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世界ありがとうの日(7月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界ありがとうの日(7月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月15日は「世界ありがとうの日」。今回は「世界ありがとうの日」の意味や由来を解説します。

また、「世界ありがとうの日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にIT業界の方や小売業界の方、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「世界ありがとうの日」の意味・由来とは?

7月15日は「世界ありがとうの日」です。FAQソリューションなどで知られる株式会社オウケイウェイヴが制定。日付は、同社の創業日1999年(平成11年)7月15日から決定しました。

世界中を感謝の気持ちでつなぐことを目的としており、株式会社オウケイウェイヴは毎年この日に、優れたOKWAVE回答者を表彰する「OKWAVE AWARD」を開催しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「世界ありがとうの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「世界ありがとうの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界ありがとうの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界ありがとうの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界ありがとうの日」を元に発信をする流れ

「世界ありがとうの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界ありがとうの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界ありがとうの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界ありがとうの日」を広報PRに活かした事例

「世界ありがとうの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界ありがとうの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「世界ありがとうの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.商業施設の35年目に合わせたイベントを開催

大阪地下街株式会社は、大阪京橋の地下商業施設「コムズガーデン」で開催する「春のサンクス フェスティバル」についてプレスリリースを配信しました。2024年5月11日と12日の2日間、4つのイベントを展開するプロジェクトです。

「35年目のありがとうとこれから」の表題からもわかるように、周年記念に絡めたプログラムが特徴。また、開催期間が「母の日」のシーズンであることから、関連の体験イベントも企画しています。「世界ありがとうの日」のプレスリリースではありませんが、感謝をテーマにしたイベントの広報PR施策として有用な事例です。

参考:【京橋コムズガーデン】春のサンクス フェスティバル開催 ~35年目の“ありがとう”と“これからもよろしく”を込めた2日間

事例2.アニメ作品とコミックがセットでお得になるキャンペーン

株式会社ドコモ・アニメストアは、配信サービス「dアニメストア」にて「アニメご視聴ありがとうキャンペーン」を開催しました。アニメの続きのコミックを、セットで70%OFFで購入できる割引キャンペーンです。

プレスリリースではセット商品の例として『推しの子』や『SPY×FAMILY』のラインナップを紹介。また、これまで未購入の人限定のポイント還元についても触れており、今回のプレスリリースによって新規層の獲得にも効果が期待できます。

参考:【電子書籍】アニメご視聴ありがとうキャンペーン!アニメの続きのコミック30作品が、なんとセットで70%OFF!

事例3.ゲームの9周年を記念し、感謝・応援キャンペーンを展開

LINEヤフー株式会社は、バブルシューティングゲーム「LINE バブル2」のサービス開始9周年を記念し「ありがとう9周年!春の応援キャンペーン!」と題したイベントを開催しました。ミッションクリアでルビーやチケットが当たるプレゼント企画や、限定アイテムを配布する企画などを展開。

こちらも「世界ありがとうの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、「祝9周年」「ありがとう」といったキーワードで、メディア関係者を含む多くの人の関心を引いたのがGOODです。イベント開始と同時に配信することで認知度の向上にもつなげています。

参考:「LINE バブル2」祝9周年。本日よりイベント「ありがとう9周年!春の応援キャンペーン!」を開催

「世界ありがとうの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「世界ありがとうの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

日本では、5月に「母の日」、6月に「父の日」、11月に「勤労感謝の日」など、感謝の気持ちを伝える記念日が他にもありますが、「世界ありがとうの日」は対象者を特定していないため、多くの人に日頃の感謝を伝えられる日でもあります。ギフト関連の事業をされている企業はイベントやキャンペーンを実施するのもよいでしょう。

今一度、「世界ありがとうの日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

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