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世界豆デー(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界豆デー(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月10日は「世界豆デー(World Pulses Day)」。今回は「世界豆デー」の意味や由来を解説します。

また、「世界豆デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、健康にまつわる商材を扱う企業の方はぜひ参考にしてみてください。

「世界豆デー」の意味・由来とは?

2月10日は「世界豆デー」です。2018年12月開催の国連総会において定められた国際記念日で、日本では「世界マメの日」とも呼ばれています

栄養が優れていることだけでなく、持続可能な食料生産システムの構築、飢餓の撲滅などに貢献する作物である豆類の魅力を広く知ってもらうことが記念日の目的。公益社団法人 日本豆類協会をはじめ、さまざまな企業・団体が関連の広報PR施策を展開しています。

豆類に関する情報を発信するのはもちろん、豆を使ったメニューを考案したり、新商品と「世界豆デー」を絡めたコンテンツを製作したり、多様な施策に活かせるでしょう。

「世界豆デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「世界豆デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界豆デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界豆デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界豆デー」を元に発信をする流れ

「世界豆デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界豆デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界豆デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界豆デー」を広報PRに活かした事例

「世界豆デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界豆デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「世界豆デー」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.えんどう豆を原料とした新商品の発売情報を配信

春日井製菓株式会社は、グリーン豆ブランドから発売する新商品のプレスリリースを配信しました。タンパク質や食物繊維が豊富なえんどう豆を原料に、クセになる食べやすさを強みとした豆菓子です。

プレスリリースは記念日に特化した広報PR施策ではないものの、「世界豆デー」についても軽く触れており、企業としての考え方や取り組みの訴求につなげています。また、発売に合わせて展開するキャンペーン情報も併せて紹介し、より多くの人の興味・関心を高めたのがGOODです。

参考:世界で注目のえんどう豆タンパク質をおいしく!「グリーン豆PRO」9月16日(月)より全国新発売!

事例2.高齢者の健康問題を考えたタンパク質豊富な豆カレーを開発

介護施設への食事提供を展開する有限会社齋藤アルケン工業は、島根県の高校生とともに開発したカレーレシピの販売イベントについてプレスリリースを配信しました。高齢者の健康問題に配慮し、大豆を使ったタンパク質豊富なカレーです。

「世界豆デー」に関連したプレスリリースの配信ではありませんが、実際に高校生が考えた大豆カレーやそのパッケージ、調理シーンをメイン画像に設定し、視覚的にわかりやすくしたのがGOODポイント。メニュー開発の背景やサービス概要のほか、記者会見、販売イベントの情報も丁寧に掲載された構成が参考になります。

参考:高校生のアイデアで高齢者に提供したカレーレシピをレトルトカレーとして商品化 【9/16(月・祝)敬老の日に発売イベント】

事例3.対象商品購入で豪華賞品が当たるキャンペーンを実施

フジッコ株式会社は、2023年6月1日から2024年4月1日にかけて展開する「毎日豆活®キャンペーン」についてプレスリリースを配信しました。同社商品の蒸し豆・水煮シリーズを購入した人を対象に、ギフトカードや健康グッズなどをプレゼントする抽選企画です。

プレゼントキャンペーンをきっかけに、販売商品の認知拡大を図ったのが特徴。プレスリリースではプレゼント情報のほか、対象商品のパッケージ画像と併せて詳細を説明しています。こちらも「世界豆デー」の広報PR施策ではありませんが、プレスリリース配信によって注目を高めた好事例といえるでしょう。

参考:「毎日豆活®キャンペーン」6月1日(木)よりスタート!健康グッズまたはOisix選べる野菜セットなどを総計2,000名様にプレゼント

「世界豆デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月10日の「世界豆デー」は、豆類の活用方法や栄養面に注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方はもちろん、メニュー開発や関連イベントなどを検討している方にとっても、「世界豆デー」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界豆デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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