PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
title

オンラインイベント開催のプレスリリースの書き方|配信する2つのメリット&配信事例3選【PR TIMESテンプレート】

オンラインイベントの開催に関する発表は、プレスリリースを配信するよい機会です。プレスリリースを通じて、自社がオンラインイベントを開催することを幅広い層に周知できたり、イベントの特性によっては自社の技術力や知見の深さを伝えることができます。

本記事では、オンラインイベントの開催に関するプレスリリース作成時に、必ず盛り込みたい内容や注意点などを、PR TIMES社員の監修のもと細かく解説。参考になるプレスリリース事例を含めてご紹介します。

ダウンロードファイルは、「解説付きWordのテンプレート」と「PR Editorのテンプレート」の2種類。活用方法については、「Wordファイルインポート機能とは?使い方とメリット・注意点」をご覧ください。

オンラインイベント開催のプレスリリースを配信する2つのメリット

オンラインイベント開催のプレスリリースを配信すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは2つのメリットを紹介します。

メリット1.潜在的なステークホルダーとつながる可能性がある

オンラインイベントの開催に関するプレスリリースを配信することで、オンサイト開催では足を運ぶことが難しい層に参加を呼びかけられます。場所的に遠方であるほかにも、育児や介護、療養中で外出が困難な人でも参加できるなどの可能性が生まれます。潜在的なステークホルダーとの出会いの機会になるかもしれません。

メリット2.自社の技術力や技術動向への知見の深さを伝えられる

これまでのオンラインイベントというと、登壇者が講演や講義をする動画を配信するといったスタイルが主流でしたが、最近ではVR技術を活用した仮想空間上で行うオンラインイベントも増えています

自社が保有する製品や技術を使って環境構築をした場合は、その旨もプレスリリースで伝えると、技術力を持った企業であることを訴求できるでしょう。また、自社で環境構築していなくても、最新の技術を活用して生活者とコミュニケーションをする、積極的な企業である印象を与えることができます

オンラインイベント開催のプレスリリースに必ず盛り込みたい内容2つのポイント

オンラインイベント開催のプレスリリースではどのような内容を訴求するべきなのでしょうか。ここでは、必ず入れたい2つのポイントについて見ていきましょう。

ポイント1.何ができる・学べるイベントなのかを明記する

イベントのテーマとともに、参加者が何を体験できるのか、何を学べるのかを伝えましょう。タイトルやリードでわかりやすく訴求し、プレスリリースの後半には「オンラインイベント開催概要」の項目を設けて簡潔にまとめます

ポイント2.使用している自社のサービスや環境などを訴求する

自社が展開している製品やサービス・技術等を活用する場合は、その詳細も伝えましょう。プレスリリースの後半に設けた概要欄で、製品やサービスの名称、どういったことを実現できるのかなどを簡潔に記載します。特定の技術に秀でているなどの場合は、その技術の紹介とそれを扱える人材を擁していることについて訴求してもよいでしょう。

オンラインイベント開催のプレスリリース作成にあたり注意すること

オンラインイベント開催のプレスリリース作成の際には、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。ここでは特に注意したい2点を紹介します。

1.参加条件や事前準備が必要な事項などを明記する

オンラインイベントでは、参加者の通信環境やパソコンなどのデバイスのスペックが一定以上であることが参加の前提条件になることもあります。参加希望者が事前に確認できるよう、明確に記載しておきましょう。参加者に一定の知識やスキルが必要な場合も明記します。

また、カメラでの顔出しで参加する、アバターを作成して参加するなどの、参加形式についても事前に伝えておきます。

2.制約・禁止事項があれば明記する

オンラインイベントは、同じ会場で参加者の挙動を確認できる環境ではありません。そのため、禁止事項や制限事項については、よりきちんと事前に伝える必要があります。配信画像の録画や二次利用の禁止、イベントについてのSNS投稿可否や記載してよい範囲やハッシュタグの投稿の条件など、わかりやすく箇条書きでまとめて記載します。

担当者推薦!プレスリリース配信事例3選

PR TIMESにて実際に配信されたプレスリリースの中から、参考にしたい配信事例をご紹介します。いずれもわかりやすく伝えるよう工夫された配信事例ばかりですので、ぜひ作成の際の参考にご覧ください。

事例1.株式会社AVILEN

  • 日程とテーマが一目でわかるタイトル~アイキャッチ画像
  • 何を学べるのか・誰向けなのかが明確に記載されている

参考:【6/23開催オンラインセミナー】DX時代のキーパーソン「AI人材」の育て方

事例2.株式会社ORGO

  • 開催内容や登壇者を写真で紹介するなどわかりやすく記載
  • カメラでの顔出しが必要なことや事前に接続指導の連絡があることなどを明記

参考:プロスポーツ選手と遊べる無料オンラインイベント「オンラインエンジョイフェスタ」6月18日(土)に開催!

事例3.株式会社エンゲージ

  • タイトル~アイキャッチ画像で概要がわかる
  • 本文・概要ともに端的で読みやすく記載されている
  • 参加に必要な事前準備(Zoomの準備)と当日の懸念ポイント(参加者の映像は内申されない旨)について明記

参考:【アパレル向け無料オンラインセミナー開催】7月7日(木)「BEAMS流 お客様と徹底的に向き合える組織づくり」~業界の最先端を走るBEAMSの新たなる挑戦について語る~

プレスリリース作成の基礎知識

プレスリリース作成にあたり大切なことは、行動した人の想いを込めることです。しかし、見せ方にも工夫は必要です。

どのようなプレスリリースにもあてはまる、プレスリリース作成の基礎知識をご紹介します。

プレスリリース作成の基礎

POINT解説付き!テンプレートダウンロードはこちら

オンラインイベント開催の見本

テンプレートを使ったインポート機能の詳細は、以下の記事をご覧ください。

届けたい相手に、想いを届ける。そのための必須スキルのひとつとしてプレスリリース作成のスキルが挙げられます。

数え切れないほどのプレスリリースが日々配信され、インターネット上には多くの新しい情報が増えています。受け取る側にとっても正しい情報、自身が本当に知りたい情報と出会い、見極めることが必要になっているといえるでしょう。

届けたい相手である、メディアや生活者一人ひとりに自社の想いを届けることは、決して容易ではありません。情報を詳細かつ届けたい相手にとってわかりやすく、そして魅力が伝わるプレスリリースにすることが求められます。

ひとつでも多くの企業の想いをのせたプレスリリースが配信され、届けたい相手に想いを届けるためにお役立てしていただけると嬉しいです。

【関連リンク】

イベント開催(オンライン)のプレスリリースに関するQ&A

PR TIMESのご利用を希望される方は、以下より企業登録申請をお願いいたします。登録申請方法料金プランをあわせてご確認ください。

PR TIMESの企業登録申請をするPR TIMESをご利用希望の方はこちら企業登録申請をする

この記事の監修者

吉田 優

吉田 優

2020年新卒でPR TIMESに入社。営業本部で様々な企業の広報・PRをサポート。2021年4月から「アクティブサポート担当マネージャー」として初めてプレスリリースを執筆するお客様へのサポートを中心に、カスタマーサクセスを担当しています。スポーツチーム・団体の広報・PR支援を行う「SPORTS TIMES」の責任者も担当。野球とビールとアイドルが好きです。

このライターの記事一覧へ