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世界開発情報の日(10月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日世界開発情報の日(10月24日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月24日は「世界開発情報の日」です。今回は、「世界開発情報の日」の意味や由来について解説します。

また、開発・情報に関連する広報PRの事例もご紹介。開発の新情報をどのように発信すれば効果的な広報PRができるのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

「世界開発情報の日」の意味・由来とは?

10月24日は「世界開発情報の日」です。国連総会や国連専門機関によって宣言された国際デーのひとつで、1972年に制定されました。開発に関する問題と、その問題を解決するために必要な国際協力への意識を高める目的で、制定されています。

「世界開発情報の日」は国際デーのひとつでもある通り、世界共通の記念日です。同日に開催されている特別なイベントはなく、日常的に開発に関連する情報を普及し、世論の流通を改善することが、開発のための国際的協力の促進に繋がると考えられています。

「世界開発情報の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「世界開発情報の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界開発情報の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界開発情報の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界開発情報の日」を元に発信をする流れ

「世界開発情報の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界開発情報の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界開発情報の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界開発情報の日」を広報PRに活かした事例

「世界開発情報の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界開発情報の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界開発情報の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.国連開発計画総裁補兼アフリカ地域局長の日本来日を発表

国連開発計画は、国連開発計画総裁補兼アフリカ地域局長であるアフナ・エザコンワ氏の日本来日をプレスリリースにて発表。日本とアフリカの連携を強化することが目的だとしています。

訪日期間中、アフナ・エザコンワ氏によるオンラインセッションが開催されるのがポイント。また、日本とアフリカで活躍する女性起業家の交流会も行われます。

国連に関するニュースは関心があるものの、どこか自分とは関係のないことと思ってしまう一般生活者は多いはず。国際的な活動の内容を知らせると共に、誰でも参加できるセッションやイベントを用意し、これなら自分も参加できそうと思ってもらうことは大切です。

さらに、「世界開発情報の日」の情報も掲載しておくと効果的。イベントと記念日が近しい日付でない場合でも、関連する話題であれば補足のような形で記載しておくことを意識してみてください。

参考:アフナ・エザコンワ 国連開発計画(UNDP)総裁補兼アフリカ地域局長の来日

事例2.町田市内の中小企業を支援する補助金制度を構築

町田市役所は、市内にある中小企業の事業を後押しするため、「2022年度町田市新商品・新サービス開発事業補助金」の申請受付を開始。1事業者あたり上限200万円として、開発や開発時にかかる費用を一部補助するとしています。

当補助金制度は、2019年3月に定めた「町田市産業振興計画19-28」の一部。町田市役所はその計画に基づき、新事業の展開や販路開拓など、チャレンジし続ける事業者を支援する取り組みを実施しています。

国際的な取り組みでなくとも、開発・情報に関する新情報は積極的に「世界開発情報の日」を活用するのがおすすめ。市町村単位での意識的な取り組みがより多くの方に認知されるようになれば、ほかの市町村でも同じようなプロジェクトが動き出し、結果として大きな輪に繋がっていく可能性があります。

参考:【東京都町田市】市内中小企業者の“拡げる”チャレンジを支援!「新商品・新サービス開発事業補助金」の申請受付及び「トライアル発注認定制度」の商品募集中!

事例3.システム開発者を対象にUX向上の取り組みに関するアンケート調査を実施

開発工程全般を支援するサービスを提供している株式会社SHIFTは、ソフトウェア・システム開発に携わる会社員586名を対象に、UX向上の取り組みに関するアンケート調査を実施。調査結果の一部を公開しています。

経済産業省の「DXレポート」やIPAの「IT人材白書」でも取り上げられている、UXやUX人材に関する有用なデータとして提供しているのがポイント。UXの向上を重要視している企業や開発者にとって参考になる、UX向上の取り組みに対する効果についての回答結果も公開されています。

開発・情報に関する新情報はどれも「世界開発情報の日」と関連を持たせられます。もちろん「世界開発情報の日」は国連が中心となって推進するものではありますが、世界中の開発者や開発関係者が取り組まないことには、状況は動いていきません。

すべての取り組みが開発に関する問題と、その問題を解決するために必要な国際協力への意識向上に繋がるということを改めて認識し、「世界開発情報の日」を活用した広報PR活動を行ってみてください。

参考:UX向上の取り組み状況に関する調査を実施|株式会社SHIFTのプレスリリース

「世界開発情報の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「世界開発情報の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「世界開発情報の日」は、国際デーのなかでも新情報が比較的少ないのが特徴です。そのため、「世界開発情報の日」をきっかけに広報PRの取り組みを行うことで、関連する情報を探しているメディア関係者の目にとまりやすくなります。より広範囲に情報を届けることを考えるならば、「世界開発情報の日」のタイミングでプレスリリースを配信することも検討してみてください。

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