筋肉を考える日
5月26日は「東名高速道路全通記念日」。今回は「東名高速道路全通記念日」の意味や由来を解説します。
また、「東名高速道路全通記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に高速道路業界の方やサービスエリアを運営している企業、高速道路周辺に位置する企業などはぜひ参考にしてみてください。
「東名高速道路全通記念日」の意味・由来とは?
5月26日は「東名高速道路全通記念日」です。1969年(昭和44年)のこの日、東名高速道路の東京インターチェンジから小牧インターチェンジまでの約346.7kmが全線開通したことに由来しています。
東名高速道路は、1962(昭和37)年に着工。1968年(昭和43)年には、最初の3区間が開通しました。順次開通していった東名高速道路は、最後の区間である大井松田IC〜御殿場IC間の開通をもって全線開通となりました。
東名高速道路は、他の高速道路とも接続しており、東西を結ぶ大動脈に。2019年(令和元年)には開通50周年を迎え、さまざまなイベントやキャンペーンが行われました。
「東名高速道路全通記念日」をきっかけに広報PR活動する効果
「東名高速道路全通記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「東名高速道路全通記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「東名高速道路全通記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「東名高速道路全通記念日」を元に発信をする流れ
「東名高速道路全通記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「東名高速道路全通記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「東名高速道路全通記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「東名高速道路全通記念日」を広報PRに活かした事例
「東名高速道路全通記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「東名高速道路全通記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。交通機関に関する広報PRを紹介します。
事例1.自動運転システムの実証実験についてプレスリリースで発表
自動運転ソフトウェアの開発を手掛ける株式会社ティアフォーは、高速道路トラック向け自動運転システムの基本機能を開発し、実証実験を開始することをプレスリリースで発表しました。人手不足などの課題対策として期待されるツールで、冗長性・安全性の高さを強みとしています。
やや専門的な内容ですが、2つの動画を掲載し、実証実験に向けた取り組みをわかりやすく解説したのがGOODポイント。「東名高速道路全通記念日」とは異なる事例ではあるものの、関連事業を手掛ける企業の広報PR施策として参考になります。
参考:ティアフォー、高速道路トラック向け自動運転システムのリファレンスデザインを提供 2024年度より実証実験開始
事例2.コンビニジムの高速道路全国初出店でプレオープンイベントを開催
RIZAPグループ株式会社は、連結子会社のRIZAP株式会社が運営するコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」についてプレスリリースを配信。東名高速道路の日本平PA(上り)に、高速道路全国初出店となる店舗を展開することを発表しました。
オープン全日となる5月9日には、無料開放するプレオープンイベントの実施も決定しています。記念日に関する発信ではありませんが、プレオープンの2週間前にプレスリリースを配信することで、日本平PAの利用機会が多い人を中心に認知を広めた好事例です。
参考:高速道路へ「chocoZAP」初出店「chocoZAP日本平PA(上り)店」5月10日(金)オープン~5月9日(木)プレオープンイベント実施のお知らせ~
事例3.3社共同で太陽光発電設備を導入
株式会社NTTスマイルエナジーは、中日本高速道路株式会社と中日本エクシス株式会社との共同企画についてプレスリリースを配信しました。清水パーキングエリアに太陽光発電設備を導入し、2024年6月ごろから運用を開始。
「東名高速道路全通記念日」の事例ではありませんが、PPAモデルによる設備導入が全国初であることをふまえたうえで、導入に至った背景などを詳しく解説しています。サービス提供イメージをイラストで可視化したビジュアルもGOODです。
参考:E1A新東名 清水PAにオンサイトPPAによる太陽光発電設備を導入
「東名高速道路全通記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「東名高速道路全通記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。「東名高速道路全通記念日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、高速道路やドライブに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、高速道路やサービスエリアだけでなく、高速道路沿いの企業も記念日に合わせたイベントやキャンペーンを実施してもよいでしょう。
今一度「東名高速道路全通記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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