
緑茶の日
7月30日は「プロレス記念日」。今回は「プロレス記念日」の意味や由来を解説します。
また、「プロレス記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や格闘技に関連したサービスや製品を提供している企業、イベント運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。
7月30日は「プロレス記念日」です。1953年(昭和28年)のこの日、元力士でプロレスラーの力道山が日本初のプロレス団体「日本プロレスリング協会」を結成したことに由来しています。
同年にはプロレスのテレビ放送も開始。木村政彦と組んでシャープ兄弟と激闘を繰り広げたことで、日本のプロレス人気が高まりました。力道山は、第二次世界大戦終了後の日本のプロレス界の礎を築いたとされ、「日本プロレス界の父」とも呼ばれています。
また、似た記念日に2月19日の「プロレスの日」があります。
「プロレス記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「プロレス記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「プロレス記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「プロレス記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「プロレス記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「プロレス記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「プロレス記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「プロレス記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、プロレスにちなんだプレスリリースは、今後「プロレス記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
ホットヨガスタジオ「LAVA」を運営する株式会社LAVA Internationalは、プロレスラー神取忍選手が社長を務める女子プロレス団体LLPW-Xと共同でプログラムを開発したことを発表。新プログラム「ジブンを超えるバイタリティヨガ」の提供を開始したことをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、自宅で楽しめる新プログラムの内容を紹介。プログラムの特徴をイラストを用いて紹介したり、共同開発したLLPW-X所属選手たちのコメントを掲載したりして、オンラインヨガサービスの魅力を伝えているのがGOOD。記念日を絡めた事例ではありませんが、プロレスラーとの共同開発プログラムといった独自のサービスをわかりやすくまとめた構成が参考になります。
参考:プロレスラーが日々のトレーニングに活用するプログラムを自宅で楽しめる! プロレスラー神取忍選手が代表を務める女子プロレス団体「LLPW-X」と共同開発『ジブンを超えるバイタリティヨガ』
教育サービス、出版物の発行などを行う株式会社学研ホールディングスのグループ会社の株式会社Gakkenは、『学研の図鑑 キン肉マン「技」完璧超人始祖編 限定ケース版』の発売をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、デザインをリニューアルした「完璧超人始祖編 限定ケース版」の詳細を記載。「この本のおすすめポイント」と見出しを立て、図鑑の掲載ページ画像とともに見どころをわかりやすくまとめているのが参考になります。記念日にちなんだ事例ではありませんが、プロレス関連の書籍の広報PRは「プロレス記念日」に絡めてプレスリリースを配信するのも一案です。
参考:キン肉マン「技図鑑」の新装版、「完璧超人始祖編 限定ケース版」がリニューアル発売! アニメ視聴のお供に最適!
総合印刷会社である株式会社恒和プロダクトは、新サービス「プロレスから社会を元気にプロジェクト」を始動したことをプレスリリースで発表しました。個性豊かな登録プロレスラーがアンバサダーとして企業や店舗のPRをお手伝いをするサービスです。
プレスリリースには、新たな月額制サービスの詳細を記載。このサービスが誕生したきっかけを、プロレス界が抱える課題から解説しており、今後の展開や代表のコメントを展開した読み応えある構成がGOODです。サービスの特徴を画像でわかりやすく訴求している点も参考になります。
記念日を絡めた事例ではありませんが、画像にプロレスラーを入れ込み「力強さ」や「印象深さ」といった独自性をアピールする工夫が、プロレス関連の広報PRの参考になります。
参考:プロレスラーの力で日本の企業を応援する新サービス「プロレスから社会を元気にプロジェクト」始動
「プロレス記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「プロレス記念日」に関連するイベントやキャンペーンを開催したり、プロレスに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また自社製品やサービスに、プロレスに関するものがある場合は積極的に発信するとよいでしょう。
「プロレス記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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