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エアメールの日(2月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日エアメールの日(2月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月18日は「エアメールの日」。今回は「エアメールの日」の意味や由来を解説します。

また、「エアメールの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、運輸業界の方や小売業界の方、手紙に関連する製品やサービスを提供している企業、国際交流などをサポートしている団体などはぜひ参考にしてみてください。

「エアメールの日」の意味・由来とは?

2月18日は「エアメールの日」です。1911年(明治44年)のこの日、世界で初めて郵便物が飛行機で運ばれたことに由来しています。

世界初のエアメールは、インドのアラハバードで開催されていた万国博覧会のイベントの一環として実施されました。飛行機にのせられた手紙やはがきは13分間飛行し、ナイーニの郵便局に配達。その後は列車などを使って個々に配達されました。また、世界で初めて定期的な航空郵便サービスを実施したのはアメリカで、1918年(大正7年)5月15日にワシントンD.C.とニューヨーク市の間で実施されました。

「エアメールの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「エアメールの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「エアメールの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「エアメールの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「エアメールの日」を元に発信をする流れ

「エアメールの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「エアメールの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「エアメールの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「エアメールの日」を広報PRに活かした事例

「エアメールの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「エアメールの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「エアメールの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.エアメールに適したレターパッドを新発売

紙の専門商社である株式会社竹尾は、新商品「Dressco レターパッド」のプレスリリースを配信しました。同社が展開するブランド「Dressco」から、上質な用紙を使用した便箋用紙を2つのカラーラインナップと2つの用紙で展開。

こちらは「エアメールの日」の事例ではありませんが、プレスリリースで「エアメールにも適した軽さ」と強みを明記しているのがGOODです。万年筆を使ったイメージ写真を掲載し、裏抜けのしにくさや書き味などを訴求することで顕在層・潜在層を問わず興味・関心を引いています。

参考:【紙の専門商社 竹尾】「Dressco レターパッド」新発売

事例2.キャラクターデザインのエアメール風日付印を商品化

オリジナルグッズの企画やプロデュースを手掛ける株式会社レッツマーケティングは、日本郵便株式会社の「郵便局のネットショップ」にて取り扱う商品についてプレスリリースを配信。人気キャラクター、カナヘイの小動物「ピスケ&うさぎ」を日付印としてデザインし、受注販売をスタートしました。

エアメール風の格好をしたキャラクターデザインが特徴的で、プレスリリースでも押印のイメージ写真を掲載しています。記念日にちなんだ事例ではありませんが、販売開始日に合わせてプレスリリースを配信することで、認知拡大効果に寄与した有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:カナヘイの小動物「ピスケ&うさぎ」の日付印が日本郵便株式会社が運営する「郵便局のネットショップ」にて予約受付中!

事例3.手紙の大切さを伝える期間限定イベントを展開

魚に関するエンターテイメント事業を展開する株式会社UWS ENTERTAINMENTは、奈良県の複合商業施設「ミ・ナーラ」にある「NARA KINGYO MUSEUM(奈良金魚ミュージアム)」にて、「SUKINGYO 君に送る手紙」と題した企画展を開催することを発表しました。

手書きの手紙の大切さを伝えることを目的としており、イベントではオリジナルデザインのレターセットを使用。「エアメールの日」に関する事例ではありませんが、手紙というアナログなツールを活用し、自社施設ならではの独自性・新規性を積極的に伝えています。利用イメージがわかる写真を複数掲載しているため、イベントの認知拡大はもちろんビジュアル面での訴求方法も参考になるのではないでしょうか。

参考:デジタル時代における手紙の魅力を再発見。バレンタイン〜ホワイトデーシーズン限定、金魚ミュージアムから愛のメッセージを送る「SUKINGYO 君に送る手紙」企画展が開催!

「エアメールの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月18日の「エアメールの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「エアメールの日」には、エアメールや手紙、国際郵便などに注目が集まります。なかなか手紙を出す機会がなくなった今、改めて自筆のエアメールや手紙に関連するイベントを開催するのも一案です。また、エアメールデザインの商品やレターセットなどのステーショナリーを自社が扱っている場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「エアメールの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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