メディア掲載後にお礼メールを送ることは、広報PR活動において非常に重要です。ただ感謝の意を伝えるだけでなく、次のアクションにつなげる絶好の機会であることも意識しましょう。
本記事では、メディア掲載後のお礼メールの書き方やそのポイントを詳しく解説します。さらに、お礼メールをきっかけとしたメディアとの良好な関係構築の方法や、次の掲載や取材につなげる戦略的なアプローチについても紹介します。企業やブランドの認知向上と継続的なメディア掲載が実現できるよう、参考にしてみてください。
取材やメディア掲載後にお礼メールを送ることの重要性と効果
メディア掲載後にお礼メールを送ることは、メディア関係者と良好な関係を築き、次の掲載機会へとつなげるための重要なステップです。
特に、取材やインタビューからメディア掲載までに期間があいている場合、自社の情報がアップデートされていることも多いものです。次回のイベントや新製品情報などの新規情報がある場合はお礼メールに含めることで、メディアにとって興味深い話題を提供できるため、次の掲載につながる機会にもなり得るでしょう。
特に、メディアが過去に取り上げた内容や現在関心を寄せていそうな分野などを参考に、担当者が興味を持ちそうな情報を提供することで、より効果的な広報PR活動を行うこともできます。
「またこの会社を取材したい」と感じてもらえるような、真摯で人間味のあるコミュニケーションは、記者の記憶に残りやすく、将来的な露出にも影響します。広報としての基本を一つひとつ丁寧に行うことが、継続的な成果に直結するのです。
取材やメディア掲載後のお礼メールを送るタイミング
お礼メールは、送るタイミングによって相手に与える印象が大きく変わります。掲載された記事に対する感謝をいち早く伝えることは、誠実さや広報意識の高さを示す有効な手段です。特に掲載後すぐに反応することで、記者や編集者の記憶にも残りやすく、次回の取材や掲載候補として考慮される可能性が高まります。また、送信時間や内容に応じて、メールが読まれる確率や返信率にも差が出るため、細やかな配慮が求められます。次に、お礼メールを送る際の最適なタイミングと注意点について解説します。
掲載前・掲載後でメール内容を使い分けよう
お礼メールには「取材後」と「掲載後」で適切なタイミングと内容の使い分けが重要です。取材後は、時間を割いてくれたことへの感謝を簡潔に伝えることが中心。一方、掲載後は記事内容への具体的な感想や反響、今後の展開に触れると、記者の関心も引きやすくなります。
2段階の丁寧なやり取りが信頼構築につながります。
送信時間は営業時間内を意識するのがマナー
お礼メールは、記者が業務にあたっている平日の営業時間内(10〜18時前後)に送るのがベストです。深夜や休日のメールは埋もれやすく、かえって迷惑になることも。メールの開封率や返信率を高めるためにも、相手の働く時間帯を意識した送信タイミングが望まれます。
NGタイミングに注意!遅れた送信は逆効果に
掲載から数日〜1週間以上空けてのお礼メールは、「今さら感」や「形式的な印象」を与えてしまいがちです。記者の記憶が薄れてしまい、好印象を残すどころか信頼を損ねるリスクもあります。タイミングの遅れは誠意の欠如と受け取られることもあるため、速やかな対応を心がけましょう。

メディア掲載後のお礼メールの書き方と例文
メディア掲載後のお礼メールには、簡潔な件名、感謝の表現、掲載内容への具体的な言及、次のステップの提案などを含めることが大切です。ここでは、「シンプルなメール」と「長文のメール」に分けてそれぞれ例文を紹介します。メディア関係者との関係性や温度感などを考慮し、適宜使い分けるとよいでしょう。
お礼メールに含める基本的な要素
効果的なお礼メールを作成する際には、以下の基本的な要素を含めることを心がけましょう。
- 簡潔な件名
- 掲載への感謝の表現
- 掲載内容について具体的な言及
- 次のステップの提案
簡潔な件名を設定し、ひと目で要件が伝わるようにすることが大切です。メールの冒頭では、メディア掲載に対する感謝の意を表現しましょう。
さらに、掲載された記事やコンテンツの内容についても言及し、特に感謝している点を具体的に示すことで、記者や編集者に対する評価が伝わりやすくなります。例えば、「特に、製品の特徴を丁寧に取り上げていただいたことに深く感謝しております」など、感謝の内容が具体的に伝わることがポイントです。
最後に、今後のイベント情報や新製品情報を共有し、次の取材や掲載機会への提案を含めることで、次のステップにつながる可能性を高めやすくなります。ただし、提案を加える際には、押し売りとならないように配慮することが大切です。お礼メールはあくまでも関係性構築のきっかけづくりのため、「機会があれば」というスタンスが伝わるよう意識しましょう。
シンプルなお礼メール例文
短いお礼メールにする場合、必要な要点をシンプルにまとめて伝えることが重要です。まず、件名にお礼であることと記事の内容を簡潔に記載し、メディア関係者に感謝の気持ちを明確に伝えましょう。
特に、掲載記事のどの部分に感謝しているかを具体的に示すことで、相手に感謝の真意が伝わりやすくなります。最後に、新たな情報提供への意欲を簡潔に示し、今後の関係維持を丁寧にお願いする形で締めくくるとよいでしょう。以下は、シンプルなお礼メールの例文となりますので、参考にしてみてください。
<例文>
件名:◯◯に関する記事掲載のお礼/企業名・名前
[担当者名]様
お世話になっております。
このたびは弊社の◯◯についての記事をご掲載いただき、誠にありがとうございました。特に、◯◯の部分を取り上げていただいたことに関しては、これから事業を成長させていくうえで注力している点でしたので大変感謝しております。(or ことに関しては、事業として大切にしてきた点でしたので創業からの思い入れが強く、大変うれしく思います)
今後も新しい情報がございましたら、ぜひ共有させていただければと思います。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
[企業名]
[あなたの名前]
[あなたの連絡先]
長文のお礼メール例文
長文でお礼メールを送る場合は、具体的な感謝の理由や次のアクションへの提案を含め、より詳細なフィードバックを伝えることがポイントです。
メール冒頭では、掲載に対する感謝を丁寧に伝えたうえで、記事の具体的な内容に言及し、その評価ポイントを示しましょう。また、今後のイベント情報やコラボレーションの提案など、次のステップにつなげるための情報提供を加えることで、メディアとの継続的な関係構築を図ります。
以下は例文となりますので、参考にしてみてください。
<例文>
件名:◯◯に関する記事掲載のお礼と今後のご提案/企業名・名前
[担当者名]様
お世話になっております。
先日は弊社の◯◯について、貴社の記事に取り上げていただき、心より感謝申し上げます。特に、深く掘り下げていただいた〇〇に関しては創業からの思い入れも強く、事業として大切にしてきた点でしたので、大変うれしく思います。おかげさまで、読者からも非常に好意的な反響をいただいております。
また、貴社が関心を寄せておられる△△の分野において、弊社では新たなプロジェクトやリサーチが進行中です。近日中に詳細をご共有できるかと思いますので、ぜひその際もご注目いただければ幸いです。
今後も、業界の動向や新たな取り組みについて貴社と情報共有ができればと考えておりますので、情報が必要な時期やご希望の内容などリクエストがありましたらぜひお申し付けくださいませ。
次回の取材やコラボレーションの機会がありましたら、お声がけいただけますとありがたく存じます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
[企業名]
[あなたの名前]
[あなたの連絡先]
メディア掲載後のお礼メールを書くときの5つのポイント
感謝の気持ちと次回の掲載につなげやすいお礼メールには、5つのポイントがあります。お礼メールは、メールをきっかけとしてメディアと継続的な関係を築くことが重要です。特に送るタイミングや盛り込む内容によって、受ける側の印象や興味が大きく変わりますので、ポイントを意識した内容や送信のタイミングを心がけましょう。

ポイント1.掲載直後に送る
メディア掲載後のお礼メールは、できるだけ早く送ることが重要です。感謝の気持ちをタイムリーに伝えることで、メディア側に迅速かつ誠実な対応を印象づけることができるため、好感を持たれやすくなります。
特に、掲載直後に送ることで、相手がまだ記事内容を把握している状態で感謝を伝えられるため、感情が新鮮なうちにポジティブな印象を残すことができるでしょう。
この迅速な対応は、今後の関係性構築にも役立ち、再度の取材や掲載の機会につながる可能性が高まります。スピード感を持ってお礼を伝えることが、良好な関係を築くための第一歩といえます。
ポイント2.簡潔でわかりやすい内容にする
お礼メールの内容は、簡潔でわかりやすいことが求められます。特に件名は、受取人がひと目で要件と送信者を把握できるよう、シンプルかつ具体的なものにしましょう。「メディア掲載のお礼/企業名・名前」など、内容がすぐに理解できる表現が適しています。
また、本文も要点を押さえ、簡潔にまとめることが重要です。長文になりすぎると、忙しい記者や編集者にとって負担となりやすいため、相手の時間に配慮して書くこともポイントといえます。わかりやすく、相手にすぐに伝わるメールを心がけることが大切です。
ポイント3.具体的な感謝の要素を加える
お礼メールには、感謝の気持ちをより具体的に伝える要素を加えることが大切です。
単に「掲載していただきありがとうございます」という一般的な表現ではなく、どの部分に特に感謝しているのかを具体的に述べることでメールに個別性が生まれ、相手の記憶に残りやすくなります。
例えば、「貴社が取り上げてくださった新製品の特長を的確に伝えていただき、大変感謝しております」など、掲載内容に触れた感謝の表現を加えることで、相手に対して誠実さと評価が伝わりやすくなるでしょう。
ポイント4.次のステップの提案を盛り込む
お礼メールの中に、次のステップにつながる提案を含めることで、さらなる取材や掲載の機会を引き寄せることができます。
今後のイベント情報や新製品の発表など、メディアが関心を持ちそうな情報を共有することで、記者や編集者が次の取材や掲載機会の可能性を意識しやすくなるでしょう。
すぐに次の掲載が実現しなくても、相手の記憶に残ることで、将来的に掲載枠の空きや特集テーマに合った際に声をかけてもらえる可能性が高まります。積極的な提案をすることで、メディアとの関係構築の機会をつくりやすくなるでしょう。
ポイント5.パーソナライズ情報を盛り込む
お礼メールには、受取人に合わせたパーソナライズ情報を盛り込むことが効果的です。相手の名前をメールの冒頭に入れるだけでも、個別対応の印象を与えることができるでしょう。
また、過去の取材や共通のエピソードに触れることで、さらに親しみやすさを強調できます。例えば、「以前のイベントでもお世話になりましたが、今回も素晴らしい記事をありがとうございます」といった形で、具体的なエピソードを織り交ぜると感謝の気持ちがより伝わりやすくなるでしょう。
これにより、信頼関係が強化され、今後のビジネスやメディアとの協力体制が発展していく可能性が高まります。
メディア掲載後のお礼メールを活用した広報戦略
ここからは、お礼メールを広報戦略に活用する際のポイントと具体的なアプローチ方法を解説します。お礼メールは単なる感謝のツールにとどまらず、次回の掲載機会を得る手段として活用することが大切です。次回掲載に向けたアプローチ戦略をはじめ、企業やブランドのイメージ強化やメディアとの継続的な関係構築など3つのポイントに分けて解説しますので、参考にしてみてください。
次回の掲載につなげるアプローチ戦略
お礼メールは、次回の取材や掲載機会につなげる重要なアプローチツールのひとつです。メール内で新たな情報や話題を提供することで、メディア関係者の関心を引き次回の取材を誘発できます。
例えば今後のイベントや新製品のリリースなど、メディアにとって価値のある情報を伝えることで、自然な形で次の掲載につなげるきっかけになるでしょう。
また、メディアの読者や視聴者に合った内容を提供することで、メディア側のニーズに応じた情報共有ができるため再掲載の機会を狙うこともできます。お礼メールを単なる感謝のツールにとどめず、次のステップへつなげる戦略的な手段として活用することが大切です。
企業・ブランドイメージの強化
お礼メールは、企業やブランドイメージを強化するための絶好の機会です。例えば、「弊社が掲げるサステナビリティの取り組みを記事で紹介いただき、大変うれしく思います」といった形でミッションや価値観をさりげなく盛り込むと、ブランドの一貫性や信頼性を伝えることができます。
また、掲載された内容に対して具体的なフィードバックを提供することで、企業の専門性や理解を示すことも可能です。さらに、今後のイベント情報や新製品の発表について触れておくことで、メディア関係者に対し企業やブランドが積極的に活動している印象を与え、信頼感を高めることができるでしょう。
このように、感謝と同時にブランド価値を高めるメッセージを含めることがメール作成時の重要なポイントのひとつといえます。
メディアとの継続的な関係構築
お礼メールは、メディアとの継続的な関係を築くための出発点でもあります。メールをきっかけに定期的なコミュニケーションを図ることで、取材や掲載機会以外での関係を深める手段として活用できるでしょう。
例えば、年末年始の挨拶メールや記念日の際に送るメッセージは、長期的な信頼関係を築くためのよい機会です。また、コミュニケーションの頻度や好ましい連絡手段を確認しておくことで、双方にとってストレスのないスムーズなやり取りが可能になります。
このような配慮により、メディアとの関係を継続させ、次回の取材や掲載の機会につなげることが大切です。
NG例:逆効果なお礼メールの失敗パターン
お礼メールにも「逆効果」となる失敗パターンがあります。たとえば、宛名を間違えていたり、テンプレート感が強すぎる文章は、相手に「雑な対応」と受け取られる可能性があります。
また、「もっとこう書いてほしかった」といった要望を匂わせる内容は、感謝の気持ちが伝わらないどころか、相手を不快にさせかねません。お礼メールは伝え方次第で評価が大きく変わるため、誤解を招く表現は避けましょう。
メディア掲載後のお礼メールに関するFAQ
メディア掲載後のお礼メールについては、基本的な書き方や例文だけでは判断しづらい「例外的なケース」で悩む広報担当者も少なくありません。取材から掲載まで時間が空いた場合や、想定と異なる形で露出した場合など、実務では判断に迷う場面が多く発生します。
最後に、そうした現場で起こりやすい疑問を取り上げ、関係性を損なわず、次につながる対応をするための考え方を整理します。形式的な正解を示すのではなく、「なぜそう判断するのか」という広報視点の軸を持ちながらご確認ください。

Q1. 取材後(掲載前)のお礼メールと、掲載後のお礼メールは両方送るべき?
結論から言えば、状況が許すのであれば両方送るのが望ましい対応です。取材後のお礼メールは、時間を割いて取材してもらったことへの純粋な感謝を伝える役割を担い、掲載後のお礼メールは、実際に記事として世に出たことへの感謝と反響共有、次の接点づくりを目的とします。この二つは役割が異なるため、同一視せず使い分けることが重要です。
ただし、取材から掲載までの期間が極端に短い場合や、取材後すぐに掲載が確定している場合は、掲載後のお礼メールに感謝を集約しても失礼には当たりません。大切なのは回数よりも、相手の負担にならないタイミングと内容を意識することです。
Q2. 掲載まで時間が空いた場合、何を書けば失礼にならない?
掲載までに時間が空いた場合でも、基本は「掲載への感謝」を軸に据えれば問題ありません。そのうえで、「取材からお時間が空きましたが、このたびご掲載いただきありがとうございます」と一言添えることで、時間経過への配慮を示せます。
近況を伝える場合は、事業の大きな変更や新情報がある場合に限り、簡潔に触れる程度が適切です。情報を詰め込みすぎると、掲載のお礼より営業色が強くなり、かえって印象を損ねる可能性があります。あくまで主役は掲載への感謝であり、近況共有は補足にとどめることが、失礼に見せないためのポイントです。
Q3. 掲載されなかった場合でも、取材してもらったらお礼メールは送るべき?
掲載に至らなかった場合でも、取材や情報提供の機会があったのであれば、お礼メールを送ること自体は有効です。ただし、その内容は慎重に設計する必要があります。
「今回は掲載に至らず残念です」といった表現は避け、あくまで「ご検討いただいたこと」「時間を割いてもらったこと」への感謝に留めるのが基本です。
掲載されなかった理由を問いただしたり、次回掲載を強く匂わせたりすると、相手にプレッシャーを与えてしまいます。将来的な関係性を見据え、フラットで誠実なコミュニケーションを心がけることが、次の機会につながります。
Q3. SNS投稿のみ・短い言及でも、お礼メールは必要?
SNS投稿や短い言及であっても、公式メディアや影響力のあるアカウントによる露出であれば、お礼メールを送る価値は十分にあります。ただし、メールのトーンは簡潔で構いません。「SNSでご紹介いただきありがとうございました」と一文で伝えるだけでも、相手に好印象を残せます。
SNS露出の場合、相手も速報性や軽さを重視しているケースが多いため、長文のお礼や次の提案を無理に盛り込む必要はありません。媒体特性に合わせて、感謝の伝え方を調整する姿勢が重要です。
Q4. ネガティブ寄りの記事だった場合、お礼メールはどうする?
ネガティブな要素を含む記事であっても、事実に基づいた内容であれば、原則として感謝の意を伝える姿勢が望まれます。ただし、「素晴らしい記事をありがとうございました」といった過度にポジティブな表現は避け、「丁寧に取材・掲載いただきありがとうございました」と事実に対する感謝に留めるのが適切です。
反論や補足を伝えたい場合でも、お礼メールの中で詳細に触れるのではなく、「必要に応じてご説明できれば幸いです」といった控えめな一文にとどめることで、関係悪化を防ぐことができます。
Q5. お礼メールに返信が来ない場合、追いメールはしてよい?
基本的に、お礼メールに返信が来ないこと自体は珍しくなく、追いメールは必須ではありません。多忙な記者や編集者にとって、お礼への返信は優先度が低い場合がほとんどです。返信がないことを理由に再度メールを送ると、かえって負担に感じられる可能性があります。
どうしても追加で伝えたい情報がある場合は、一定期間を空けたうえで、新しい情報提供として連絡する形が望ましいでしょう。「先日のお礼の件で」といった追い方ではなく、文脈を切り替えることがポイントです。
Q6. 次の提案(新ネタの提供)を入れるとき、押し売りに見せないコツは?
次の提案を盛り込む際は、「情報共有」というスタンスを明確にすることが重要です。「もしご関心があれば」「今後の企画の参考になれば」といったクッション言葉を用い、判断の主導権が相手にあることを示しましょう。
また、提案は一つに絞り、詳細は別途説明できる余地を残すことで、営業色を抑えられます。お礼メールはあくまで関係性を深めるための場であり、成果を急がない姿勢こそが、結果的に次の掲載や取材につながる近道になります。
メディア掲載後のお礼メールは長期的な関係構築のきっかけと捉えよう
メディア掲載後のお礼メールは、感謝を伝えるだけでなく次回掲載や定期掲載につなげるための重要な広報PR活動のひとつです。タイムリーな送信、簡潔で明確な内容、具体的な感謝の表現を心がけることで、メディア関係者との信頼関係を築くきっかけになるでしょう。
さらに、今後のイベントや新製品情報の共有も加えることで、次回の掲載機会を引き寄せる可能性も高くなります。お礼メールは、メディア関係者との良好なコミュニケーションを生み出すだけでなく、長期的な関係構築の手段として捉えることが大切です。
決して提案を加える際には、押し売りとならないように配慮し、PR視点を意識しましょう。
<編集:PR TIMES MAGAZINE編集部>
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