PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
世界の法の日(9月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界の法の日(9月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

9月13日は「世界の法の日」。今回は「世界の法の日」の意味や由来を解説します。

また、「世界の法の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に法曹業界の方や世界平和に関連する調査や事業を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「世界の法の日」の意味・由来とは?

9月13日は「世界の法の日」です。1965年(昭和40年)の9月13日から20日まで、アメリカ・ワシントンで開催した「法による世界平和第2回世界会議」にて、「世界の法の日」が宣言。法の支配を国際社会で確立し、世界平和を実現することを目的とし制定された記念日です。

「世界の法の日」が提唱されたのは、1961年(昭和36年)に東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」。その2年後の1963年(昭和38年)の「法による世界平和第1回世界会議」で可決され、1965年(昭和40年)の「法による世界平和第2回世界会議」で宣言されました。

また、日本では1960年に10月1日を「法の日」としています。

「世界の法の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「世界の法の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界の法の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界の法の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界の法の日」を元に発信をする流れ

「世界の法の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界の法の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界の法の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界の法の日」を広報PRに活かした事例

「世界の法の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界の法の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界の法の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.77日間で途上国の現状を取材・発信する研修プロジェクト

特定非営利活動法人・開発メディアは、途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」にて、ボランティア記者の募集をプレスリリースで公開しました。77日間の記者研修を受講し、途上国について発信する機会を設けるプロジェクトです。

プレスリリースでは、ganasの理念やこだわりなどを詳しく紹介したうえで、記者研修で得られるメリットにも訴求。プロの記者を目指す人はもちろん、途上国の現状に興味がある人へもアプローチし、団体としての取り組みをより多くの人へ発信した広報PR事例です。

世界平和を実現するために宣言された「世界の法の日」は、世界情勢に目を向けられる機会でもあります。このプレスリリースは記念日に関する発信ではありませんが、国際的なプロジェクトして参考になる事例ではないでしょうか。

参考:途上国を発信するganas記者になろう!『77日記者研修』(22期)参加者募集

事例2.戦場カメラマンによる書籍販売情報をプレスリリース配信

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、戦場カメラマン・渡部陽一氏による書籍『晴れ、そしてミサイル』の発売情報をプレスリリースで公開しました。今回の発売は電子書籍で、紙書籍の販売予定にも触れています。

ウクライナ首都のショッピングモールや、現地人の写真を掲載し、書籍内でも取り上げられている現状に訴求。「世界の法の日」に直接関連性はありませんが、簡単な説明とビジュアルを交えながら、読みやすさに配慮されたプレスリリースの内容が参考になる広報PR事例です。

参考:戦場カメラマンの渡部陽一氏が、戦場の本当の姿と平和のあり方を語る新刊『晴れ、そしてミサイル』電子先行発売

事例3.ドキュメンタリー映画上映とシンポジウムのイベントレポート

映像コンテンツの企画・制作などを手掛ける株式会社PLAN Aは、「日本・中国の架け橋 日仏教友好座談会」のイベントレポートを配信しました。日中平和友好条約の締結45周年を記念し、ドキュメンタリー映画の上映会とシンポジウムを開いたプロジェクトです。

プレスリリースでは、イベント会場に出席した関係者や僧侶たちの様子を写真で紹介し、スピーチの内容も簡単に紹介しています。記念日に関する事例ではありませんが、プレスリリースを活用して積極的に発信することで取り組みを知ってもらい、さらに自社の事業内容の認知を広めるきっかけにもなった好事例です。

参考:日中平和友好条約締結45周年 京都でドキュメンタリー「趙樸初」上映と中日仏教友好シンポジウムが開催

「世界の法の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「世界の法の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「世界の法の日」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、国際情勢や世界平和に関する調査リリースを出したりするのも一案です。国際法を学ぶ機会として自社が提供できるサービスや製品がある場合は、積極的に発信してもよいでしょう。

「世界の法の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ