紹介したプレスリリースの構成が参考になる事例です。
参考:「世界動物の日」に寄せた文化イベント 『動物たちの平和への祈り』開催決定 カンフェティでチケット発売
「世界動物の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「世界動物の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
動物に対する支援活動などを行う企業・団体は10月4日の「世界動物の日」を活かした広報PR活動を検討してみてはいかがでしょうか。「世界動物の日」に合わせたイベント・キャンペーンを企画し、プレスリリースを配信するのも一案です。世界的記念日であることから、「#世界動物の日」を使ったSNS発信も効果がありそうです。記念日を上手に活用し、自社の活動をより多くの人に周知しましょう。
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