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アンガーマネジメントの日(6月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日アンガーマネジメントの日(6月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月6日は「アンガーマネジメントの日」。今回は「アンガーマネジメントの日」の意味や由来を解説します。

また、「アンガーマネジメントの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特にメンタルケア関連の事業・サービスを手掛ける企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「アンガーマネジメントの日」の意味・由来とは?

6月6日は「アンガーマネジメントの日」です。怒りの感情と向き合い、うまくコントロールする心理トレーニングの資格養成講座などを展開する、一般社団法人・アンガーマネジメント協会によって制定されました。

日付は、「ムカムカ」と怒りをイメージする表現から「ム(6)カ、ム(6)カ」の語呂合わせにつなげたのが由来。また、怒りの感情のピークが6秒である点にもちなんでいます。

アンガーマネジメントを学んで良好な人間関係を築き、怒りの連鎖を断ち切ってもらうことが記念日制定の目的です。

おもにビジネスシーンに役立つスキルとして知られていますが、日常的なコミュニケーションに活かしたり、子どもが持つ怒りの感情を抑えたりといったメリットもあります。

団体の設立をきっかけに制定された記念日ではあるものの、感情コントロールや心理トレーニングといったテーマを扱う広報PR活動にも有用です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「アンガーマネジメントの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「アンガーマネジメントの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アンガーマネジメントの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アンガーマネジメントの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「アンガーマネジメントの日」を元に発信をする流れ

「アンガーマネジメントの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「アンガーマネジメントの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「アンガーマネジメントの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「アンガーマネジメントの日」を広報PRに活かした事例

「アンガーマネジメントの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「アンガーマネジメントの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「アンガーマネジメントの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.「アンガーマネジメントの日」に開催する表彰式について配信

一般社団法人・日本アンガーマネジメント協会を運営する株式会社レビックグローバルは、第3回「アンガーマネジメント経営賞」の開催を決定しプレスリリースで発表しました。ハラスメントや差別の内職場づくりを目的とした表彰制度で、2025年6月6日の「アンガーマネジメントの日」に企業表彰式を実施。

プレスリリースでは表彰制度について詳しく解説し、取り組みの社会的意義を訴求したのがGOODです。表彰式の開催に先駆けてプレスリリースを配信することでメディアフックとなり、幅広い層に自社情報を届けた好事例といえるでしょう。

参考:第3回「アンガーマネジメント経営賞」表彰式、2025年6月6日(金)「アンガーマネジメントの日」に開催決定

事例2.ネガティブな感情を向き合う小学生向けワークブックを発売

株式会社日本能率協会マネジメントセンターは書籍『NOLTYキッズワークブック プンプン・ソワソワ・メソメソこころのはなし』のプレスリリースを配信しました。怒り・不安・悲しみといったネガティブな感情との付き合い方をまとめた、小学生向けのワークブックです。

こちらは「アンガーマネジメントの日」の事例ではありませんが、子どもが親しみやすいイラストや楽しみやすいゲームワークなど、収録内容がわかるページ画像を掲載したのがGOOD。監修者プロフィールとコメントを掲載することで、読み手の中心である保護者層の信頼感・安心感につなげています。

参考:小学生のためのこころの本『NOLTYキッズワークブック プンプン・ソワソワ・メソメソこころのはなし』5月15日発売

事例3.パワハラ上司にならないためのビジネス本を提案

ビジネス関連の書籍を提供するMKメディアパブリッシングは、発売書籍『不本意ながらパワハラ認定された上司がホワイト上司になる方法』のプレスリリースを配信しました。近年問題視されることも多い「パワーハラスメント」をテーマに、上司として働くビジネスパーソン向けに展開していく書籍です。

「アンガーマネジメントの日」とは少し異なるプレスリリースですが、パワハラ防止にアンガーマネジメントが有効であること、上手な叱り方といった概要を目次で紹介。掲載内容を具体的に示すことでイメージが湧き、書籍の対象者像も伝わりやすくなっています。

参考:「不本意ながらパワハラ認定された上司がホワイト上司になる方法」を発売

「アンガーマネジメントの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月6日の「アンガーマネジメントの日」は、心理トレーニングの中でもアンガーマネジメントに注目が集まりやすい日です。

トレーニング・カウンセリングに携わっている方や、アンガーマネジメントにまつわる書籍を扱う企業の方にとっては特に、「アンガーマネジメントの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「アンガーマネジメントの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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