
背骨の日
5月15日は「ヨーグルトの日」。今回は「ヨーグルトの日」の意味や由来を解説します。
また、「ヨーグルトの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や小売業界の方、レシピアプリなどを提供している企業、イベント関連の企業などはぜひ参考にしてみてください。
5月15日は「ヨーグルトの日」です。日本で乳製品や健康食品を製造・販売する株式会社明治が、ヨーグルトを世界に広めたロシアの微生物学者イリヤ・メチニコフ博士の誕生日にちなんで制定した記念日です。
「ヨーグルトの日」は、イリヤ・メチニコフ博士の誕生を記念するとともに、もっとヨーグルトを食べてほしい、という想いもこめられています。株式会社明治は、毎年この日を記念にイベントを開催しています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されています。
「ヨーグルトの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ヨーグルトの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ヨーグルトの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ヨーグルトの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ヨーグルトの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ヨーグルトの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ヨーグルトの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ヨーグルトの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ヨーグルトの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社almaは、運営する「みんなのヨーグルトアカデミー」が5月15日の「ヨーグルトの日」に合わせて「みんなでつくるヨーグルト白書2024」を作成したことを、プレスリリースで発表。日本人のヨーグルトの食べ方に関する調査結果や、2024年度のトレンド予測、ヨーグルト料理を楽しめる都内の多国籍レストラン情報などが紹介されています。
プレスリリースでは、食べる理由や味付けなど、日常のヨーグルトの習慣に関する調査結果をビジュアル化し、普段ヨーグルトを食べない人の関心も引きつけている点が特徴的です。「もっとヨーグルトを食べてほしい」という記念日に込められた想いに応えた、記念日連動型の広報PR施策の好事例といえるでしょう。
参考:5月15日はヨーグルトの日* 「みんなでつくるヨーグルト白書2024」を発表
武内製薬株式会社は、健康食品ブランド「THE PROTEIN(ザプロ)」シリーズより、5月15日の「ヨーグルトの日」に新フレーバーとしてヨーグルト風味を発売したと、プレスリリースで発表。プレーンのヨーグルト風味に加え、レモンヨーグルト風味やパインヨーグルト風味などのバリエーションが展開されています。
プレスリリースでは、記念日の由来にふれつつ、新フレーバーに込められた想いや今後の展開にも言及。商品の魅力を伝えるだけでなく、ECサイトへのスムーズな導線を用意するなど、販促面の工夫もGOODです。記念日と新商品の発売という、効果的な広報PR施策として参考になるプレスリリースの構成です。
参考:5月15日は”ヨーグルトの日” 多彩なフレーバーで飲みやすく、「美味しさ」にこだわった THE PROTEIN(通称:ザプロ)から登場しているヨーグルト風味を公開!!大人気のレモンヨーグルト風味??
株式会社 RAPTUREは、東京・原宿にグリークヨーグルトを提供する「PURPLE COFFEE グリークヨーグルト専門店」を新たにオープンしたことを、プレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、グリークヨーグルトの濃厚な食感や風味を、画像付きで視覚的に伝えており、商品の魅力を紹介しています。また、話題性を意識したタイトル設計により、注目度を高めている点もポイント。「ヨーグルトの日」との直接的な関連はないものの、関心層の拡大につながる効果的なアプローチが参考になる事例です。
参考:大バズり中!新鮮なフルーツとモッタリ食感「グリークヨーグルト専門店」PURPLE COFFEE が原宿にNEW OPEN!!
「ヨーグルトの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「ヨーグルトの日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、ヨーグルトに関する調査リリース、関連した新商品の発表をしたりするのも一案です。また、自社でヨーグルトに関連する独自の取り組みをしている場合は、そちらも発信するとよいでしょう。
今一度「ヨーグルトの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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