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プレスリリースで目に留まるタイトルをつける7つのコツと注意点

多くの企業・団体が日々プレスリリースを配信し、SNS上でプレスリリースの情報をシェアすることも一般的になりつつある昨今。生活者やメディア関係者はもちろん、より多くの人にプレスリリースを届けるために特に意識したいのがタイトルです。「プレスリリースはタイトルに魂を込める」と明言する先輩広報担当者もいるほど。

今回は、なぜプレスリリースではタイトルが重要なのか、そして適切なタイトルを作成するポイントをお伝えします。

プレスリリースのタイトルが重要な理由

みなさんは新聞やニュースサイト、SNSで自分にとって必要なニュースかどうか、本文まで読むべき記事かどうかをどのように判断していますか?

自分が情報収集するときのことを思い浮かべてみると、プレスリリースを読んでもらうために重要な要素が理解しやすいのではないでしょうか。ここでは、プレスリリースでタイトルが重要な理由を2点ご紹介します。

理由1.本文まで読むかどうかを判断される最初の壁

今やプレスリリースはさまざまな経路で読み手のもとへ届けられます。生活者であればSNSのタイムラインやプレスリリース配信サービスのサイト上で話題のものや気になるものを検索したり、メディア関係者であればメールやFAXなどで直接企業・団体から送付されたりと、情報が届くルートは多様になりました。

ネット上で目をひくプレスリリースにするにはアイキャッチ画像を工夫することも有効です。しかし、すべての経路に共通し、読み手本人にとって有用な情報があり本文まで読むべきプレスリリースかを判断するのは、タイトルに書かれた情報やキーワードです。

特にメールの場合は、読み手には最初は件名しか表示されません。大量のメールに埋もれてしまわないよう、「何か違う」と読み手に思わせるタイトルをつけることや、読み手に必要な情報だと認識できるタイトルをつけることが重要です。

理由2.タイトルのみで最低限の必要な情報を得ている

毎日何百通ものプレスリリースが届くメディア関係者をはじめ、読み手は気になったプレスリリース一つひとつのすべての文章を読むことはありません。

タイトルで「だれが」「何を」「どうしたか」が端的に伝えることが出来れば、本文を読む時間がなくとも自社の活動や取り組みの大筋は把握してもらえます。もちろん本文を読んでもらうに越したことはありませんが、情報は届くべき人に確実に届くことが何よりも大切です。後から本文を読んでもらえる可能性もあるので、必要な情報は必ずタイトルに盛り込むようにしましょう。

プレスリリースのタイトル作成のコツは?目に留まるタイトルをつける7つのポイントを紹介

では、どうすれば読み手に届くプレスリリースのタイトルになるのでしょうか。押さえておきたい7つのポイントをご紹介します。

目に留まるタイトルをつける7つのコツ_相談

ポイント1.文字数は30文字以内が目安

プレスリリースのタイトルの文字数は30文字以内を目安にしましょう。

プレスリリースのタイトルがメールの件名として表示されることや、SNSのOGP(Open Graph protocol)として表示されることを思い浮かべてみてください。長すぎるタイトルは途中で表示が切れてしまい、必要な情報を届けられません。タイトルの文字数は、必要十分な情報を盛り込めていれば短ければ短いほど良いです。

また、Google検索結果に表示される、タイトルの文字数はPCでは28〜35文字程度、スマホでは36~41文字程度となっています。表示されるタイトル部分で内容が伝わることが、CTR(クリック率)にも影響することから、できるだけ30文字程度で伝えたいことを言い切ることがおすすめです。

「プレスリリースのタイトルは30文字以内に抑えるのがポイント」 

こちらの文章は「」内で29文字あります。思ったよりも多い・少ないなど、あなたはどのように感じましたか?情報を詰め込みすぎず、最も訴求したい事をちゃんと盛り込み、かつ過不足なくまとめる必要があることを踏まえると、30文字程度が最適な文字数といえます。

30字程度で上手くまとめられているタイトル事例

参考までに、30字程でまとめているタイトル事例を2つご紹介します。リリースする内容を踏まえて30字程度に上手にまとめる工夫を見てみましょう。

事例1.【タイアップ】『あんさんぶるスターズ!!』 &マイナビニュース♪

上記のプレスリリースは、アプリゲーム「あんさんぶるスターズ!!」で人気のキャラクター「ALKALOID」のCD発売を記念して、人材派遣・人材紹介の株式会社マイナビが運営するマイナビニュースと特設サイトを開設したタイアップニュースです。

タイトルの冒頭にニュース(情報)の種類となる【タイアップ】を示し、後に続く情報は2者のタイアップ名称だけに抑えて30字程度で簡潔にまとめています。

また、膨大なプレスリリースの中から、欲しい情報をスピーディにピックアップしなければならないメディアにとってニュース(情報)の種類やカテゴリーを瞬時に読み取れるタイトルは重宝されます

事例2.冬素材を春にも活用!コムサコミューンのフェイクスエードパーカ発売

コムサコミューンから発売するフェイクスエードパーカに使っている起毛素材(フェイクスヌード)は本来冬の素材として知られています。軽くて柔らかく、シワになりにくく、ハリがあることからパーカーなのにきちんと感があるため在宅勤務が増えているこのご時世、春の室内着に活用し商品化したという主旨のプレスリリースです。

本タイトルは、意外性のある商品特徴のキャッチコピーを盛りこみ30字程度で上手くまとめられている事例であるといえます。

前述にタイトルは「何を」「いつ」「どうしたか」の要素を押さえておくと良いと伝えましたが、本事例では、「コムサコミューンのフェイクスエードパーカ(何を)」と「発売(どうしたか)」のを押さえつつ、(いつ)の部分をカットしキャッチコピーを盛りこむことで商品イメージを具体的に伝えることを実現しています。

20字程度で上手くまとめられているタイトル事例

では、30字よりも短い20字ほどのタイトルはどうでしょう。20字以内で上手に伝えている事例のポイントをご紹介します。

事例1.『クリニクル マスクのシャンプー』新発売

上記の事例は、コロナ禍で生活必需品になったマスク専用洗浄剤の発売に関するプレスリリースです。「何を」「どうしたか」の2つの要素に抑えて19文字でコンパクトに提示しています。

「クリニクル マスクのシャンプー」は、商品名からどんな商材なのかを大まかに想像することができます。そのため、商品を説明する余計な形容詞を省くことが可能。タイトルをすっきり簡潔にまとめることで、訴求したい商品名を際立たせていることが分かります。

事例2.『SNS』のこれまで、これから

上記はプレスリリースは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に関する調査リリースです。本事例は、SNSの誕生や歴史などの「過去」を振り返り、社会的な影響を紐解きつつ「未来」の展望を紹介する主旨だという事を「『SNS』のこれまで、これから」の15字に要約させています。

また調査リリースでは、「●●●●に関する●●の実態」や「●●●に関する調査」などといったタイトルを起用しますが、この事例のように一見調査リリースと感じさせないタイトルの言い回しにすることで読み手の好奇心を刺激している工夫も見えてきます。

短すぎるタイトルは好ましくないと考えてしまい、敢えて文字数を加え30字に近づける必要はありません。最も訴求したい要素、ポイントだけをしっかり押さえることが重要です。

必要に応じて100字のタイトルもアリ

最後に、100字程度のタイトルを使うケースについて触れてみたいと思います。

前述の通りプレスリリースのタイトルは30文字程度を推奨しておりますが、PR TIMESのプレスリリースの入稿画面上のタイトル数は最大100字を設定しているため、100字まで入れることができます。

例えば、リリースする商品や作品が複数あるケース、そもそも商品名の文字数が多いケースもあるかと思います。このようにメインで強調したい要素の文字数が多くなってしまう場合はタイトルに入れても構いません。

ただし、PR TIMESの入稿画面では、タイトル、サブタイトルともに最大文字数を超えて入力した場合は、次に進むことができません。タイトルが100字を超えてしまう場合は、サブタイトルを活用するなど工夫をしてみましょう。

PR TIMESでは、サブタイトルは必須項目ではありませんが、場合によってサブタイトルを活用してみることをご提案しています。

以下の記事では、「タイトル」「サブタイトル」の役割の違いや効果的な使い方をしている事例をご紹介しています。参考までにぜひご参照ください。

ポイント2.5W2Hから伝える内容を絞り込む

情報量の多いタイトルをつけてしまうと、抽象的な言葉が増え内容が伝わらないことや、読み手の理解に時間がかかります。限られた文字数で的確にニュースを届けるためにも、タイトルでは伝えたい内容を5W2Hから絞り込みましょう。

まずは伝えたい内容の5W2Hを整理します。

例)食材ECサービスの新機能のプレスリリース

  • who:食材ECサービス「◯×」
  • what:「即配送機能」を提供開始
  • when:2020年11月〜
  • where:東京都
  • why:飲食店の忘年会シーズンの突然の予約、食料廃棄の問題
  • how:独自の物流網で購入後3時間以内で商品を届けることが可能に
  • how much:1注文あたり◯%の手数料

今回のプレスリリースの肝になる部分と、補足情報の部分見えてくるはずです。その中で最も伝えたいこと、ニュースバリューの高いものを見極め、30文字以内でタイトルを作成してみましょう

例) 3時間以内にお届け。食材ECの◯×、都内で「即配送」を提供開始
  〜忘年会シーズンを前に2020年11月から提供開始〜

例では、ニュースを的確に伝えるために「who」「what」「where」は必須と判断。ニュースバリューを加えるために「how」も一部盛り込みました。期間については、重要ですがタイトルに収まらないため、サブタイトルで補いました。

ポイント3.第三者目線でニュースバリューを確認

プレスリリースを配信するのであれば、メディアに取り上げてもらいたいものですが、自社の伝えたい内容を一方的に伝えては、注目されないことも。メディア掲載は、その内容が報道に値する価値があるか、つまり「ニュースバリュー」があるか否かでで決まります。平たく言うと、その内容について世の中の人が関心を持つポイントがあるかないか、です。

ニュースバリューは、以下のような要素で評価されます。タイトルを作成する際は、第三者視点で「このタイトルをひと目見て、ニュースバリューを感じるか」を確認してみましょう。すべての要素を満たす必要性はありませんが、最低2,3つ以上あるように心がけましょう。

  • 時事性:  
    世の中のトレンド、時流、世相、季節と関連しているか(ex. いい夫婦の日、ハロウィンシーズン)
  • 新規性:  
    まだ一般的に知られていない新しい情報か(ex.新機能リリース、イベント開催)
  • 独自性:  
    他にない独自の取り組みか(ex.◯◯初、日本最大級、国内唯一)
  • 社会性:  
    社会問題や注目テーマと関連があるか、社会や公共に役立つか(ex.インバウンド、AI、不妊治療)
  • 意外性:  
    逆説、矛盾、ギャップなどあっと驚く要素はあるか(ex.渡さない名刺交換、洗わないシャンプー)
  • 影響性:  
    多くの人が名前を知っていたり、関心を持つテーマがあるか(ex.大企業や注目企業のニュース、エンタメ)
  • 人間性:  
    感情を動かすような人間味やストーリーがあるか(ex. 起業ストーリー等のインタビュー記事)
  • 地域性:  
    地域の人が愛着を感じ、盛り上がるような要素があるか(ex. 隅田川で◯◯を開催)

ポイント4.読み手が興味を抱くキーワードを前方に

プレスリリースはFAXやSNSなど様々な形で届けられますが、最も多い手段の1つがメールやプレスリリース配信サイトです。

タイトルが長く重要な部分が見切れてしまったり、文頭で読み手の興味喚起をできないと、そのプレスリリースを目に留めてもらうことができません。より多くの方にプレスリリースを届けるためにも、ニュースバリューを示すキーワードを前方に配置しましょう

NG例) 食材ECの◯×が購入から都内で新サービスを提供開始。3時間以内に配達する「即配送」機能

OK例) 3時間以内にお届け。食材ECの◯×、都内で「即配送」を提供開始

ポイント5.言い換え・体言止め・句読点で文章を簡潔に

タイトル案ができたら、より端的に伝えられないかを検討してみましょう。同じ内容を別の形や単語で「言い換え」や、「体言止め」や「句読点」で文章にメリハリを付けることで、文章を簡潔にすることができます。

NG例)食材ECの◯×が購入から3時間以内に配達する「即配送」を都内で提供開始
内容は理解はできるものの、読みにくく、冗長的な印象を受けます。

OK例)3時間以内にお届け。食材ECの◯×、都内で「即配送」を提供開始
「購入から3時間以内に配達する」は「3時間以内にお届け」という文章に言い換えても意味は伝わります。「食材ECの◯×が」という文章も、「食材ECの◯×、」と句読点に変えるだけで、文章が読みやすくなります。

ポイント6.数字や固有名詞で具体的に

プレスリリースのタイトルで概要が伝わらなければ、読み手に目に留めてもらえません。タイトルでは読み手がプレスリリースの概要を把握できるように具体的に伝えましょう。具体的に伝えるには、数字や固有名詞を使います。

NG例)瞬時にお届け!食材ECの◯×、「即配送」を提供開始
「瞬時」という言葉が抽象的です。また「どんな地域にも瞬時で届けるの?本当かな?」と、取組内容に疑問を抱かれてしまいます。

OK例)3時間以内にお届け。食材ECの◯×、都内で「即配送」を提供開始
「瞬時」を具体的に「3時間」とし、「都内」という言葉を使うことで、より解像度高く内容を伝えることができました。タイトルを作成後、形容詞や抽象的な表現はしていないか、数字や固有名詞で置き換えられないかを確認しましょう。

ポイント7.読み手に疑問を抱かせない言葉選び

タイトルでは、読み手に疑問を抱かない言葉を使いましょう。

NG例)爆速でお届け。◯×、都内で「即配送」を提供開始
このプレスリリースのタイトルは、一見シンプルに見えますが、読み手に「爆速ってどのくらい?」「◯×ってどんなサービス・会社?」と考えさせてしまいます。

OK例)3時間以内にお届け。食材ECの◯×、都内で「即配送」を提供開始
爆速を数字で示し、サービスを紹介する「食材EC」を加えることで、読み手が疑問を抱くポイントをなくします。

タイトルを短くしようとするあまり、抽象的な言葉や、単体では意味が伝わりにくい固有名詞を使うとかえって意味が伝わりにくくなります。タイトルは考えれば考えるほど見慣れてしまうものなので、原案ができたら第三者のフレッシュな目で「伝わっているか」をチェックしてもらいましょう。疑問を抱いていたり、意図した内容が伝わっていなければ、2〜6のポイントを参考にブラッシュアップをしましょう。

プレスリリースのタイトル作成で気をつけたい3つの注意点

プレスリリースのタイトル作成において、ポイントと合わせて確認しておきたい注意点は下記の通りです。

  1. 形容詞は避ける
  2. 「!」や「!?」を使わない
  3. 誇張しない言葉選びをする

それぞれ詳しくお伝えします。

プレスリリースのタイトル作成画像

注意点1.形容詞は避ける

「簡単に」「すぐに」「多くの」などの抽象的な形容詞を使わないよう心がけましょう。物事の性質や状態を表す形容詞は、どうしても「読み手の解釈」に左右されてしまいます。ある物事が書き手にとっては「大きい」ものであっても、読み手にとっては「小さい」ものであれば、プレスリリースで伝えようとした事実と理解との間に乖離が生まれてしまう恐れがあります。

タイトルに限らず、事実を適切に伝えられない可能性のある形容詞は、極力使用を避けましょう。同じ内容を伝えるときも「ワンクリックで」「30分後に」「10,000人の」など、具体的に数字を交えて伝えるほうが正確な発信になります。

NG例)
爆速で食材をお届け!飲食店向け食材ECサイト◯×、「即配送プラン」を提供開始

OK例)
購入後3時間以内にお届け!飲食店向け食材ECサイト◯×、「即配送プラン」を提供開始

注意点2.「!」や「!?」を使わない

「!(エクスクラメーションマーク)」や「?(クエスチョンマーク)」は、主に感情を表すために使われる記号です。使用が禁じられているわけではありませんが、多用してしまうと本当に強調したい部分がかすんでしまいます。プレスリリースのタイトルや本文に使用してしまうと感情を持ち込んでいる、強調しすぎているとネガティブに捉えられてしまいかねません。

事実を的確に伝えることが最大の目的であることを改めて意識し、タイトルでの「!」や「?」の利用は必要最低限に留めましょう。

NG例)
「日本一高い!?500mのビル!2050年から東京・丸の内にオープン!!!」
500mの商業ビルは日本一高いことが事実であるのにも関わらず、「!」「?」の多用で信ぴょう性が低く見えてしまいます。

OK例)
「日本一高い500mのビル、2050年に東京・丸の内にオープン」

注意点3.誇張しない言葉選びをする

新規性をアピールしたいと思うあまり「日本最大」「世界一」「史上初めて」など、誇張になりかねない言葉を確証なく使用するのは避けましょう。こうした言葉を用いる場合は、本文内で根拠を示す必要があります。メディアがニュースとして取り上げる場合にも、常に根拠となる情報の有無はチェックされています。

注意点1でもお伝えしたように、「数字」など具体性を意識し、事実に基づいた発信を常に意識しましょう。広報部内に情報がない場合は、社内の他部署や官公庁等信ぴょう性の高い機関のデータを探したり、コストはかかりますが調査会社を活用し根拠をつくりに行くことも一つの手です。もし根拠となる情報が見つからない場合は、「使用しない」が一番です。

NG例)「日本一美味しいおにぎりのお店「おにぎり◯△」が東京駅にオープン」
美味しいと感じる基準は個人によって異なるため、例え何かしらの根拠ががあっても誇張と捉えられる場合があります。

OK例)「日本一高い500mのビル、2050年に東京・丸の内にオープン」
現時点で日本一高いビルは、390メートルの「TOKYO TORCH(2027年度開業予定)」のため、「日本一高い500mのビル」は事実であり、誇張表現にはなりません。

プレスリリースのサブタイトルは何を書く?3つの活用方法

プレスリリースには、タイトルに加えてサブタイトルを添えられます。タイトルだけで伝えたいことが的確に伝えられている場合は、無理に付ける必要はありません。

サブタイトルは読み手がプレスリリースの概要を把握できるように、基本情報の補強として活用します。本記事ではサブタイトルの3つの活用方法をお伝えします。

活用方法1.背景やねらいを記載し、「なぜ」に答える

何か新たな取組を開始した場合をはじめ、多くのプレスリリースのタイトルでは「誰が」「何を」「どうしたか」で構成され、「なぜ」を説明する文字数的余裕がありません。

一方で、タイトルを目にした読み手は「なぜこの取組が開始されたのか」も気になるもの。そこでサブタイトルに背景や狙いを記載し、読み手の「なぜ」に答えます

例)フードデリバリー「◯×eat」、対応エリアを首都圏から全国画拡大
  〜コロナ禍によるおうちご飯の増加に応えて〜

活用方法2.特徴や事例を記載し、基本情報を補強する

タイトルには収まらなかった基本情報は、サブタイトルを使って補足できます。サービスの特徴や導入事例などをサブタイトルで記載することで、読み手が内容をより具体的に理解できます。

例)フードデリバリー「◯×eat」、参画店舗が1,000を突破
  〜新規参画店舗には「◯◯コーヒー」や「××ダイニング」も〜

活用方法3.同時に取り上げて欲しい情報を追記する

例えば、フードデリバリーサービスが、対応エリアを首都圏から全国へ拡大し、その記念に全国的に次回使える1000円クーポンを配布する販促キャンペーンを行うとします。対応エリア拡大より、キャンペーン情報をについて生活者に知ってもらえたほうが、売上に直結するかもしれません。しかし販促情報を全面に押し出すと、ニュースバリューがないと判断されてしまうことが多いです。

そこで活用したいのがサブタイトル。メインのタイトルはニュースバリューのある取り組みについて留め、サブタイトルで補足的に販促情報を伝えることができます。

例)フードデリバリー「◯×eat」、対応エリアを首都圏から全国画拡大
  〜拡大を記念して次回使える1000円クーポンを期間限定で配布〜

プレスリリースを作成するときにはタイトルの付け方を工夫しよう

発表するからには多くの人に届けたいプレスリリース。そのためにはタイトルの試行錯誤が大切です。

【プレスリリース7つのポイント】

  • 文字数は30文字以内
  • 5W2Hから伝える内容を絞り込む
  • 第三者目線でニュースバリューを確認
  • 読み手が興味を抱くキーワードを前方に
  • 言い換え・体言止め・句読点で文章を簡潔に
  • 数字や固有名詞で具体的に
  • 読み手に疑問を抱かせない言葉選び

プレスリリースのタイトルを作成する際には、タイトルを見ただけでどのような内容や結論なのかが伝えられるよう工夫して言葉を選びましょう。事実を曲げずに魅力を伝える要素を押さえ、メディア関係者や生活者にきちんと読んでもらえるプレスリリースを作成してください。

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この記事のライター

山口 ルイ

広報PRをフル活用する、新規事業のマーケター。SaaS事業を経て、現在はヘルステックを担当しています。素敵なサービス・プロダクトを多くの人に知ってもらう「きっかけづくり」ができる広報PRの仕事が好き。戦略策定から企画運営を経験し、小さな事業のための広報PR活用術を蓄積中。脱陸サーファーを目指して、湘南で暮らしています。梅干しが好きです。

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