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世界保健デー(4月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日世界保健デー(4月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

4月7日は「世界保健デー(World Health Day)」。今回は「世界保健デー」の意味や由来を解説します。

また、「世界保健デー」をきっかけに広報PR活動を行うポイントもご紹介。実際に取り組んでいる広報PRの事例や、各事例の特徴にも触れています。

広報やマーケティングネタを探している方、特にマスクをはじめとする衛生関連の業界・企業の方はぜひ参考にしてみてください。

「世界保健デー」の意味・由来とは?

4月7日は「世界保健デー(World Health Day)」です。1950年にWHO憲章が制定された日とされています。

WHOは「世界保健デー」に毎年異なるテーマを設け、日本の厚生労働省が翻訳して発表しています。たとえば2017年は「Depression:Let’s talk(うつ病:一緒に話そう)」、2021年は「Building a fairer, healthier world(より公平で健康的な世界を築くために)」です。

「世界保健デー」は、健康に関する世界的な記念日であるため、日本で広報PRに取り入れる企業も多く見られます。保健・医療だけでなく、食品安全や公衆衛生問題なども関連イベントのひとつです。

「世界保健デー」をきっかけに広報PR活動する効果

「世界保健デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界保健デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界保健デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界保健デー」を元に発信をする流れ

「世界保健デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界保健デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界保健デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界保健デー」を広報PRに活かした事例

「世界保健デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界保健デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界保健デー」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「世界保健デー」の開催イベントをプレスリリースで発表

公益社団法人・日本WHO協会は、2024年4月7日の「世界保健デー」に関するプレスリリースを配信しました。2024年のテーマである「My health, my right(私の健康、私の権利)」と、同会が開催するイベント「世界保健デー 2024」について紹介しています。

イベント紹介欄では複数の写真を掲載し、過去に開催した様子も交えながら目的や理念に訴求しています。「テーマ」「日時」「プログラム」など、情報をピックアップしやすいよう項目に分け、わかりやすくまとめられた構成もGOODです。

参考:4月 7日 (日) 開催 日本WHO協会 世界保健デー 2024 イベント開催のお知らせ

事例2.麻雀と脳の関連性について「世界保健デー」にちなんで発信

春野デザイン株式会社は、2024年4月7日の「世界保健デー」に先駆けてプレスリリースを配信しました。ノーレートフリー・健康麻雀「雀ケンポン」のビジョンに共感する同社が、マーケティング企業として配信した記事です。

若者の脳の衰弱化をはじめとする問題を「世界保健デー」に絡めながら指摘し、麻雀と健康の関連性について訴求しています。国際的な記念日を明記したうえで企業のサービス・商品を紹介することで、多くの人が興味を持つプレスリリースへと仕上げたのがGOODな広報PR事例です。

参考:4月7日は世界保健デー!eスポーツでも話題の「麻雀」で脳も健康に!デジタル環境がもたらす思考力の低下を麻雀が解決!?

事例3.「世界保健デー」のチャリティーウォークイベント

特定非営利活動法人・エイズ孤児支援NGO・PLASは、2024年4月7日の「世界保健デー」にちなんだイベント情報を公開しました。HIV/エイズやエイズ孤児の認知を広め、支援への参加を促すチャリティウォークイベントです。

プレスリリースでは「世界保健デー」について詳しく解説しており、記念日になじみがない人でも理解しやすい構成になっているのがGOODポイント。団体としての目標・展望なども明記しているため、今後の取り組みに注目してもらうきっかけにもなった好事例といえるでしょう。

参考:【秋倉諒子さんアンバサダー就任】歩いてチャリティ!世界保健デーPLASチャリティーウォークをオンラインで開催

「世界保健デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月7日の「世界保健デー」は健康と関連性が深いため、衛生管理に関わる商品や、健康を促進する食べ物などを広報PRに活用してもよいでしょう。大規模なプロジェクトに限定せず、手洗いせっけんやマスク、空気清浄機など、自己管理力を向上させるきっかけを作るのも有益な方法です。

また、「世界保健デー」に関連した調査リリースを出すと、需要の把握や潜在顧客へのアプローチにつながります。

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