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初夢の日(1月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日初夢の日(1月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月2日は「初夢の日」。今回は、初夢の日の意味や由来を解説します。

また、初夢の日をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例もピックアップ。マーケティングのネタを探している方、特にお正月関連の商品・サービスに関わっている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「初夢の日」の意味・由来とは?

1月2日は「初夢の日」です。現代では元日から2日までの3日間で見る夢を「初夢」といいますが、江戸時代前期は12月31日~1月1日は眠らない風習があったため、新年初めて寝る1月2日に設定されたと伝えられています

「初夢」で一年の良し悪しを占った昔は、よい夢を見るために枕の下に宝船の絵を敷いて寝る人も多く、商人が絵を売り歩いたといいます。「一富士、二鷹、三茄子」は徳川家康の出身地駿河の名物との説もあります。

「初夢の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「初夢の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「初夢の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「初夢の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「初夢の日」を元に発信をする流れ

「初夢の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「初夢の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「初夢の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「初夢の日」を広報PRに活かした事例

「初夢の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。飲食業界や旅行関連のほか、スポーツジムの広報PRとして取り入れることも可能です。

ここからは、「初夢の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントをご紹介します。

事例1.割引クーポン付きの宿泊プラン『初夢プラン2025』を発売

ホテルニューオータニを運営する株式会社ニュー・オータニは、開業60周年記念を記念した6,000円オフの「お年玉クーポン」付き宿泊プラン『初夢プラン2025』の販売をプレスリリースで発表しました。

施策内容と日時などの重要情報を簡潔にわかりやすくまとめたタイトルがGOOD。プレスリリースでは、ホテルニューオータニ(東京)の「お年玉クーポン」付き宿泊プランの詳細を、写真とともに紹介しています。割引後の価格も太字で掲載するなど、魅力を丁寧に伝えた構成もポイント。直接「初夢の日」に関連する事例ではありませんが、「初夢」に絡めてキャンペーンを行った広報PR施策として参考になります。

参考:新春初売り!開業60周年記念・先着60名限定 ひとり6,000円オフの『初夢プラン2025』を12/26 10時販売開始

事例2.もちつき体験やお笑いが楽しめる『初夢フェスタ2025』を開催

インターネット通販サイトの運営などを手がける株式会社antiquaは、エンターテインメントモールWHATAWONで開催する『初夢フェスタ2025』についてプレスリリースを配信しました。2025年1月3日から5日までの3日間、もちつきやお正月の伝統遊び体験、お笑い賞レースが楽しめるイベントです。

プレスリリースでは、イベント情報を載せた画像を複数展開。そのほかにも、各イベントのイメージ画像や施設のプロモーションビデオを掲載し、視覚的に魅力を伝えた構成がGOODです。こちらも「初夢の日」にちなんだ広報PRではありませんが、お正月関連のイベントとして目に留まりやすい「初夢」をタイトルに使用した参考事例です。

参考:WHATAWON「初夢フェスタ2025」開催!

事例3.元旦に富士山と初日の出を拝めるイベントを実施

富士急ハイランドを運営する富士急行株式会社は、2025年1月1日に「FUJIYAMAスカイデッキ」にて初日の出鑑賞会を開催することをプレスリリースで発表しました。初夢に出てくるともっとも縁起がいいとされている富士山と、初日の出を一緒に拝めるイベントです。

画像2枚とイベント概要がメインのシンプルな構成のプレスリリースですが、服装の注意事項や駐車料金についてを丁寧に記載するなど、細やかな配慮が感じられる点がGOODです。「初夢の日」に合わせたものではありませんが、初夢の縁起ものである富士山の近くという立地を活かした施策の好事例です。

参考:【富士急ハイランド】日本で一番きれいな初日の出を望める!富士山の絶景展望台「FUJIYAMAタワー」でイベント『初日の出 鑑賞会』1/1(元旦)開催!!

「初夢の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

各業界でイベントが開催される年末年始は、1月2日の「初夢の日」もさまざまな広報PRを考えるチャンスです。初夢にちなんだ福袋やスイーツをはじめ、寝具やジムなどあらゆる観点から広報PRにつながる企画を考えてみましょう。1月1日~3日や年始の2日間のみなど、短期間集中で購入を促すのも方法のひとつです。

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