PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
小寒(1月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日小寒(1月5日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2025年1月5日は「小寒」。今回は「小寒」の意味や由来を解説します。

また、「小寒」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に季節商品を扱う業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「小寒」の意味・由来とは?

2025年1月5日は「小寒」です。二十四節気のひとつで、冬至と大寒の中間にあたり1月6日~1月19日頃までを指します。暦の上ではこの日から「寒の入り」となり、冬の寒さが一番厳しくなる時期といわれています。

小寒の行事・イベントでは、無病息災を願って七草粥を食べる、相手の体調を気遣って寒中見舞いを出すといったことが挙げられます。寒中見舞いは、現代では年賀状の代わりに送る新年の挨拶として定着しています。

ほかにも、正月に歳神様をお迎えした注連飾りや鏡餅を降ろす鏡開きや、正月に飾った門松や注連飾りなどを燃やす行事のどんど焼きがあります。なお、寒稽古や寒中水泳などが行われるのもこの時期です。

「小寒」をきっかけに広報PR活動をする効果

「小寒」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「小寒」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「小寒」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「小寒」を元に発信をする流れ

「小寒」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「小寒」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「小寒」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「小寒」を広報PRに活かした事例

「小寒」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「小寒」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「小寒」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「小寒」「大寒」などに合わせたフレンチメニューを限定提供

日本ホテル株式会社(JR東日本ホテルズ)は、「Winter Tales – 七十二候 冬の調べ」と題したディナープログラムのプレスリリースを配信しました。2025年1月11日から2月28日にかけて、日本の食材を取り入れたフレンチメニューを展開する期間限定企画です。

1月5日の「小寒」に特化した事例ではありませんが、「二十四節気」「七十二候」をコンセプトにし、「冬至」「小寒」「大寒」といったキーワードを取り入れたプレスリリースで季節性を伝えたのがGOOD。前菜からデザートまで、きれいなメニュー画像とともに紹介したビジュアル面も参考になる好事例です。

参考:メズム東京、オートグラフ コレクション日本の美意識、深まる冬の情景がテーマディナープログラム『Winter Tales – 七十二候 冬の調べ』

事例2.オンラインゲームで正月の特別キャンペーンを開催

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、PCオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」に関するプレスリリースを配信。2025年のはじまりを祝し、1月1日から「お正月2025 天まで伸びろ!! 延々跳蛇詣で」と題したイベントを展開することを発表しました。

対象の期間中に正月を連想させるアイテムを展開したり、106時間限定のお得なキャンペーンを展開したりといった内容を紹介しています。こちらは「小寒」の事例ではありませんが、年明けならではのコンテンツに着目し、既存ユーザーはもちろん潜在層へも効果的にアプローチした有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:【ラグナロクオンライン】「お正月2025 天まで伸びろ!! 延々跳蛇詣で」&「106時間RAGホーダイ」開催!

事例3.2025年の干支にちなんだ展示やイベント企画を展開

東京都池袋で水族館を運営する株式会社サンシャインシティは、「サンシャイン水族館のお正月2025」と題したイベントの開催情報をプレスリリースで公開しました。2025年の干支である「巳(へび)」にちなんで、関連性のある生き物を展示したりプレゼントキャンペーンを展開したりといったプログラムが決定しています。

こちらも「小寒」に関するプレスリリースではありませんが、干支の「ヘビ」や年末の「大掃除」、プレミアム福袋など、年末年始ならではの企画を豊富に展開しているのが特徴。プレスリリースではひとつずつ紹介しており、イメージ写真も掲載した構成が非常に参考になります。

参考:サンシャイン水族館のお正月2025*2025年1月1日(水・祝)~1月7日(火)*12月26日(木)~12月31日(火)には「大掃除」をテーマにした“お掃除をする生き物”が登場!

「小寒」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2025年1月5日の「小寒」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「小寒」は、寒の入りを想起させるきっかけになる日です。季節商品を売る業界の方はもちろん、それ以外の業界の方でも「小寒」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「小寒」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ