PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
ヨットの日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ヨットの日(4月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月10日は「ヨットの日」。今回は「ヨットの日」の意味や由来を解説します。

また、「ヨットの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にマリンスポーツイベントを手掛ける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ヨットの日」の意味・由来とは?

4月10日は「ヨットの日」です。「ヨッ(4)ト(10)」と読む語呂合わせからヤマハ発動機株式会社が制定したといわれています。

ヨット とは、レジャー用船艇を広く意味し、軽量の競走艇と重量の巡航艇の2つのことを指します。スポーツ用舟艇の性質が強く、レースにも使われています。ヨットに関する製品やサービスを展開している企業は、「ヨットの日」に合わせてイベントを開催したりプレスリリースでキャンペーンを発表したりするなど、広報PR活動に活かせるでしょう。

「ヨットの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ヨットの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ヨットの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ヨットの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ヨットの日」を元に発信をする流れ

「ヨットの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ヨットの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ヨットの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ヨットの日」を広報PRに活かした事例

「ヨットの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ヨットの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ヨットの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.江の島ヨットハーバーで安全祈願祭を初開催

神奈川県を中心に複数のマリーナを所有運営する株式会社リビエラリゾートは、2024年1月13日に江の島ヨットハーバー(湘南港)で行った安全祈願祭についてプレスリリースを配信。1964年の設立以来初めて実施し、関係者のほか地元の人や大学ヨット部など約200人が参加しました。

プレスリリースには、祈祷や鏡開きなど祈願祭の様子が伝わる画像をピックアップ。「ヨットの日」に直接絡めた事例ではありませんが、初の祈願祭であるという新規性をタイトルでもアピールし、ニュース価値を高めているのがGOODポイントです。

参考:【江の島ヨットハーバー】で初めて「海上安全祈願祭」を指定管理者の株式会社リビエラリゾートが開催し200人が参加。2024年の海上での安全を願い江島神社による祈祷。

事例2.「ジャパンインターナショナルボートショー2025」への出展が決定

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマー舶用システム株式会社は、2025年3月20日〜23日に開催される「ジャパンインターナショナルボートショー2025」へ出展。会場ではクロスオーバーヨットのスケールモデルやVR体験など、幅広い来場者が楽しめる展示を実施しています。

プレスリリースでは、展示内容が写真付きでわかりやすく紹介されており、視覚的効果があります。さらに、末尾にはブランドステートメントを掲載し、企業姿勢も丁寧に伝えている点がGOOD。記念日に合わせた配信ではありませんが、イベント出展の詳細とブランドメッセージがバランス良く盛り込まれている点が参考になります。

参考:「ジャパンインターナショナルボートショー2025」に出展

事例3.ヨットレース出場選手のスポンサー支援を発表

サンスター株式会社は、2025年に開催される「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」に出場する中野佳代子さんのスポンサー支援を発表。オーラルケア製品や野菜飲料を提供し、健康面からレースをサポートします。

「挑戦」「環境」というキーワードを、支援の背景にしっかりと位置づけ、自社のブランド価値と結びつけて発信できている点がGOOD。さらに、マイクロプラスチック採取などの環境活動にも触れており、社会性の高い内容になっています。「ヨットの日」に配信された事例ではありませんが、支援のストーリーを軸に、企業理念や姿勢を自然に伝えている点が参考になります。

参考:サンスター、「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース2025」出場選手 中野佳代子さんへの支援を決定

「ヨットの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ヨットの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

マリンスポーツやイベントを主催する企業、ヨットと同じ技術でソリューション展開する企業などは、4月10日の「ヨットの日」に合わせたプレスリリースを発信してみてはいかがでしょうか。SNSを利用し、記念日と絡めた自社の情報を発信するのも一案です。

記念日を活用した広報PR活動は、より多くの人に自社製品・サービスを周知することが可能です。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ