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プレスリリースのテンプレート20選|無料で使えるWordの雛形【例文付き】

プレスリリースを作成する際、構成をどうすれば良いか悩む方も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのがテンプレートです。テンプレートを参考にプレスリリースの品質をアップさせながら、基本の構成や作法も習得しましょう。この記事では、プレスリリースの基本的な書き方や内容別のテンプレートを紹介します。

【内容別】プレスリリースの書き方Wordの例文付きテンプレート・雛形20選

まずご紹介するのは、プレスリリースの内容別にまとめた合計20種類のテンプレートです。「新サービスの発表」から「イベント告知」「業務提携」まで、「業界別」×「配信機会別」でサービス広報にもコーポレート広報にも活かせるテンプレートが揃っています。

日々、多数のプレスリリースを目にしているPR TIMES社員が監修。ダウンロードしてそのまま使えるWordデータと、解説PDFが付いています。作成したいプレスリリースの内容に合わせてダウンロードして、活用してみてくださいね。

テンプレート見本
テンプレートには、wordファイルと解説のPDFファイルが付属しています

1.新商品発売・新サービス提供のテンプレート

2.イベント・セミナー開催に関するテンプレート

3.サービスに関するテンプレート

4.企業に関するテンプレート

5.その他のテンプレート

PR TIMES社員監修「業界別」×「配信機会別」例文付きテンプレート解説記事

あらためてプレスリリース配信のメリットや読まれるプレスリリース作成のポイント、注意点や実際の事例を解説した記事もご用意。

プレスリリースの作成や配信にあたってまだ不安がある、という方はぜひこちらもご参照ください。

下記にご紹介するもの以外にも、上記の「業界別」×「配信機会別」例文付きテンプレートそれぞれに対応した記事があります。

オンラインイベント開催のプレスリリースの書き方|配信する2つのメリット&配信事例3選【PR TIMESテンプレート】

会社設立のプレスリリースの書き方|配信する3つのメリット&配信事例4選【PR TIMESテンプレート】

IT・通信業界のイベント出展のプレスリリースの書き方|配信する3つのメリット&配信事例4選【PR TIMESテンプレート】

業務提携のプレスリリースの書き方|配信する3つのメリット&配信事例4選【PR TIMESテンプレート】

IT・通信業界の自治体への導入事例のプレスリリースの書き方|配信する3つのメリット&配信事例3選【PR TIMESテンプレート】

そのほか、テンプレート解説記事の一覧は「おすすめテンプレート」からご覧いただけます。

【構成別】プレスリリースの基本の書き方・ポイント

ここでは、プレスリリースの基本の書き方とそのポイントについて解説します。プレスリリースの中で最初に目に入るタイトルはもちろん、リード文や本文など細部まで丁寧に仕上げることで品質をアップできます。より品質の高いプレスリリースになるよう、しっかりとポイントを押さえましょう。

タイトルの書き方

プレスリリースの印象は、タイトルとリード文でほぼ決まります。特に、タイトルはプレスリリースを作成するにあたって最も重要な要素と言っても過言ではありません

プレスリリースのタイトルには、次の5つのポイントがあります。

  1. 41~100字前後、1行あたり25~30文字未満に収める
  2. フォントはMeiryo UI(メイリオよりも行間、ひらがなとカタカナの文字幅が狭くコンパクトかつ印刷しても潰れづらい)
  3. 文字サイズは20(18~22を推奨、伝えたい内容やサブタイトルはその限りではない) 、複数パターンの利用は避け、最大2種類のサイズを推奨
  4. 可能な限り定量的データで示す
  5. 企業としての統一を図る(ロゴの設定、カラーの統一など)

毎日、数百を超えるプレスリリースに目を通す記者の立場になれば、「どんなリリースか」を即座に判断できるタイトルの方が良いのは当然ですよね。タイトルの付け方ひとつで目を通してもらえるか、取材したいと検討してもらえるか決まることもあります。そのため、プレスリリースで伝えたいことの結論やポイントが分かるタイトルを付けるよう、簡潔でインパクトのあるものに。限られた文字数に必ずしも企業名は必要ではありません。

タイトルの重要さやポイントは、「プレスリリースで目に留まるタイトルをつける7つのコツと注意点」でもご紹介しているので、チェックしてみてくださいね。

リード文の書き方

リード文は、プレスリリース冒頭に掲載する全体の要約です。1〜3文ほどでプレスリリースで伝えたいことを簡潔にまとめましょうただし、1文が長くなりすぎないようにするのもポイント全体で250~300文字がおすすめです

プレスリリース全体をまとめるのが難しいとき、情報に漏れやダブリがないかチェックしたいときは、「5W2H」を意識しながら書いてみると良いでしょう。「5W2H」の要素をプレスリリースの中から漏れなくピックアップできると、全体を網羅するスッキリとしたリード文になります。

【5W2H】
Who:誰が
What:何を
Where:どこで
When:いつ
Why:どうして
How:どのように
How much:どのくらい

本文の書き方

本文では、事実を簡潔かつ正確に書くことを意識しましょう。ただし、事実や客観性にとらわれるあまり、無機質な内容になってしまっては本末転倒です。読み手の興味を引いたり共感を生んだりするためには、想いを込めることやストーリー性を持たせることもとても大切。前項の「5W2H」に沿って伝えるべき内容を整理した上で、もっとも伝えたいこと、そしてそれを伝えるために最適な表現を試行錯誤してみてください

例えば、新商品や新体制を公表する場合は、「なぜそこに至ったのか」という背景を伝えるのも有効です。背景にあるストーリーを見せることで、社会的な意義や自社の覚悟を発信できます。感情や想いはこの背景の部分に集約すると、リリースとしても読みやすく、魅力的なものとなるでしょう。

問い合わせ先・企業情報の書き方

プレスリリースは、日々取材のネタを探しているメディア関係者の貴重な情報源。スムーズに問い合わせや取材打診をしてもらうためには、連絡先や担当者の情報がきちんと記載されている必要があります。そのために、次の3点は必ず記載しましょう。

【問い合わせ先の必須情報】

会社名・部署名
担当者名
メールアドレス、固定電話番号、携帯番号

※「いつでも連絡の取れる連絡先」を記載すること

特に、テレビやラジオなどのマスメディアは即時ニュースに取り上げられるよう、迅速な返信を求めているケースがほとんどです。せっかくメディア関係者が問い合わせをしたのに繋がらないようでは「お問い合わせ先」を掲載している意味がなく、機会損失にも繋がります。また、連絡が繋がってからもたらい回しになってしまわないよう、確実にプレスリリース対応担当者に繋がる電話番号を記載しましょう。

あと一歩!なプレスリリースの例

ここからは、実際にプレスリリースの例を用いて解説していきます。

「シリコン製で繰り返し使える付箋」を新発売する文房具メーカー、「株式会社TIMES PR」のプレスリリースを使います。

必要な情報が簡潔にまとめられていて、一見すると問題はないように思えますが、惜しい点がいくつかあります。

改善したプレスリリースと並べてひとつずつ変化したポイントを見ていきましょう。

改善前プレスリリース例
改善前
改善後プレスリリース例
改善後

タイトルの書き方

改善前は、「(会社名)、~~~(説明)の『(商品名)』新発売」というシンプルなタイトルになっています。

重要な部分は確かに伝わるのですが、これだけでは毎日何百通とプレスリリースが送られてくるメディアの方の目には留まらない可能性も高いです。

まず、「株式会社TIMES PR」とそのまま名前を出すだけでは、会社名を知らない人にはスルーされてしまうでしょう。「シリコン製の付箋」という説明も簡潔にまとめすぎると、シリコン製の付箋の何が魅力なのか伝わりにくくなってしまっています。

サブタイトルで発売日や発売場所など重要な「5W1H」を補足すると、さらに商品の魅力をすばやく理解してもらえます。

改善後

  • 「サステナブルな文房具メーカー」と、会社の簡単かつキャッチーな説明を入れる
  • 「繰り返し使えるシリコン製の付箋」と商品についても補足
  • サブタイトルで発売日を伝える

リード文の書き方

リード文にも入れたい「5W1H」が抜けてしまっているのが惜しいポイントです。

また、改善前プレスリリースの中で赤字にしていますが、リード文の部分で、「日本初となる画期的なこの商品を、驚きのお手頃価格でご提供いたします!!」

という1文が入っています。この文章は特に改善が必要なポイント。

まず、「日本初」という表現は明確な根拠がない限りプレスリリースに使用することができません。

詳しくは「プレスリリースで「日本初」はOK?最大級の表現をするときに確認する3つのこと | PR TIMES MAGAZINE」の記事で解説していますので、ぜひ参照してみてください。

また、「画期的」「驚きのお手頃価格」という表現も、主観的であり自社から発信する言葉としては望ましくないといえます。

「!」の多用も公文書であるプレスリリースにはあまりふさわしくないでしょう。

自社の信頼を失うことにもつながりかねませんので、こうした表現には注意したいところです。

改善後

  • 注意が必要な表現を削除する
  • 発売日(When)と発売場所(Where)を追記する

本文の書き方

改善前のプレスリリースでは、本文で商品説明・会社説明を簡潔にまとめています。サイズや色展開、価格など詳細もきちんと記載されており、特に不足はないように思えます。

しかし、せっかく想いを込めて企画・開発した商品が世に出るのですから、その経緯や自社の想いを含めて伝えてもよいでしょう。プレスリリースでは発表の詳細だけでなく、発表に至るまでの背景や想いを世の中に発信することも重要です。そういった背景や想いから話題化や取材などにつながることもしばしばあります。

また、そのように企業や開発担当者の想いを記載する場合、情報量が多くなってしまいがちです。読みにくくならないよう、適宜見出しなどを用いてまとまりをつくり、構成がわかりやすいようにしましょう。

改善後

  • 商品詳細にそれぞれ説明文を追加
  • 開発の背景、担当者コメントを追加
  • 会社概要にも企業理念や想いについて説明文を追加
  • 商品の概要、詳細、開発背景それぞれに見出しを挿入

問い合わせ先の書き方

改善前のプレスリリースでは、報道関係者からのお問い合わせ先として「担当者名」「メールアドレス」しか記載していません。

これでは、当日中に取材をしたいと考えているメディア関係者が「今からメールを送っても、〆切の時間までに回答が返ってくるかわからない。もっと確実に担当者へつながる企業に取材の依頼しよう」と取材の検討をやめてしまう可能性もあります。

このような機会損失を防ぐためにも、報道関係者からの問い合わせ先には社用携帯など連絡がつきやすい連絡先を記載するようにしましょう。

なお、プレスリリース配信サービスを利用する場合、個人の連絡先を公開することが不安な方もいるでしょう。PR TIMESでは個人の連絡先など、一般には公開したくない情報を「メディアユーザー」(PR TIMESの審査を経て登録している記者・ライター)限定で公開する機能があります。詳しくは「【PR TIMESノウハウ】機会損失かも!リリース配信時には問い合わせ先を明記しよう」の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

改善後

  • 連絡先に携帯番号を追記

+α:画像について

さらに、メイン画像の選定にも気を遣えるとGoodです。

改善前は白背景で商品のみを撮影した画像が設定されています。カタログなどに掲載できるもっともシンプルな画像です。

この画像では商品の見た目についてはわかりやすいのですが、商品の使用シーンや雰囲気、ブランド自体の世界観などを伝えることはできません。

企業の方針にもよりますが、製品の持つ魅力をより具体的に伝え、好印象を抱いてもらうために、製品の世界観に合った画像を用意しメインに設定するとよいでしょう。

雰囲気のあるおしゃれな画像やインパクトのある画像を掲載すると、Webメディアやテレビ局など、ビジュアルを重視するメディアにも取り上げられやすくなります。

改善後

  • メイン画像をより雰囲気のわかる画像に変更

テンプレートの活用で、高品質なプレスリリースを作ろう

知識や経験がない状態で、いきなり完璧なプレスリリースを作成するのはとても難しいことです。そんなとき、心強い味方になってくれるのがテンプレート

ここまでご紹介してきたテンプレートや基本の書き方を活用して、まずはプレスリリースの作成に必要なスキルを身につけ、「自社らしいプレスリリース」を作れるようになっていきましょう。

プレスリリースの基本的な書き方の例・テンプレートに関するQ&A

タイトルの書き方のポイントとは?
①41~100字前後、1行あたり25~30文字未満に収める
②フォントはMeiryo UI(メイリオよりも行間や文字幅が狭くコンパクトかつ印刷しても潰れづらい)
③文字サイズは20(18~22を推奨、伝えたい内容やサブタイトルはその限りではない) 、複数パターンの利用は避け、最大2種類のサイズを推奨
④可能な限り定量的データで示す
⑤企業としての統一を図る(ロゴの設定、カラーの統一など)
リード文の書き方のポイントとは?
リード文は、1〜3文ほどでプレスリリースで伝えたいことを簡潔にまとめましょう。
ただし、1文が長くなりすぎないようにするのもポイント。全体で250~300文字がおすすめです。
プレスリリース全体をまとめるのが難しいとき、情報に漏れやダブりがないかチェックしたい時は、「5W2H」を意識しながら書いてみると良いでしょう。
本文の書き方のポイントとは?
事実を簡潔かつ正確に書くことを意識しましょう。
読み手の興味を引いたり共感を生んだりするためには、想いを込めることやストーリー性を持たせることもとても大切です。
事実や客観性にとらわれるあまり無機質な内容になってしまわないようにしましょう。
問い合わせ先・企業情報の書き方のポイントとは?
スムーズに問い合わせや取材打診をしてもらうためには、連絡先や担当者の情報がきちんと記載されている必要があります。次の3点は必ず記載しましょう。
①会社名・部署名
②担当者名
③メールアドレス、固定電話番号、携帯番号 ※「いつでも連絡の取れる連絡先」を記載すること。

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この記事のライター

三寳 里菜

ライター・編集者。2013年、大学在学中に旅行系ITベンチャーに入社し、現在まで約6年にわたりコンテンツ責任者・広報・PR・組織開発を担当。それぞれのフィールドでの経験を活かして、「読みやすく、分かりやすく、伝わりやすいコンテンツ」づくりに取り組んでいます。ハウツーからイベントレポート・インタビューまで、様々なコンテンツ制作が得意です。

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